【羊男のブログ ep.14】 実録!2次試験当日、「設問解釈」に勤しむ羊男の残念な脳内で繰り広げられていた残念なカオスワールドとは!! ~からの、「思考プロセスの標準化」で格好よくまとめたかったけど敢え無く惨敗~


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相変わらずあつい日が続きますね。

これを書いてる今日はぼくの月1のご褒美の日。あの世界最高級アイス「しろくま」を食べながら優雅に記事を書いてます。

うそです。

筆が遅いぼくは今回も〆切に追われて(というか過ぎてる)、泣きながら今これを書いています。

 

「しろくま」には涙の塩味がよく合います。

 

そんな夏の夜。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

こんばんは、羊男です。

 

さて、2次試験の真の姿は「診断士実務のロールプレイング」であり、「SWOTで情報を整理し、社長の想いを実現するための本質的な経営課題を抽出し、その達成に向けた助言をする」ということにあるのだ!  ・・・というありきたりなことを、前回えらっそうに書いてしまいました。

異論もあると思いますが一旦そういうことにしていただきまして、つぎにぼくが重視していたのが今回のテーマ(のひとつ)、

「設問解釈」

です。

なぜ設問解釈を重視するようになったのか、その理由についてはあとのほうに書きます。多分にぼくの思い込みが入っているので話半分に聞いておいてください(;´Д`)

で、逆に結果から見てみて思うことが2つあります。

 ① 設問解釈を強化しなかったらぼくは間違いなく合格してなかった
 ② 受験生の方々と昨年合格者で最も顕著な違いが出るのは設問解釈

これはガチ!
というわけで今回はぼくなりの「設問解釈」のやり方を書いてみます。

ただし1点ご注意!あくまでぼくのやり方ですのでそれが正しいという保証はまったくありませんし、むしろ本当はマネしたらアウトな類のものかもしれませんprz

「モノは試し」程度に1~2事例くらいこんなやり方でやってみて、「合う/合わない」を判断していただけたら恐悦至極です(←恐悦至極って最近覚えたんで使ってみたかったんですカッコイイよね)。

そしてもし100万人に1人くらいでも「案外じぶんに合ってるかも」って思っていただけた方がいらっしゃいましたら、「なぜそのやり方が良かったのか」を深掘りしてみて、ブラッシュアップして、ぜひ「自分流」に昇華してみてください。

 

さて今回のブログですが、前半はタイトルの通り「試験当日のぼくの頭の中」を再現して書いています。羞恥プレイかな?

で後半にはそのまとめというか、今回本当にお伝えしたかった裏テーマ「思考プロセスの標準化」について書いています。なんなら後半だけでも覗いていっていただけると嬉しいです。
後半へジャンプ(´◉◞౪◟◉)

 

というわけで、口上が長くなってしまいましたがココから本題!

本試験でぼくが実際にどんなことを考えながら「設問解釈」をしていたのかを実録風に書いてきます。

じつは今回書いた内容は、去年の試験終了後すぐに「再現答案」とあわせて作った「その時なにを考えていたかメモ」をもとに再現してみたものです。なので本番当日ぼくが考えてたことをまぁまぁ再現できてるんじゃないかなーと思います。

お題はとりあえず直近の
「平成27年度 事例Ⅰ」
でやってみます。正直あまり手ごたえの無い事例でしたがまぁご愛敬。「こんなんでよく合格できたな・・」と一笑に付して勇気づけられてください。

ではスタート!
(ちなみに試験スタート後、まず与件文の第1段落をざっと読んでから設問解釈に入っています。)

 

第1問

平成27年事例Ⅰ_第1問_g3
①聞かれてることを確認
 羊男 『ふむふむ「市場の特性」を聞かれてるのね~』

②制約条件(外しちゃいけない範囲)
 羊男 『「A社の」、「スポーツ用品事業の」市場の話なのか。
     たしか他にもいくつか事業やってたけど、スポーツ用品事業
     以外ことを書いたら即アウトだから要注意。』

③制約条件(ヒント)
 羊男 『前半の「ゲートボールや~支えてきた」ってくだり、
     丸々削り取っても問題として成立するな。
     極端な話「A社のスポーツ用品事業の市場の特性は?」
     だけでもよかったはず。てことは、
     作問者はなんらかの意図があってこれを書いたに違いない!
     (お、やるぅ!名探偵コ○ンかな?)』

 羊男 『まず「ゲートボールやグラウンドゴルフ」は外せない。
     “など”って書いてあるけど、一旦あんまり気にしないで
     この2つの市場だけに注目するべ。』

 羊男 『グラウンドゴルフってなんだっけ。』

 羊男 『もう一つはゲートボールだし、高齢者市場がターゲット
     っぽいな!ターゲットの年齢層と人口動態なんかについて
     与件に書かれてたら使わないのはウソだな。』

 羊男 『A社を支えて“きた”のか・・。“きた”ということは、“今は”
     どうなんだろう?もう支えられていない可能性もあるなー。
     だとしたら・・・。』

④解答の方向とか切り口を妄想
 羊男 『少なくとも過去に「支えてきた」なら、
      ・規模が拡大していた
      ・規模自体は小さいがニッチだった
      ・新興市場で競合が少なかった
      ・なにか参入障壁があった
     とかって記述が与件文にあるのかな。あってほしいな。』

 羊男 『あとは、もし“今は”支えられてないんだとすると
     何らかの要因で競争優位性を失った?
     もしそんな話の事例だったら、考えられる市場の特性は
      ・ニーズの変動が大きい
      ・技術革新が速い
      ・参入障壁がなくなった(競合とか代替品が入ってきて
       価格競争が激しい)
     なんて可能性もあるかな。』

⑤文字数チェック
 羊男 『100字なら2~3要素は盛り込みたいな。」

⑥全体の中の位置づけを妄想
 羊男 『恒例の「問1問でSWOTパターン」だな。
     O/Tについて聞かれてるけど、“支えてきた”んだから
     Sも意識しなきゃいかんね。』

 羊男 『後ろの問題「今後の戦略」を問う系の問題が来たら、
     当然SWOTと関連づけなきゃダメなだ。
     ここで書いた市場特性を意識して答えるようにしたいな。』

 羊男 『分からなかったら最悪後回しにして、
     後ろの問題(今後の戦略を問う問題)とセットで考えよう
     整合性がとれるように。』

⑦配点チェック
羊男 『20点ね。普通。2つ書いて10点×2とか?
    取りたい問題だなー。』

 

第2問

平成27年事例Ⅰ_第2問_b3

①聞かれてることを確認
 羊男 『ふむふむ「関連会社を設立してプラ事業を移管した理由」
     を答えるのね。』

②制約条件チェック(外しちゃいけない範囲)
 羊男 『「新しい分野のプラスチック成形事業」の話。ここから
     ズレないように注意注意。』

③制約チェック(ヒント!)
 羊男 『「新しい分野」という問われ方をしているんだから
     「既存事業の分野」との違いは見逃せないな!』

 羊男 『「当初は社内で行っていた」のくだり、
     削り取っても問題として成立するな
     「新しいプラ成形事業を、関連会社を設立して行った」
     だけで済む。このくだりは「ヒント」だと思っておこう。

 羊男 『ってことは、
     「当初は社内で行っていた→やめて別会社にした」
     という経緯がポイントなんだろうな。
     社内でやってた頃になにか問題があったかな?

 羊男 『→社内でやってた頃の問題与件文に書いてあれば
     ラッキー問題だべ!最悪それを裏っかえして
     「同じ会社内で行っていたせいで生じていた○○○という
     問題を回避するため」
     みたいな感じでサクっと片づけちゃうのも手だな。
     部分点は入るでしょ。』

④答えの切り口を妄想
 羊男 『別会社にするメリットといったら
      ・リスクを切り離す?
       (しくじった時の自社のブランド汚染を回避?)
      ・1次で勉強した「社内ベンチャー」の延長と考えたら
       「意思決定の迅速化」?
     いま思いつくのはこれくらいだなー。やばいかも。』

 羊男 『おっと!人事・組織の事例だった!なぶないあぶない、
     ぼくとしたことが完全にわすれてたぜ!
     人事・組織、人事・組織・・・・うんOK、特に思いつか
     ないな!』

⑤文字数チェックと構成予想
 羊男 『120字かぁ。やり難そうな問題なのに結構文字数あるな。
     まぁ「なんでも書けるからラッキー」と考えよう。
     盛り込む要素は2~3コかな。』

 羊男 『構成は
      ・“既存分野と新分野の違い”、からの
      ・“新分野を社内で行ってた時の問題点”と、
      ・それを裏返した“別会社化によるメリット”
     って感じなか。
     与件文に分かり易いヒントがあるといいんだけど・・・。』

⑥全体の中の位置づけを妄想
 羊男 『第1問は市場環境(=外部環境)の話だから、
     第2問は内部にフォーカスかな?
     強みを活かす、弱みを克服する、的な方向かな?』

 羊男 『どっちにしろ第2問も「SWOT系」なのかな。
     第1問と併せて、後半に「戦略」を書かせる系の問題が来たら
     しっかりつながるようにしないと。

 羊男 『ってゆうかまず別会社を“作った”って事例なのか。
     なんかヤバそうだな・・・。
     会社間の待遇差とか、モチベーション関連の話が
     事例のテーマかな?それか意思決定スピードか。』

⑦難易度を想像
 羊男 『なんか難しそうな匂いがする。“~考えられるか”って
     聞かれるタイプの問題だから与件抜出だけじゃ対応できない
     っぽいし、まぁ出来なかったらほかの受験生も同じだろう
     な(結局ほぼ全問“考えられるか”系という鬼畜事例でした)
     わからなかったら後回しか、時間かけずに片付けよう。」

 

はい、第2問まで書いてみました。

・・・あぁ~まただ。ダラダラと書いていたら長くなってしまいました。あいかわらず焦点を絞って端的に書くことができません。タキメンから「おまえ良く受かったな・・」と言われる所以ですね。ほっといてくれ!

第5問までやってしまうと収集がつかないことになってしまいそうなので、今回は第2問まででやめておこうと思います。

 

 

 

○●○●○● 結局言いたかったこと (´◉◞౪◟◉) ○●○●○●

 

 

さてさて、ここまでぼくが試験当日、「設問解釈」中にどんなことを考えていたのかを書いてみました。

このままだと「へー」「なに考えてんだこいつ」で終わってしまいますので、ここからは「で、結局何が言いたかったの?」ということを書きます。

今回ぼくが本当に言いたかったのは
 ① 思考プロセスを標準化したほうがいい
 ② 設問解釈はがっつりやったほうがいい
の2つだったんです。

 

① 思考プロセスを標準化したほうがいい

お気づきいただけた方もいらっしゃるかもしれませんが、上に書いた2問、どちらもだいたい同じような手順で考えてます

纏めるとこんな感じ。

 

sikkurikonai_flow_14

 

そう、ぼくは設問解釈の思考プロセスを「標準化」してた(つもり)なんですね。

「標準化」とか言えるほど立派なものではないかもしれませんがですが、過去問を解くときも本番当日も、試験開始から設問解釈を終えるまで(だいたい12分~14分くらい)はどんな事例でもほとんど同じ思考プロセスを辿っていました。
昨年の事例も、本番がおわってから1月くらい経ったころにもう一度解きなおしてみるとやっぱりほとんど同じことを考えてました

結果論ですが、ぼくの場合こうした思考プロセスの標準化「初見の事例でもある程度安定した解答をつくる」ことに繋がっていたんじゃないかと思います。

 

ご存知の通り80分でゼロから考えて完璧に仕上げられる試験ではありません。どんな事例が来ても、どんなびっくりトラップがきても、安定的に合格レベルの答案をつくるためには
 (A) 事前に考えておけることは事前に考えておく
 (B) 当日考えることについては、「考えるプロセス」を決めておく
ということが重要。

今回書いた「設問解釈プロセスの標準化」は(B)のひとつ。

まぁぼくのやり方はあくまで一例でしかありませんので、ぜひ色んなやり方を試しながら
「自分流」の「標準化した思考プロセス」をつくってみてください。
れが合格への近道だとぼくは思います。

 

② 設問解釈はがっつりやったほうがいい

上の絵に描いたように、僕は「設問解釈」を7手順で構築していたわけですが、必ずしも全ての設問でこれがキレイにキマるというわけでは勿論ありませんでした。それでも少なくとも上4つ(青色ゾーン)は絶対に欠かさずやるようにしていました。なぜかというと、

『設問文に書かれた「制約条件」こそ「最大のヒント」だ!』

と勝手に強く思い込んでいたからです。

よく「2次試験は8割を落とすための試験」なんていわれますよね。その観点から言うと、

『設問文には、2割程度の人しか気づけないような「ヒント」が巧妙に埋め込まれている』

って考えてました。そしていざ設問文を良くよく読んでみると、

「この部分、わざわざ書かなくても問題として成立してたんじゃないか?」

と思えるくだりがそこかしこにあるんですよね。

たかだか数行しかない設問文の中に無駄なくだりを理由なく埋め込むなんて、ちょっと考えにくくないですか?

つまり設問文中の「なくてもいい記述」は「何らかの意図があって作問者が敢えて埋め込んだ記述」なんだとぼくは思うんです。

というわけで今回言いたかったこと②、設問解釈はぜひじっくりやってみてください。そこに埋め込まれた作問者の意図をよみとってください。そこには何かしらのヒントが必ず隠されています。

 

「実際の試験で、たかが設問の読み込みにそんなに時間かけてられるか!!」
そんなふうに思われた方も多いと思います。ぼくもこうして文字に起こして読んでみると正直そう思います。

でもこんなマドロッコシイ思考作業も、一度「ルール化」して「標準化」してしまうと大して時間をかけずに半ば無意識にできるようになるものなんですね。

そして人並みの思考力を持ちえないぼくが合格できてしまった一番の理由は、おそらくここにあったんじゃないかと思っています。

 

今回はここまで。最後まで読んで下さりどうもありがとうございました。
もし「気になる」と言ってくださる方がいらっしゃったら、他の問題や他の事例についても同様に「ぼくなりの設問解釈」を書いてみたいと思います。いないかそんな人!ドちくしょう!

 

というわけで恒例になりましたJoJo名言シリーズ、今回はついに初代主人公、ジョナサン・ジョースターさんの登場です。背筋を伸ばして読むべし!!

 

信念さえあれば人間に不可能はない!
人間は成長するのだ!してみせるッ!

 

 

 

 

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押していただけると、やや単調で残念な頭の持ち主である羊男はそれだけで元気がでます。
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