書き残しておりました。  byじょりさん

じょりさんのタキプロブログもあと2回。
書き残したことないかなー?
あっ!じょりさん、簿記講師なのに
会計のことまったく書いてない!
今日は安全性分析について書きます。

最初に『安全』とは何かについて
考えてみましょう。

◆安全な〇〇をイメージしてください
「安全な〇〇」の〇〇にはどんな言葉が
入りますか?浮かびましたか?
・安全な【場所】
・安全な【食べ物】
・安全な【運転】
いろいろありますね。

では次に「安全というのはどんな状態か」
わかりますか?

・安全な【場所】 ⇒ 危険でない場所
・安全な【食べ物】⇒ 危険でない食べ物
・安全な【運転】 ⇒ 危険でない運転

安全とは=「危険でない状態」
そらそうだ。と思いました?

つまり、安全性分析というのは
企業が危険でないかどうかを分析する事
なんです。

じゃあ、企業にとって「危険」とは?
ズバリ『倒産』です。
では、危険でない⇒倒産しない企業は
どんな状態でしょう

・ TVやネットで人気がある?
・商品がたくさん売れている?
・利益がいっぱい出ている?

それも確かにそうなんですが
企業にとって安全とは
『きちんとお金が払えること』です。

・ 借りたお金に利息をつけて返せる
 ・取引先に手形や掛のお金が払える
 ・税務署に税金が納められる
 ・従業員に給料が払える

お金があったら、会社はつぶれないのです。
逆に、お金が無くなると会社は倒産してしま
います。金の切れ目が縁の切れ目です。

お金に色はつかないといいます。あぶく銭も
汗水たらしたお金も同じもの。ということで
すが、財務分析では色を付けます。区別する
ということです。

◆安全性分析  自己資本比率
例えば、新築マンション3,000万円を購入
した2人がいます。
Aさんは、コツコツためてきた自分の貯金
で一括払い。借金ゼロ
Bさんは、反対に貯金ゼロ。あちこちの銀行
から借金をして購入しました。

この2人が、お金を貸してといってきたら
どっちに貸した方が、返ってくる可能性が
高いと思いますか?
Aさんですよね。
この場合AさんもBさんも3,000万円の新築
マンションに住んでいますので、ぱっと見は
同じに見えますが、お金の出どころを確認す
ると、安全かどうかがわかるのです。

自分のお金(=自己資本といいます)
がいくらあるのか
借りたお金(=他人資本といいます)
がいくらあるのか
これは貸借対照表に書いてあります。
自分のお金が『純資産』
借りたお金が『負債』です。
AさんとBさんの持つ
純資産と負債を比べて、純資産の割合の
多い方が安全という事になります。
これが自己資本比率です。

お読みいただきありがとうございました。
じょりさんでした。
明日の朝は、しんちゃんさん。夜はキタさんです。
お楽しみに!

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