”気づき”の機会を多くする勉強計画(2)

タキプロでは、3/8(日)、座談会(東京)を開催します。
この時期、様々な不安を抱えている方が多いのではないでしょうか。
不安をひとつひとつ解消していきましょう!
※詳細・お申し込みはブログ末尾をご覧ください。


 

こんばんは、のぶし@タキプロ5期生です。

さて、最後のブログになりました。

2次試験突破を目指す受験生向けの記事となります。

タイトルは「”気づき”の機会を多くする勉強計画(2)」です。

「(2)」がついているのは、実は1年前に私がブログを担当し始めた最初の記事(2014/3/17)と同じタイトルだからです。最後に何を書こうと逡巡した結果、最初の思いに辿りつき、同じタイトルで少し観点を変えて、もう一度お伝えすることにした次第です。

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2次試験の大敵は「ひとりよがり」です。特に他の人との接触が少ない独学の場合、それはさらに顕著となります。ある問題パターンに対してベストとはいえない対応の仕方を「良し」としたまま習慣化・固定化した状態が続くのです。

その改善に一番有効な対策は「気付き」です

そして、継続的に「気付き」を得るための仕掛けを考え、計画に取り入れることの重要性をこの最後のブログでもお伝えしたいです。

以下は私が「気付き」を得るために用意した主要な4つの施策です

①本番試験の振り返り(2012年10月⇒随時振り返り)      

②模試の受験(2013年5回)     

③勉強会参加(2013年8回) 

④セミナーへの参加(2013年3回)

次にそれぞれを具体的に説明します。

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①本番試験の振り返り(当日) 

本番試験はこれ以上ない「質の高い気付きネタ」の宝庫です。

私は未合格年の2012年の試験については、準備が追い付かず燦々たる結果でしたが、当日に感じたこと、目にしたことは記憶に焼きつけており、脳内で何度も何度も何度も再生していました。

事例Ⅱで垂直水平を逆に書いたり、事例Ⅲで図表の分析を求められて動揺したり、事例ⅣではNPV問題に熱くなって他の問題を解く時間がなくなったり、、、といった苦い経験を得たことで、気付きを通り越して否応でも反省・改善せざるを得ませんでした。

本試験の記録の仕方と振り返りの方法については、以下のブログでは合格年の2013年に実際に行ったものをベースに書いています。次の年も受けるつもりでこの年は脳内だけでなく、再現答案などの記録も残すようにしていました。参考ください。

【2次試験】記録を残し、振り返りに繋げる

【2次試験】「振り返り」に関する3つのフレームワーク

 

②模試の受験

模試は解答プロセスの改善につながる「気付きを」得られる対策です。

私は2次試験に未合格となってから1次2次通して初めて模試というものを受けました(かなり遅いのですが。。)。それは今の解答プロセスが自分に合っているかの確認用というはっきりした位置づけを与えることができたからです。そのおかげでタキプロ勉強会に参加し始めた8月の段階では形式的な解答プロセスがほぼ固まった状態で参加でき、事例の本質を考えることに注力することができました。

③勉強会参加

勉強会は、答案の完成度や解答プロセスに関する「気付き」が得られる対策です。

8回参加したタキプロ勉強会では時間無制限で練りに練った自分のベスト答案を持参しても、尚改善点が指摘され、自分の力がどんどん上がっていくのがわかりました。他人の答案を見て「気付き」を得て、自分のプロセスに取り込んだこともしばしばですし、他の受験生の答案や合格者の指摘から事例の課題に対応するための多くの提案の引き出しも学ぶことができました。結局、勉強会に参加したことが合格に繋がった直接要因だと考えています。

勉強会の場合、どうしても参加するには地理的制約がありますが、今はWEBの勉強会もあり、大都市以外の方にも道ができてきたように思います。

④セミナーの参加

セミナーは合格者のテクニックだけではなく、姿勢や意識についての自分との違いに「気付く」良い機会だといえます。私の場合はタキプロだけでなく、ふぞろいや予備校主催のセミナーなどにも参加しました。特に記憶に残っているのは、合格者がいかに時間と格闘していたか、という点です。 

それまではスマートに勉強しているイメージがあったのですが、多くの合格者が自分の言葉で語る経験談は多くの示唆に富んだものでした。具体的には、食事の時間、寝る時間、休む時間を惜しんで勉強した話を聞き、「きれい事ではないんだ・・・」と感じとれたのは大きな気付きでした。その気付きをもとに、自分の勉強習慣や意識を見直しすることができました。

8月の初旬に受けたタキプロなど2つのセミナーでモチベーションをもらったこともあり、8月からは「やる気の塊」の状態で、試験用の生活に改めて、本試験まで突き進むことができました。

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以上、 「”気づき”の機会を多くする勉強計画(2)」についてお話しさせて頂きました。

ちなみにですが、おなじみの「PDCA」サイクルの起点を「C」にして「CAPD」サイクルで考える考え方があります。それを今日のテーマに適用すると、昨年2次を受験されている方は既に実体験されているわけですから、「C」から始めることができます。つまり上記の①に該当する昨年の振り返り(C)を基本として、それを元に対策を考え(A)、計画(P)を練り、実行(D)に繋げると、考えてみてはいかがでしょうか。

その計画(P)の中に上記②③④の要素を織り込んでおけば、(D)の中でも(C)が行われる結果、小さい「CAPD」が何度も回ることになり、結果として解答プロセスの品質および答案品質が高まるのです。

 

今年の10月25日(または18日)の戦いを見据えるみなさんに、

孫子の言葉で最後を締めくくります

孫子

 

 

 

先を見据えて準備していけば、十分勝機はあります。
主体的に戦略ストーリーを描いて、結果を勝ち取ってくださいね!
みなさんと一緒に活動できる日をずっとお待ちしています!

以上、のぶしでした。1年間本当にありがとうございました!

 

 

タキプロ座談会(東京)のお知らせ


この時期、やるべきことが見えず不安でいっぱいの方、一歩踏み出せずにいらっしゃる方…様々かと思います。
みなさまの不安に寄り添い、次の一歩に向けて、タキプロが全力でお手伝いします!  

◆日時: 3/8(日)  13:30 – 16:10

◆場所:
 五反田文化センター (品川区西五反田6-5-1)
 会議室:第1会議室

◆内容
 13:30-14:00 イントロダクション
 14:00-16:00 受験回数、勉強方法ごとの班で座談会
 (1度休憩を挟みます)
 16:00-16:10 全体の締め挨拶

◆詳細・お申し込みはこちら 

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