過去問解答データから見える出題傾向 企業経営理論(後編)

皆さん、こんばんは!月曜日夜ショリ@タキプロです。

「過去問解答データから見える出題傾向」 ~企業経営理論~と題して、正答選択肢やボ-ナス問題の分布状況などの傾向から、あと1点を取るためのテクニックについてお伝えしています。本日昼に、前編をお送りしました。さっそく、後編をお送りしましょう。
 
組織論の中でも、法律問題は配点が低い
 法律問題が、問題の1割を占めることは、どなたも感覚的にご存じだと思いますが、配点が低い問題が非常に多いことをご存知ですか?
 
 法律問題は9割が低配点(2点)です。前編の通り、企業経営理論全体では7割ですから、法律問題に対し、いかに配点のウエイトがかかっていないかわかります。ちなみに、法律問題の4割は、対応の難しい難易度DとEの問題です。企業経営理論全体のそれは2割ですから、法律問題の難易度は、突出して高いと言えます。

難易度のわりには、配点が低い法律問題は、優先順位をさげても良いかもしれません。
なお、法律問題は、例年、18題目~26題目の間で、約4問の出題があります。
 
法律問題の正答選択肢は、確率の高い順に「エ」→「ウ・イ」→「ア」→「オ」
 法律問題は、その難易度の高さから、正答選択肢を絞りきれないことも多いのではないでしょうか。そこで、法律問題で、正答になりやすい選択肢をお伝えしますので、参考にしてください。
 「エ(33%)」→「ウ(24%)・イ(24%)」→「ア(19%)」→「オ(0%)」
 覚えておきたいのは、5択の法律問題(5年で9題)において「オ」が正答になった年は無かったということです。

 法律問題は、とにかく運に任せると決めている方もいらっしゃるかもしれませんが、統計上、正答が「オ」の確率は低いことを覚えておいてもよいかもしれません
 
同一選択肢が正答として続くことが多い
 ご自身が回答した選択肢が、ばらついていないと、回答に不安をおぼえる方も多いと思いますが、正答選択肢は、問題をまたいで連続することも多いです。
 同じ選択肢が2題連続で正答になることは、よくあります。実績を調べたところ、5年間で21回ありました。1年あたり平均で約4.2回です。既に特集済みの「財務・会計」と「経済学・経済政策」と異なるのは、同一選択肢が正答として続きだしたら、止まらない場合があることです。
 H22の「ウ」の6連続、H22の「エ」の4連続、H19の「イ」の4連続など、一般的な感覚を超えて、同じ選択肢が正答として続くことがあります(今週のタキプロメルマガで特集する「経営情報システム」も同じ傾向があります)。

 企業経営理論は、ご自身の回答選択肢が相当連続しても、気になさらない方がよいかもしれません
 
いかがでしたでしょうか?体力的に厳しい時期だと思いますが、あともう少しです。がんばってください。
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過去問解答データから見える出題傾向 企業経営理論(後編)” に対して2件のコメントがあります。

  1. おと より:

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    いつも貴重な情報をありがとうございます。
    明日の試験は、企業経営だけに絞ってます。
    60点目指して、頑張ります。

  2. タキプロ@中小企業診断士 より:

    SECRET: 0
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    >おとさん コメントありがとうございます!ショリです。お力になれて嬉しいです。今日は、会場に応援に行くことができませんが、おとさんの合格を祈っています。「いつものペースで」、がんばってください。

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