(字が)きれいなお姉さんは好きですか?/きっしゃん

まいど!

毎週土曜は関西メンバーの担当日です!
まいどモーニング担当のきっしゃんです。
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まずは1次試験おつかれさまでした!

1次試験後の私の枠(8月18日)はピンチヒッターかっちゃんにお願いしたので、私は1次試験後の初の投稿になります。
あっという間に8月が終わりましたが、2次試験の勉強は、計画どおり進んでますか?
まだあと1ヶ月半あります。勝負はこれからです。

今日のお題:字のきれいさは、2次試験の点数に関係があるか?

2次試験は記述式です。自分の手で字を書かなくてはいけません。
社会人になると、普段から手書きをする機会は、あまりないですよね。私も、普段はパソコンばっかりなので、自分の字を見る機会すらすっかり減ってしまいました。
しかし、字がきれいだと点数が上がるのなら、やっぱりきれいに書きたいですよね。

そこで、今回は、まず、字のきれいさと2次試験の結果の相関関係を考えて、その後、字をきれいに書くにはどうしたらいいか?を考えてみたいと思います。

ところでこれを見てくれ こいつをどう思う?

平成29年度の男女別合格実績です。

1次試験「性別」
男女別人数 申込者数 構成比 試験合格者数 合格率
男性 18,259 90.8% 2,899 15.9%
女性 1,859 9.2% 207 11.1%
合計 20,118 100.0% 3,106 15.4%
2次試験「性別」
男女別人数 申込者数 構成比 試験合格者数 合格率
男性 4,174 93.7% 766 18.4%
女性 279 6.3% 62 22.2%
合計 4,453 100.0% 828 18.6%

 

① この表から分かること

1次試験では男性の合格率の方が4.8%も高いのに、2次試験では女性の合格率の方が3.8%高いという、逆転現象が起こっています。

この現象を合理的に説明するには、どうしたらいいでしょうか?

前提として、2次試験の答案用紙には、名前は書かず、受験番号のみ書きます。
つまり、採点者には、目の前の答案を書いた人の性別を名前から推測することはできません。

また、2次試験では、1次試験の知識をベースに回答することが要求されます。
ということは、1次試験では男性の合格率の方が高いのですから、1次試験の知識でいえば男性の方が能力が高い→2次試験も男性の合格率の方が高い、とならなければおかしいですよね。

② ではなぜ、2次試験では女性の合格率の方が高いのか?

ここで、「女性は男性に比べて、相対的に字のきれいな(=字の読みやすい)人が多い」という経験則を考慮してみれば、どうでしょうか?

私自身、司法試験合格後に、司法試験の記述式試験の答練(診断士の2次試験と同様、手書き)を採点した経験があります。司法試験の場合は受験番号と名前を書く欄があるので、名前から、受験生の性別はある程度わかります。
私の記憶では、女性の受験生の方が、男性の受験生に比べて、字のきれいな(=字の読みやすい)人が多かったです。

そうすると、1次試験突破組という、知識・能力的には同水準と見られる受験生で、これだけ男女間で有意な差が出るということは、「字のきれいさが、少なくとも答案の第一印象に影響しているし、結果的に合格率にも影響している」と考えられるのではないでしょうか。

③ 結論

→字のきれいさは、2次試験の点数に関係がある!と思って対策を立てた方がよい!

もちろん、字がきれいだからといって、それだけで合格できるわけではありません。ちゃんと「内容」を伴っていないと合格できないことは当たり前です。

しかし、あなたの答案の「内容」が合否の当落線上にあったとき、字のきれいさという「外見」で1点でも上積みできるとしたら、やっぱり字はきれいに読みやすくしたいですよね。

 

まずは現状把握です

対策をといっても、今からユーキ◯ンのペン習字をやっている時間はありません。今からでもできる対策を考える前に、自分の現状を把握しましょう。

1 自分の字がきれいか(=読みやすいか、読みにくいか)、客観的に評価してもらおう!

ご家族またはお友達に、自分の字を見てもらいます。正直な意見がいいので、できるだけご家族に依頼した方がよいでしょう。
お友達の場合は、遠慮ない意見を言ってくれる友達がよいです。
部下や後輩に依頼すると、忖度されて正直な意見が出てこない可能性がありますので、やめた方がよいでしょう。

2 読みやすいと言われたら

さらに、できるだけ速く崩して書いても、読めるかどうかを見てもらいます。
これは、試験中、時間がなくなってしまい焦って速書きした場合でも、読めるクオリティを維持できているかを見てもらうためです。

3 読みにくいと言われたら

どこがどう読みにくいか、具体的に意見をもらいましょう。
そして、時間をかけて丁寧に書けば大丈夫なのか、もともとの自分の癖字なのか、検証しましょう。

 

読みやすい答案を書くための即効アイデア

・意識して、ひらがなカタカナは小さめに、漢字は大きめに書いてみましょう。

読みにくい字が、マス目びっしりに書かれていると、なかなか読もうという気にはならないものです。
ひらがなをマス目のなかで小さめに書くことで、答案にメリハリをつけ、見栄えを良くします。
これを普段から意識して書いていくことで、本番でも見栄えのよい読みやすい答案になります。

・意識して、続け字を書かないようにしましょう。

焦っていると、つい続け字を書いてしまいがちで、ミミズ字になってしまいます。
続け字をするのと、しないのとでは、トータルの書き時間は、そんなに変わりません。意識して続け字をしないようにするだけで、字の読みやすさはずいぶん違ってくると思います。

 

自分の字を書くペースを把握しよう!

自分の字を客観的に把握するのと同じくらい大事な対策です。
100字問題の答えを、実際に自分で2パターン書いてみて、ストップウォッチで計測します。動作研究ですね。

1つめのパターンは、時間に余裕がある前提の、丁寧にきれいに書いたとき。
2つめのパターンは、時間が迫っており、焦って速く書いたとき。
自分に出せるスピードを把握することによって、試験中も、答案を書くペースをコントロールできます。…と言いつつ、私は焦って書くことの方が多かったですけどね。

 

参考になりましたでしょうか?

採点者は、(字が)きれいなお姉さんがお好きなようです。
少しの工夫で答案の見栄えを良くできれば、「あと1点」をもぎ取ることができるかもしれません。

ちなみに、私は、きれいなお姉さんが好きです。
※字に限らない

 

 

毎週土曜は関西メンバーの担当日です。
今日はもう一回、夜にAkiさんの記事が更新されます。お楽しみに!

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