自分のKPIを見つけよう

「例」の映画が公開され興奮さめやらぬヲタク診断士@タキプロです。

皆さんは『知的資産経営』という言葉を耳にしたことはございますか?

最近、個人的に興味があり勉強しているのですが、『知的資産』とは「従来のバランスシート上に記載されている資産以外の無形の資産であり、企業における競争力の源泉である、人材、技術、技能、知的財産(特許・ブランド等)、組織力、経営理念、顧客とのネットワーク等、財務諸表には表われてこない目に見えにくい経営資源の総称」と定義されています。

要は目には見えないが「強み」の源になる資産のことで、この『知的資産』を見える化し、それを活用することで業績の向上に結びつける経営のことを『知的資産経営』といい、重要なPointの一つに、「評価指標KPIKey Performance Indicators)を設定する」があります。これは、知的資産がどのくらい有効に活用され、その結果業績向上に寄与するかを表す指標を設定しましょう、ということです。

このところ、こればかりを考えているので、自分の身の回りのことを直ぐ『知的資産経営』に置き換えてしまうのですが、これを中小企業診断士試験に置き換えて考えてみると、私も無意識のうちに自分なりの評価指標KPIを使っていました。

試験勉強の管理指標として、よく「勉強時間」を集計されていることがあると思います。

もちろん、この勉強時間が学習の習熟度を適切に表す方は、問題ありません。ただ、私の場合、勉強時間では習熟度を測れないタイプでした。

例えば、まとまって勉強する時間が取れた場合でも、エンジンがかかるまで時間がかかる(暖機運転の時間が長い…)とか、そもそも細切れ時間を多用したので時間の集計が難しい、とか。

そこで、私は時間管理は諦め、『誤答数』をKPIにしていました。

例えば、復習する際、『誤答数』が多い科目や論点から復習する、誤答した際の分からなさ(全く分からなかった、見た覚えはあるが正答できなかった、ケアレスミスだった、等)を重点管理し、未復習の『誤答数』を減らすことを重視しました。

勉強時間が限られていた私は、結局全ての論点を完璧につぶすことはできないまま本番に臨むことになってしまいましたが、『誤答数』の多い論点=苦手分野を優先して対処できたので、それでも何とか合格することができたのだと思います。

「勉強時間」を集計するほかに(又は「勉強時間」の集計と併せて)、習熟度を表すご自身特有の評価指標KPIを設けてみるのも如何でしょうか。

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