1次試験前日の過ごし方 by szhiro

こんにちは。szhiroです。

いよいよ明日は1次本試験ですね。今日はお休みを取った方もいらっしゃいますでしょうか。今日もお仕事の方、お疲れ様です。早くお帰りになれることを心よりお祈りいたします。

試験前日の今日何をするか、予め決めている方も多いでしょうし、前日にあれこれお伝えしたところで、今から新しいことをしては自分のペースを乱しかねません。会場対策やTipsはここ数日タキメンがバシバシ上げてますので、今更私が申し上げることはありません。ですので本日はこれで終了。。

という訳にもいきませんし、私なりに直前のメッセージをお伝えいたしますね。コンテンツはこちら

(1) 今から作れるファイナルペーパー
(2) コントロールできることに注力しよう ~SWOT分析の視点~
(3) マスク(無地)を忘れずに

皆さんお忙しいので、それぞれ結論を先に書きます。気に入らなかったら読み飛ばしてください!くれぐれも、ご自身で決めたルーチンがあればそれに従って下さい

(1) 今から作れるファイナルペーパー

結論:
今更ファイナルペーパー(FP)を用意すべきか迷っている方に伝授する、「今から作れるファイナルペーパー」はこちら! 下記①②③です。

①:メインのテキストの、本試験の休み時間に読み返したいページにポストイットを貼る。
②:ポストイットに、読む順番の番号を振る。読み方等もコメントする。
  (じっくり読むとか、マーカー部分だけ読むとか)
③:黙読で20分で読めるか、繰り返し確認する。時間に合わせて読むページを調整する。

「日々、知識を詰め込むことや問題を解くことに精一杯で、ファイナルペーパー(FP)を準備できませんでした。」という人、いらっしゃるのではないでしょうか。今更どうしようか、迷うところですね。 まとめ資料というものは試行錯誤しながら作るものなので、今からいきなり作っても「時間をかけたけどパッとしない。。」となる恐れもあります。かといって何もないと、貴重な休み時間をただあたふたして無為に過ごしてしまうことになります。

そこで提案するのがこの方法。szhiroも、準備が間に合わなかった科目はこれでした。①は、メインテキスト以外(問題集や答練の解説、自分のノート等)に跨っていてもいいですが、当日の荷物が重くなるのは大変です。該当ページを切り取ったりコピーしたりしてメインテキストの適当なところに貼るなどの対応が宜しいかと思います。この辺は準備に割ける時間との兼ね合いもありますね。なお、既にポストイットだらけになっている場合、目立つように今までとは別の色のポストイットを使った方がいいです。

休み時間に読めないような分量の準備をしても無駄です。試験終了後は解答用紙の回収・確認が完了するまで待機が必要ですし、試験開始数分前にはテキスト類をバッグにしまうように指示されます。トイレや食事の時間も必要ですし、私のような腰痛持ちはストレッチも欠かせません。着席して落ち着いて活用できる時間は20分程度として、20分で機械的に行う作業を準備しておけば、落ち着いて振舞うことができます。

時間が余った場合を想定して、2回目に読むのは何番と何番に絞るか、テキストに書いておくのが良いでしょう。この一連の準備自体が最後の復習ということにもなるので、①②③は「復習のついでに当日の休み時間用の準備とリハーサルをしている」感じで、特に追加で何か新しいことをしている感覚なく取り組めるかと思います。

ちなみに私は多くのテキスト/問題集/答練を持ち込むことになり、荷物が重くて大変でした。メインテキストを切り取るのは気が引けますが、問題集や答練は消耗品と考えて切った貼ったすればよかったと後から思いました。

(2) コントロールできることに注力しよう ~SWOT分析の視点~

結論:
試験中のトラブルについては「自分でコントロールできること」については対処する。「自分でコントロール不可能なこと」は外部環境なので対抗することは早々に諦め、自分でコントロールできることに注力する。

SWOT分析の視点でいうと、試験問題は「外部環境」の「脅威(T)」ですね。自分で変えられるものではないので。この脅威(T)に対して皆さんは自らの強み(S)の強化や弱み(W)の補強で立ち向かう準備をしてきました。暑さ/寒さなどへの対策も、ここ数日のタキプロブログを読むことで万全でしょう。それでも、コントロール不可能なことは起こりえます。例えば隣の人の貧乏ゆすりや独り言、会場の外からお祭りの掛け声(←H30の2次試験で体験)。コントロールできませんよね。どうしましょう。。

例えば貧乏ゆすりでしたら、問題用紙の余白等に状況説明とお願い事項をメモした上で手を上げて試験官を呼び、メモを見せて対応をお願いするなどの方法も考えられます。ただしこれを実行するにあたっては、それにかかる時間や、状況が改善しなかった場合の精神的ダメージも考慮する必要があります。そこまで考えたうえで「我慢するほうが得策」という判断をしたならば、コントロール不可能な外部環境をどうにかしようと考えるのは無駄なのでやめましょう。ここまで積み重ねてきた努力は解答用紙をコントロールするためのはず。解答用紙をよりよくすることに注力するのが得策かと思います。その上で、休み時間に試験官に伝えて対処してもらえれば、次の科目からは状況が改善するかもしれません。
騒音も、おそらくどうにもならないので考えるだけ無駄でしょう。不満な気持ちは起きますが、ネガティブな気持ちを抱えても解答用紙によい影響はありません。その状況下でいかによい解答をするか、ポジティブな思考の維持に努めましょう。

自分でコントロールできる方法があったのに何もしなかったら、後悔することになるでしょう。また、自分でコントロールできないことなのにあれこれ考えて時間や精神力を無駄に消耗したら、それもやはり後悔することになるでしょう。目の前の問題のコントロール可能/不可能を見極めて対処しましょう。

(3) マスク(無地)を忘れずに

結論:マスク(無地)を忘れない。予備も数枚持っていきましょう。

明日の持ち物を鞄に入れ、朝やることのリストを書いて、今日は早めに就寝しましょう。私は妙に頭が冴えてしまってなかなか寝付けなかったのですが、キチンと布団に入って体を横にしていれば、体や脳は休まります。

あと、今年はマスク(無地)が必須なので、なくしたり汚したりした場合を想定して数枚の予備も鞄に入れていきましょう。協会のホームページには注意事項として、「マスクを着用していない場合は、受験することはできませんので、あらかじめご了承ください。」と案内されています。赤字・太字で明言されていますから、これはかなり強調されていると思ったほうがよいでしょう。紙の試験案内に太字で書いてあることとしては「試験終了の合図と同時に必ず筆記用具を置いて下さい。」がありますが、それと同レベルで『絶対に従わなければならないこと』と考えてください。

長い在宅勤務で、上はワイシャツ、下はパジャマで過ごした人も多いかもしれません。明日はちゃんとズボンをはいているか、出かける前に鏡で確認しましょうね。ただし、ズボンを忘れても多分受験はできますが、マスク(無地)を忘れたら受験できません。ズボンよりマスク(無地)が大事です!

タキメン一同皆さんを応援しています。(月曜の記事を参照) 頑張って下さい!!

 

では本日はここまで。

次回は「ゆっこ」さんの登場です。お楽しみに!

 

過去記事はこちら↓
「企業経営理論」は1次・2次の土台です!
しっぽを仕舞え!!
2次試験は満遍なく♪
事例Ⅰ,Ⅱ,Ⅲとは? 自分の言葉で一言で表してください

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【令和2年度中小企業診断士第1次試験の実施について、あらためて注意がありました。詳しくはこちらのページから】

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