初学者が2次試験を突破するまで~その4

こんばんは。愛妻家@タキプロです。

先週の土曜日は、タキプロ勉強会に参加してきました。過去最多の13名にご参加いただき、タキプロに対しての大きな期待を感じました。そして、ひたむきに頑張っている受験生のみなさんを見て、こちらも身が引き締まる思いでした。みなさん、まだ1ヶ月半も残っています。最後まで諦めず、走り抜けましょう。


さて、まずは共通テーマ。事例Ⅰ対策について、ですね。

私が考えていたのは、とにかくモチベーション対策を考える、ということです。

結局のところ、組織・人事に問題があるとしたら、だいたい最後はモチベーションを向上させるという結論になりますね、よほどわかりやすくおかしな組織でない限り・・・。

マーケティング的な答えとか、財務的な答えをしたくなるような問題が出ても、素直に答えたら負けです。<聞かれたことに答えよう>の記事で問題文要約を紹介しましたが、これは題意を正確に掴むためのプロセスです。事例Ⅰの問題では、例え問題文に明記されていなくても、そもそも「組織・人事に関する」問題であるのが大前提です。そこから外れてしまったら、問われていることに答えていないことになりますね。

事例Ⅰでは、何とかしてモチベーション向上につなげる解答を考えてください。


では、愛妻家的・初学者の2次対策その④、キーワードを拾ってSWOT分析をしよう、です。(バックナンバーはコチラ


キーワードの拾い方は、結構人それぞれですよね。アンダーラインの人、マーカーの人、さらに多彩な色分けをする人、キーワードに対応する問題番号を割り振っていく人・・・。

私の場合は、与件文を2回読んだのですが、1回目は鉛筆で重要そうなセンテンスにアンダーライン、2回目は3色のボールペンでキーワードを囲みました。①強み(赤)②弱み(青)③外部環境(緑)、です。


そして、この時点でSWOT分析です。SWOT分析は、プロセスに入れていない人も結構いるんですが、やってみると実は役に立ったりします。私も、試験前3週間くらいから取り入れるようにしました。


コンサルの実務上では、まずSWOT分析から入るのが王道です。なぜなら、その会社をどの方向に導いていくのかが、客観的にわかりやすくなるからです。


事例でも同じですね。事例企業をどのように導くか、それを考えるのにSWOT分析は非常に役立ちます。そして、活かせる強みとか危険な弱みとかをしっかり認識できるようになります。


やり始めの頃は、SWOT分析のやり方もよくわからないし、とっつきにくいところがあるかも知れません。でも、慣れればそう難しいものではないですし、完璧な表を完成させなくてもいいので、まずは気楽にトライしてみてはいかがでしょうか。


それから・・・、キーワードは1回しか使わないとは限りません。

バント・バント・バント の考え方でいけば、例えば2問のどちらに対応させたらいいかわからないキーワードは、2問ともに使って確実に点数を取ればいいんです。どちらか1問だけに使おうとしてもし外してしまったら、それこそホームラン狙いで三振するようなものですよ。

それでは、今日はこの辺で。

今日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。

(後日追記:初学者が2次試験を突破するまで~その5はコチラ


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