【会計系試験受験経験者】独学にする?予備校にする?【いし】

こんにちは!

「いし」@タキプロ7期です。

皆さんそれぞれ、新しい年度の始まりの慌ただしさが、少し落ち着いた頃でしょうか。

 

前回は、はじめまして!ということで、「いし」の簡単な自己紹介をしました。

私の中小企業診断士受験では、独学で合格できたことが1つの特徴ではあるのですが、実はもう1つ他の受験生の方とは違う特徴があります。

 

それは、「会計系試験の受験経験がある」ということです。

 

私は、学生時代に会計の勉強をしていたこともあって、会計系試験(日商簿記や税理士試験)の受験経験があり、実際にいくつか資格をもっています。

 

実は、この受験経験がかなり診断士試験で有利に働いていまして、私が短期に独学で合格できた理由の大きな一因なのです。

(この経験がなかったら、これほど短期で独学で合格することはなかったのでは、と本気で思います。。。)

 

やはり、診断士試験の中でも特に勉強時間が長くなりがちで苦手な方が多い、1次試験の財務会計と2次試験の事例Ⅳを、ほとんど勉強しなくてよい(思い出す程度で良い)、得意であるといった状態で取り組むことができれば、他の受験生の方と比べてかなり大きなアドバンテージがあると考えてよいでしょう。

 

ですので、まず会計系資格の受験経験がある方は積極的に診断士試験を受験することをお勧めしますし、短期合格するプランを練っていただきたいと思っているのです。

 

ただし、注意しなければならないのは、やはりそこは難関の診断士試験です。

1次試験では財務会計以外を6科目、2次試験では事例Ⅳを除いた事例Ⅰ~Ⅲと、会計以外で新しく勉強すべきことは多いです。

自分に最適なプランを立てて、得意な財務会計をさらに伸ばし、新しく勉強する科目で不得意科目を作ることのないようにすべきです。

 

そのため、診断士試験を独学にするか予備校に通うか選ぶわけですが、私は会計系試験受験経験者の方は独学をおすすめします。

なぜかと言いますと、「会計系試験受験経験者は、診断士試験で受験生が最も苦労して時間をかける財務会計をほぼ一通り理解し、ある程度問題を解く力が備わっているから」です。

 

やはりこの点は非常に大きいです。

理解をして問題を解かなければ中々点数が伸びない財務会計ですが、その内容の理解と問題の反復練習には質の良い学習教材や講義を要します。

この点、会計系試験受験経験者は既に理解と反復練習を終えているため、会計知識のおさらいと診断士試験の形式に慣れる程度ですむのです。

 

また、1次試験の財務会計対策で精一杯で、直前期(8~10月)になってやっと事例Ⅳの対策ができる受験生がいる一方で、会計系試験受験経験者は余裕があるので、かなり早めに事例Ⅳの対策を行う力がある場合が多いと思います。

この財務に関する時期的なアドバンテージは大きく、事例Ⅳについて早めに対策することで、短期合格者が直前期に一番伸びるであろう、(事例Ⅳに比べてどちらかというと)暗記系の事例Ⅰ~Ⅲに直前期の時間の大部分を振り分けることが可能になります。

そうなってきますと、一定の進度を保った予備校に通うよりも、独学で早め早めに対策を行う自由度を求めたほうが良いと考えたのです。

 

以上のような理由から、私は診断士試験を予備校に通うことなく、独学で受験しました。

 

もちろん、会計系試験の受験内容や一人一人タイプはありますので、「絶対独学が良い!」と一概に言えるものではありません。

 

ただ、上記以外にも、独学で合格出来れば経済的負担も少ないですし、予備校通学などよりも時間が自由になりやすいなどメリットは大きいです。

 

ですので、受験生の方で、会計に自信がある方は独学を真剣に一度検討されてはいかがでしょうか。

きっと、得られる効果は大きいはずです。

何かあればコメント欄でご質問ください。

 

それでは、また2週間後の木曜日にお会いしましょう!

 

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