【H22　２次試験解答プロセス】　事例１　第２問　設問１

皆さん、こんばんは

水曜１８時のレンナ＠タキプロです

いよいよ１次まで、あと１か月

暑い毎日ですが、合格に向けてやり切りましょう

今日のテーマは、仕事や私生活が忙しい時に本番を乗り切る方法ですね

私の場合、隙間時間に限ります

一昨年の１次受験生時代、子供の育成会の役員をしていました。

１次試験の１週間前、町内の夏祭りの焼きそば１０００人前を作る作業があったり

７月末まで、朝子供たちとラジオ体操をしてから仕事に行ってたり

毎週のように会議や行事があり、仕事でくたくた、役員でへろへろ、それでも勉強はなんとかしていました

隙間時間が

１０分以下なら暗記、

１０～２０分くらいあれば財務、

それ以上なら理解系の科目、と自分なりに時間の使い方を工夫しながら、勉強しました

今の時期、気持ちが一次まっしぐらなので、

時間がないと言ってるより、何とか生み出せないかと考えられたように思います

講義DVDで、先生がこんなことをおっしゃっていました

「診断士受験生は、みな忙しい。忙しい人ほど勉強する。暇な人は勉強しない。」

そういわれると、そんな気もしてきますし、自分だけぐずぐずしているわけにはいきません

頑張っていきましょう

さて、今日は、去年の２次試験での解答プロセス、事例１の第２問の設問１についてお話し致します。

合格者でも受験校でも解答はさまざまですし、私の解答も本番で精一杯考えましたが

至らない点も多々あります

こんなふうに考えて解答を導いた、ということから、ご自分の型作りの参考にしていただけたらなと思ってます
→はそのとき思ったことを書いています

第２問
問われていること
転廃業を迫られている地方の二次問屋に対して
　→望んで転廃業しているわけではない、都会は除く、三次問屋は含まない、

積極的に進めている友好的買収

→仕方なくではない、敵対的買収ではない

設問１
問われていること
積極的に推し進めている友好的買収の
１．目的
２．効果
３．１００字以内で説明
　→目的が効果につながる、因果が明確な内容に
　→説明なので、与件に根拠があるはず。
　→１００字なので、効果は最低２つ、できれば３つ考えたい
　→目的は２０字程度、効果は３つで８０字程度書きたい

　→解答形式は、目的は～（与件引用）なので、～（くくりのキーワード）、

　 効果は～（与件引用）なので、～（くくりのキーワード）の形にしようと、余白に記入

解答の検討

　与件の第５段落が該当しそうです。

　・友好的買収が結果的に物流拠点を革新して効率性を高め、地元の末端客にも利益をもたらす

　→これが効果では

　また、第６段落

　・ある程度の商圏さえもっていれば、きちんと売り上げがあがってきた（長年）

　　→今でも商圏は有利になるのでは

　さらに、第４段落
　・A社のネットワークが盤石で大規模であったことが、業界で優位性を確保できた要因の１つ（従来）
　　→今でもネットワークは重要なのでは

　・大手商社は物流機能を充実させ、これまで培ってきた二次・三次問屋とのネットワークを

　　強化すると同時に、末端の顧客まで直接攻めるようになってきた（近年）
　　→近年は物流、ネットワーク、末端顧客が重要

また、一次知識から、
　同業種の買収なので、店舗や人材、ノウハウ等が生かせるのではないか、と考えました。

以上から、解答は次のようになりました。

目的は、ネットワーク強化による商圏の拡大であり、

効果は、１．同業種であるため店舗や人材が生かせシナジーが見込め、

２．二次問屋の地元末端客が取り込め、３．物流の効率化ができ、

大手との差別化が図れることである。

「大手との差別化」については、今考えると無理があるように思います

与件文の内容からは、大手に負けない程度のように感じます。

取引関係の安定化、顧客の囲い込みと書いたほうがしっくりきたように思いますが、

試験時間内ではそこまでのキーワードは出てきませんでした。

来週は第２問の設問２について、お伝えしますね。

あのタキプロがホームページを開設したらしいぞ！！
↓↓タキプロのホームページ（画像をぽちっ）

<再現答案>