「伝える事、汲み取る事」

こんにちは。タキプロ6期のガースーです。今週はゲストブログ週間と言うことで、この場をお借りして、皆様の応援をさせていただくことになりました。

 

 タキプロに所属して一年が経ちました。この一年間、勉強会やセミナー等々、また診断士活動を通して感じたことを元に、少しお伝えできればと思います。

 

 タキプロ勉強会に参加する中で、伝える事と、他人の伝えたい事を汲み取ることの難しさを感じました。ここで、先にタキプロ勉強会の簡単な概要です。2015年度のタキプロ勉強会は、毎回お題となる事例の解答を参加者の皆様が持ち寄り、参加者同士でそれぞれの解答に対してディスカッションをしていく形式となっております。話し戻して、この中でタキプロメンバーはディスカッションのファシリテーターを務めるか、ディスカッション自体に少しばかり参加していました。ディスカッションでは皆様の解答に対して、様々なコメントが出るのですが、自分には無い、様々な観点からのコメントがあり、理解するのに回りよりも遅れたり苦労したりもしました。また自分がコメントする際には、ほんの少ししか話していないのに、大枠を理解されて、コメントが帰ってくる場合もあれば、頑張って説明しようとしても、中々伝えられなかったりもしました。

 

 診断士活動でも似たような感覚がありました。例えば、話しをする中で、1しか話してないのに、5理解する方がいたり、自分の様に、5説明されているのだろうけれど、1~2しか汲み取れていなかったり・・・。本当に人に伝える事の難しさと、汲み取る事の難しさを改めて実感していました。

 

 そして、これは診断士試験(二次筆記試験)でも似ているのかな、と思います。きっと与件文、問題文では、8~10を伝えようとしているのでしょう。しかし、80分と言う限られた時間では、全てを読みとるのは難しい。その限られた情報と理解の中で考えなければならないのです。

 そして難しいと思うのは、解答の方。これは読む方とは少し違います。大体20~200字の字数制限がある為、2~3しか書けない中で、相手に6以上伝える必要がある、と思うわけです。(少しずれますが、だから解答に要素となる部分をたくさん入れる、とか、字数の多い設問の方が書きやすい、と言う意見があるのも合点がいくのかと思います。あくまでも一つの見方ですが。)診断士二次筆記試験では、聞かれていることに答える、与件文から離れない、と言うのを聞きますが、上記の理由から、この非常に単純なことがとても難しいことであると感じています。

 

 見方を変えますが、実際にある様々な場面でも、5伝えたくて、5説明出来る場面は少ないと思います。また、相手方が5話してくれるとは限らず、2~3話して、後は資料+αで、と言うことも、ありえます。診断士試験も、きっとこの様な能力が必要なのかと感じている次第です。そして、試験の中で、事例企業はこうだから、とか、設問文はこうだから・・・、と考えることも重要ですが、試験問題全体を眺めた上で、本当に全部読み取れているとは限らない、書いたことがすべて伝わるとは限らない、と言う考えを頭の片隅に置いてみるのも、時には良いのかと思います。

 

 さて、1年間のタキプロ勉強会と診断士活動の中から、改めて二次試験について考えてみました。考えてみると、すごく当たり前の内容になってしまいましたが、これから試験を受けられる皆様の新たな気付きになればと思います。

 最後に、1次試験に触れていないので少しだけ。1次試験はマークシートなので、1求められており、1マークすれば解答は伝わります(当たり前ですが・・・)。しかし、1で伝えるため、この1が非常に重たくなります。また、企業経営理論や経営法務などは、文章が長く、何を言っているのか分からない問題があるため(私だけかもしれませんが・・・)、読み取ることは、いずれにせよ必要だと思います。

これから1次試験、2次試験を受験される皆様、頑張って下さい。

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