育休ママの試験対策Vol.8「問題と課題と対応策の違い、説明できますか?」byなかじー

こんにちは!なかじー@タキプロ9期です。

先日、私が所属しているもう一つの団体の大阪・仙台セミナーで受験生の方の答案を見てコメントさせていただく機会がありました。そこで特に初学者のみなさんが意外とできていないことがありました。
それは、「問題」と「課題」と「対応策」の切り分けです。

皆さん、下記の問いには答えられるでしょうか。
「問題と課題の違い、説明できますか?」
「課題と対応策の違い、説明できますか?」

例えば平成29年度の事例Ⅲでは、問1・問2共に課題と対応策が問われています。

問1
CNC木工加工機の生産販売を進めるために検討すべき生産管理上の課題とその対応策を140字以内で述べよ。

問2
C社社長は、現在の生産業務を整備して生産能力を向上させ、それによって生じる余力をCNC木工加工機の生産に充てたいと考えている。それを実現するための課題とその対応策について120字以内で述べよ。

これに対して、皆さんの中にこんな答え方をしている方はいませんか?
「課題は、生産統制が行われていないこと」
「課題は、各機械の操作方法や加工方法に関する技術情報は各専任作業者それぞれが保有していること」

これは、課題ではなく問題を答えています!
問題と課題と対応策について、下記の図にまとめてみました。

C社の【現状】は与件文にある通りです。

では【理想】は、どうなることでしょう?
挙げ出せばキリがないですが、大きくは下記のような内容が挙げられると思います。
例)
・CNC木工加工機事業を展開・拡大していける状態
・作業員がどの機械でも操作できるようになって、生産の流動性を確保されている状態

【問題】は、現状と理想のGAP、つまり理想のための実現の障壁になっていることを書きます。
これは、マイナスの形で表現します。
例)
・作業者間の連携が少ないこと。
・技術情報を各専任作業者それぞれが保有していること。

【課題】は、この問題を解消するために何をしなくてはいけないか、何をするべきなのかを書きます。
これは、マイナスの表現にはなりません。何をするか、ですから。
例)
・作業者間の連携を強化すること。
・技術情報を共有すること。

【対応策】は、課題をもう1歩ブレイクダウンして、Actionできるくらいの粒度のものを言います。
例)
・班を跨いだ定例会議を開くこと。
・技術情報をマニュアル化すること。

掴めてきました?

Tips#1
施策や対応策には必ずその効果を忘れないようにしてくださいね。
(社長にどれだけ的確な施策を提言しても、効果が見込めなければ社長は動いてくれません!)

Tips#2
課題と対応策の切り分けは非常に曖昧です。課題の粒度が1つ粗くなれば、対応策の粒度も1つ粗くなります。(課題を「組み立て工程も含めたCNC木工加工機の製造工程の構築」と設定すれば、対応策は「生産計画の立案と生産統制の実施」になりうるでしょうし、課題を「生産統制の実施」とすれば、対応策は「余力・進捗・現品管理を行うこと」となります。)
ともすれば、課題と対応策は答案上、切り分けなくても良いのではないかという説もあります。しかし、切り分けをして解答するほうが多数派ですし、「ここで粒度が変わるんだな」と採点者に明示することで読みやすい答案になるという効果もあります。よって、自分なりに粒度を変えた形で答案でも切り分けて記載するのが無難かつ読みやすい解答であると言えるでしょう。

ちなみにこの切り分け、コンサル色の強い会社に勤めている私は新人研修で習いました。コンサルタントのマスト知識と言って良いのではないかと思います。
現状と理想と問題と課題と対応策の切り分け、バッチリでしょうか? あと1ヶ月、ラストスパート頑張っていきましょうねっ!!
明日はセンピさんのブログです!

========================

【勉強会・セミナーの詳細、お申込みはこちらのページから】

【メルマガの過去記事はこちらのページから】

【メルマガの購読はこちらのページから】

========================

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

↓下のボタンを押して、読んだよ! と合図していただけると、とっても嬉しいです。(診断士関連ブログの人気ランキングサイトが表示されます)

皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です