ろうてつ最後のブログ。合格後の世界を一部ご紹介。


みなさんこんにちは。タキプロ8期のろうてつっす。

早いもので今回が最後になりました。1年間ご愛読ありがとうございました。

思い起こせばブログの執筆は、ネタなんてすぐに尽きるし、ボツ記事書いて怒られるし、思った以上に大変でした。でも、次はどんな事書いたら喜んでもらえるかな?そんな事ばかり考えていた1年はとても楽しく貴重な経験でした。

1年経ちますと、継続して過去問分析でもやってれば別ですが受験ノウハウは陳腐化しており、知識も半分は酒に溶けてしまいました。ですので9期の皆さんに負けない面白い記事を書くとしたら、彼らが書けない分野で記事を書くしかないわけですね。マーケティングと基本は同じです。

というわけで、最終回は「1年後の皆さんが経験するかもしれない合格後の世界」のひとコマを書いて終わろうと思います。

最後も長いです。最後まで読むと・・・やる気が起こる人がいるかも!?

私、面接でのハッタリが功を奏し、独立していないにも関わらず幸運にも1年目から某商工会の仕事を頂いて、約70件の中小企業様へのヒアリング調査と、3件の専門家派遣を経験させていただきました。その調査業務が奇しくも本日終わりましたので、この場をお借りして総括というか、思った事を書きますね。

私が担当した商工会のエリアは、金属加工業と縫製業の比率が多く、某自動車メーカーや電機メーカーの生産を根底から支えた金属加工業や、地元の織物業を支える縫製・刺繍業が栄え「た」場所でした。もうすごいっすよ。事例に出てくる金型製造工場やプレス工場なんかいっぱいあって、旋盤・NCフライス盤・マシニングセンタも実物を実際に使って金属を加工している風景を沢山みました。写真をお見せできないのが本当に残念です。

ところが共通して言えるのは「高齢化」しているか、「下請け業にどっぷり」な会社が圧倒的で、この状況から抜け出している企業様がとても少ないんです。そのため基本的には、

○受注単価が30年前と変わっていないのに原材料の原価は数倍になっている。だけど値上げ交渉なんかしたら仕事が全て無くなりそうで怖いので言えない。

○大口の受注は殆ど海外に行ってしまい、少量で短納期の部品、一品物の冶具類、もしくは試作品などの依頼でどうにか食べている。

○とても跡を継がせられる状況ではないので、息子は会社勤めをしている。

○何でもフライスと旋盤で作っちゃうけど、総額で1000万を軽く越える3DCADのNCシステムなんか買えない。注文はFAXでくんない?

○後継者はいるけど、2代目は家業の延長でしか捉えておらず、今のこの状況が少なくとも自分の代までは続くんじゃないかな~と思って将来に対して何も対策を講じようとしていない。

○担い手がいない。パキスタンとベトナム、バングラデッシュ人は真面目に働くらしいぞ。

○分担してお互いに協力していた企業がどんどん廃業してしまい、自社だけでは業務が継続できなくなってきた。

といった状況が蔓延しており、どうみても5~10年後に残っているかは怪しい会社さんがとても多いんです。

この時、

■大学との連携で独自製品を開発し、他社と差別化すればいーんだよ!

■販路を開拓し、取引先を多角化して100%下請けの状況から脱却するべきだ!

■権限を従業員に委譲し、社長の思いを直接伝え、社内を活性化!

■ターゲットと自社の業務を絞り込み、特定の分野でトップを目指しましょう!

■関連多角化を目指し、強みを生かして競争のないブルーオーシャンに打って出よう!

■マーケティングを行い、ニーズに合った製品開発をして高付加価値化を図ろう!

■在庫を処分して棚卸資産回転率を改善しましょう!

と言ってみたところでどーにもならないわけです。もう手遅れの会社があまりにも多いんですよ。ご存知ですか?今そういう理由で廃業した鉄工所の機械を、東南アジアの業者がガンガン買いあさって本国に送っているの。そして元請企業が、下請けの半分引退したような職人さんを海外に送り込んで技術の伝承をやらせています。じきに日本でしか作れなかったような金型まで現地で生産ができるようになるかもしれません。

ヒアリングの際、経営について色々とご質問すると、事業主さんの多くがおっしゃるのは「そういうのは税理士さんにお願いしてるから」というもの。

つまり、「職人」さんは多いが「経営者」さんは少ないんだと思います。今から30~40年前って、勤め先で「君がいなくなったら困る」ってレベルまで仕事や技術を覚えたら独立して、その勤め先から仕事をもらって会社を始めるケースが多かったようです。そのため今までの延長で会社を始めるので、細かな管理業務はそっちのけの経営者が結構いるんですよ(汗)。

「経営」は大変であり、めんどくさいものなんですね。ましてや全ての業務をほぼ1人でこなす事業主さんは日々の仕事に忙殺されています。だからあんま考えたくないし悪いところは直視したくない。下手に助言なんかしようもんなら一気にその場が殺気立ってくる事もあります。そのため失礼な言い方ですが、「様々な問題を放置した末路」が、目がくらむほど診断士の前に横たわっているわけです。

日本の企業の99%は中小企業ですよね。そしてその99%に日本の技術力を根底で支え、実際のモノに仕上げる職人の技・経験があります。しかしそれらの多くが、お話したように今物凄い勢いで途絶えるか、海外に流出しています。これを少しでも阻止し、先人の知恵と技術を国内に留めて後世に渡していくのは、我々現役世代の務めなんじゃないかと思うのはカッコつけすぎでしょうか?

今回、多くの社長さんはどちらかというと技術はあるけど、経営はそうでもない人が多いと感じました。ですので、今は元気があって好調な企業の経営者の方々には、数十年後に今回お話したような末路に陥って欲しくない。そう思うんですね。そのためには、経営に様々な視点から関心を持っていただくしかない。そしてそれができるのは、会社を様々な角度から、そして短期・中期・長期の視点でアドバイスできる人材が求められると思うんですね・・・。

もうおわかりですね!

もちろんそれができるのは!

経済産業大臣認定の「中小企業診断士」だと思うんです!!!

 

と、最後ぐらいかっこよく締めたいと思います(ウゼー)

 

1年間お世話になりました。今年挑戦するひと、がんばって下さい。そして合格したら一緒にやりましょう!楽しみにしています!!!

 

明日はMaxxさんの最終回です。とうとうセンスのある文章は真似できなかったです。ご期待下さい!

 

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