「1次試験の戦略」を立てよう!【by Terukin】

皆さん、こんばんは。Terukin@タキプロ6期生です。

タキプロでは、2月に5期生からの引き継ぎが行われ、いよいよ3月から6期生の活動が本格化します。私は「メディア班」のブログ隔週担当として活動していきます。これから約1年間、どうぞよろしくお願いします。今回は、私にとって合格年となった2014年の3月。この時期に何を考えていたのかをお伝えしたいと思います。ストレートを狙う方も長期的に力をつけていこうとされる方も是非参考にしてください。

 

1次試験まで、あと5カ月ここでまず考えておかなければならないことは「何」でしょうか

 

それは、1次試験の「科目ごとの戦略」と2次試験の「準備」です! 

今回は、1次試験の「科目ごとの戦略」についてお話しましょう。

 

皆さんは、中小企業診断士の1次試験の重要なポイントが何かご存知でしょうか。次のグラフを見てください。これは、直近6年間の1次試験の科目ごとの合格率です。

それぞれ何の科目かお分かりになりますか?

20150305-1

これらは、「合格率が大きく変動する科目」です。また、難しかった年の次の年は得点しやすくなり、簡単な年の次は得点しにくくなる傾向があります。そして、難しい年は本当に難しい(得意でも危険?)という状態になります。

 ですので、2015年度は、「経済学・経済政策」「中小企業経営・政策」は注意です。逆に「経営情報システム」は、得点しやすくなる可能性が高いです。 

こちらは、どうでしょうか。

20150305-2 年度ごとの変動は、あまり大きくありません。ただし、合格率は、11~18%と爆発的な得点は期待できません。得点しにくい年も結構あります。ここでも、難しかった年の次の年は得点しやすくなる傾向がありますので、2015年度は、「経営法務」「財務・会計」は、得点しやすくなる可能性が高いです。

 まとめると、こんな感じでしょうか。是非、科目ごとの戦略の検討に参考にしてみてください。 

20150305-3

 ここで、「今年は、科目合格を狙う」とか「今年は、2次受験の権利はあるが、1次を受けておこう」という方は、重要なことがあります。 今年、得点しやすいと考えられる科目、具体的には「財務・会計」「経営法務」「経営情報システム」は、必ず合格しましょう。次の年に難しくなる可能性がありますし、逆に、今年難しい科目は、次の年に得点しやすくなる可能性がありますので、次の年には、「全科目合格しやすくなります」。1次試験の負担も軽減でき一石二鳥です。 ただし、「本当に得意な科目は免除しない」ように注意しましょう。これは、とても重要な戦略です。

 今の時期は、科目ごとの強弱をつけながらもゴールデンウィークまでに2回程度は過去問を回すように計画し、その後の直前期までの重点科目強化に繋げるための土台をつくっておきましょう。そのためには、ペースメイクも重要です。ペースメイクには、タキプロの勉強会も是非活用してくださいね。 

最後に、

努力した科目(だけが・・)は得点が伸びる」「直前に集中して勉強した科目は成果が出やすい

 です。 それではまた。

 

Terukinのプロフィール:

いわゆる「多年度受験」で2014年度「中小企業診断士」に合格。2次試験は5回目にようやく合格。1次試験の受験回数も数知れず。「合格するまで受験する」ことを信条に、モチベーションを維持し続けた。多年度受験で苦労している受験生にどのようにして合格に至ることができたのか。自身の経験から参考になることを伝えたいと考えている。

 

 

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