【初学・スト合狙い】ミスさえ無ければ勝負は五分五分 – タケシの場合

 

こんにちは。 タケシ@7期です。  (これまでの記事はこちら)

 

時間の経つのは早いもので、2次本試験まで残り10日。
H28年度2次試験に向けてのタケシの記事は今回が最後になります。

これからの“追い込み期”に向けた学習方法については、当ブログ含めて、こちらや、こちら、更にこちら、で諸先輩方の貴重なアドバイスが数多く書かれていますし、タケシがお世話になった受験校でもこのような動画を公開(リンク先下段から「合格サポート定期便【号外】」を選択)しているので、それらを参照して頂くとして、タケシの本試験前最後の記事はどちらかと言えば心構え的な話題。

 

題して「ミスさえ無ければ勝負は五分五分」

 

以前も書いている様に、診断士2次試験は「出題者が準備した解答を導き出す“ゲーム”」。 但し、正答の発表も無く、毎年作り手側はあの手この手でどこかで趣向を変化させるので(例えば、H27事例Ⅱでは全設問で助言をさせる、など) プレーヤー側は毎年対応に四苦八苦する”ゲーム”です。

でも過去10年程の間、変わらない事がただ1つ。
それは、試験内容や結果がどんなものであれ合格率は大体20%前後に調整されるという事。

本年の最終的な2次試験受験者数は分かりませんが、例年通り5000人前後と仮定すると約1000名は合格。 
即ち「5人の中の1人」になれば、晴れて合格者の一員です。

では、この「5人の中の1人」になる為に何をやればイイか?

当然の事ながら、2次試験で答案を書くための1次関連知識の定着や答案作成練習は基礎力として必須条件です。(本年1次試験の、企業経営理論・運営管理・財務会計にはもう一度眼を通しておきましょう。

が、これらについては1次試験終了後、もしくは、1次試験合格発表後から、皆さんそれぞれのやり方で試行錯誤を繰り返しつつ現在も頑張って最後の詰めを実行されている筈。

現時点での自分の知識・答案作成・得点獲得レベルが約5000人中の如何ほどのモノか?は知る術も有りませんし、特に初学者の場合には残り10日プラス試験本番中の初見問題への対応次第で、まだまだアップ余地も残っています。

あとは「本番までには何とかなる」と信じて各種追い込み期のノウハウを参考に、諦めずに更なるレベルアップを図る努力をするしかありません。(スト合狙いの方もまだ大丈夫。タケシも「何となく2次試験の要領を掴んだ?」と思ったのは昨年の今頃でしたがそれでも間に合ってます!)

では、それ以外に必要な事は何か?というと… 

 

「本番でミスして自滅しない」ということ。

 

1次試験の際にも書いた通り、いくら得点獲得能力が高くても失点を重ねて自滅すると最終的には合格できません

試験本番時点での自分自身の”相対的”得点獲得レベルは不明なので「合格率50%」と仮定して考えてみると、自滅するのは以下の4パターン
1) あがってしまって自滅
2) 与件文の読み誤り、設問を取り違え、といったミスで自滅
3)答案が採点者に分かりにくい(含 どの根拠を使ったか分からない)
4)事例Ⅳでの計算ミスで自滅 (H27は途中で単位も変わってました)

逆に言えば試験本番でこれら4つの自滅パターンにハマらなければ、残りの勝負は試験本番時点での自らの得点獲得能力次第

 

即ち「合格率50%」=勝負は五分五分。

 

これらの自滅パターンにはまらない為には、1次試験の時と同じく

①できる問題を確実に取る
  2次試験の設問難易度は配点がヒント
  配点の小さい設問は差が付きにくい=難しいケース多し
  作問者が「これは取ってネ」と言っている、高配点の問題で
  確実に得点を重ねましょう。
②パニックにならない
  自分が出来ない=他者にも難しい、と割り切る。
    見たことの無い出題パターン=誰もが見たことが無い、と理解。
  どんな状況になっても天井見上げて深呼吸して、あくまでも
  ”クール”な頭でこれまで学んだ1次知識を総動員してみましょう。

③捨て問でも白紙で出さない
  捨て問でも、マークシートと同じく何も書かないとゼロ点。
  考えずに直感でも構いません。単語でも何でも何か書けば、
  何らかの得点が入る可能性が生まれます。
④前の事例を引きずらない
  終わった事例の事は考えず、淡々と次の事例に備える。
⑤”獲得点を上げる”事だけを意識し続ける
  例えば、解答に必須と思われる根拠引用が抜けていたのに気付いた
  けど、残り時間が3分しか無い場合にどうするか?

  そんな時でも迷わずに消して答案を書き直す。
  (但し、消す箇所を最小限に出来ないか?は考える。)
  何故なら、その方が獲得点数が上がる可能性が高まるから。
⑥ミスしている前提で、自分のミスに気付く工夫
  計算過程を意識して丁寧に書いて見直す、単位に丸を付ける、答案
  作成時にフレーム
(「誰に、何を、どのように」、「課題は①…
  ②…」など)に
当てはめ、聞かれたことにちゃんと答えているか?
  を確認する。

といった事項を、事例ⅠからⅣまで集中力を途切らせること無くやり続ければイイ。

なお、本番で①~⑥を実行する為の準備はどうすれば良いか?については、一部ですが1次試験向けノウハウとして、ここやここに、書いていますのでご参考までに。

ひょっとすると、とてもハードル高く感じるかもしれませんがスト合を目指す皆さんなら1次試験で同じ事を体験してきた筈。得点調整で9月6日に1次合格を果たされた方々も大丈夫!!  無事に1次の関門通過をしている訳ですから、2次でも同じ事が出来る筈。

 

ここまでやって「人事を尽くして」勝率5割にした後は「天命を待つ」しか有りません。

 

10月23日以降は、勉強漬けの毎日に付合って貰ったお礼に家族サービスをするも良し、我慢していた映画を見に行くも良し、打上げの毎日も良いと思います。
但し、少しだけ我慢して、2次本試験の記憶と意識がハッキリしている10月23日中に再現答案は作ってしまいましょう。 2次試験の合格/不合格に関わらず、口述試験対策や次年度の再受験準備に役立ちますので。

 

泣いても笑っても残り10日。
試験終了後に「やり切った!」と言える為に、また本番でミスして自滅しない為に、充実した10日間を過ごしてください。
”IF I TRY MY BEST AND FAIL, WELL, I’VE TRIED MY BEST.”
( by Steve Jobs )

 

皆様の”スト合”をお祈りしています。
タケシでした。

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