2次試験の解答は結論から考える/ヒロ

こんにちは。ヒロ@タキプロ8期です。
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正月は過ぎ1月中旬になりましたが、今年の勉強の目標を立てていますか?
ことわざで「一年の計は元旦にあり」とあるように、新たに勉強を始めるにあたっては、最初に計画を立て何時までに何をやるべきか明確することが大切です。やる気アップに繋がるかもしれません。

さて、皆さんは2次試験で解答を書く時は「結論」を意識していますか?
「結論」とは、「~を実施した」、「~である」など「したがってこうである」の部分になります。
例「原因・理由は~に対し→~実施した/~実施できなかった」
「違い・メリットは~のため→~である」

解答で「結論」を意識するのとしないのとでは伝わりやすさが異なります。
「結論」を意識すると主語と述語の意味の通った文を組み立てやすくなります。
その間の根拠の記述においても大きな誤りを防ぐことができ、根拠が多く書ききれない場合は結論に繋がる根拠を優先的に記述するなどの取捨選択がしやすくなります。
要因のみなど一部を解答する場合であっても、大きく外すことがなくなります。
また、採点者に伝わりやすい解答を作成するためには、「結論」から考えることが重要だと思います。
80分のプロセスで「結論」を意識し、「結論」から考えた場合の例は、次の通りです。

【設問分析】
設問の主語、述語をチェックし、制約や要求を正確に理解した後に結論を入れた解答フレームを作成し、「何を答えるべきなのか」を頭に入れる。
例「主語は、(与件文や制約条件に基づき)~のため、~である」

【与件の読み込み】
一文や段落ごとに結論(実施したことなど)を確認し、「何が書いてあるか」を把握する。
特に段落の始めの文で述べたい主題を、最後の文で結論が書かれてあることが多いので、それを意識する。

【与件の抜き出し】
解答フレームの結論に関する与件文より、与件文や制約条件に沿って、要点をまとめながら、因果で、述語を中心に抜き出す。

【解答作成】
「主語+結論+根拠」で矛盾がないことを確認し、「主語+根拠+結論」で記述する。
主語と述語をなるべく入れ、採点者に分かりやすい解答を書くようにする。

なお、私は先ず「春秋」の40字への要約のなかで「結論」から考えた解答手順のトレーニングを行い、それを2次試験の解答手順に活かしました。
これにより「何を書いたらいいのか分からない」ということが減り、解答の安定化に繋がったと思います。
また、自分の解答と模範解答を比較では、「結論」の方向性が合っているかどうかを確認し、その「結論」にたどり着くための手順の見直しを行っていきました。

根拠や原因から考えると、いつの間にか設問要求と「結論」が異なっていたり、根拠と「結論」が合わないことが生じるかもしれません。「結論」を意識し、「結論」から考えると、伝わりやすい安定した解答を作成することができると思います

明日は、ストレート合格のみずもんさんより「タキプロ勉強会」の紹介です。お楽しみに!

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