初めての診断士勉強(第2話):まず無料で集められる情報を。

おはようございます、水曜朝げっち@タキプロです。

先週に引き続き、診断士関連の研究会や会合などに顔を出す日々が続いています。この1週間では大学母校OBで結成された診断士会のほか、診断協会東京支部中央支会が主催するセミナーにも参加しました。(東京は支部が大きいのでさらに支会に分かれています)

診断協会は入会金や会費が決して安くはないですが、積極的にイベントやセミナーなどに顔を出すと、有意義な講演を聞けたり、さまざまな諸先輩方と知り合えたりと、それなりに取り組み方次第で価値が出るような気がしています。最前線で活躍されているベテランの方々の話など、非常に勉強になりますので…。

さて、本題。
診断士勉強を始める方々向けのお話ですが、初回の先週はこちら。ネットワーク力を活かせる勉強スタイルが重要というお話でした。

→「初めての診断士勉強(第1話):大切なのはネットワーク力。

今週は、第2話。手初めとして、まず無料でできる情報収集のお話です。

    

最初にやるべきこと。
まず、大手予備校のサイトで1年間の学習スケジュールを確認してみましょう。これは全国の通学・通信受講生が同じように各科目の勉強を進めていくので、刺激になります。それぞれ予備校ごとにカリキュラムやスケジュールが工夫されているので、独学の方も参考になると思います。

例えば、こことかここ等辺りです。
TAC
http://www.tac-school.co.jp/kouza_chusho/chusho_crs_12-12st.html#date
→「開講日以降の日程はこちら(PDF)」をクリック
LEC
http://online.lec-jp.com/shop/goods/204361/
→「講座スケジュール」の欄からスケジュール冊子を参照
TBC
http://www.tbcg.co.jp/1ji/2012_hs002.html
→左端「パンフレット&カリキュラム」をクリック

これら大手予備校では、10月、11月ごろから開講し、1科目ずつ講義が進んで、来年GWまでに7科目が終了。その後、2回転目に入っておさらいしながら仕上げていくという流れだと思います。

他のタキプロメンバーも書いていますが、独学を選択される方でも、教材としてTACスピードテキストを選ぶ方が多いと思います。TAC生は、ほぼ同内容のカリキュラムをGWまでに1回転させますので、その辺を目安にしてみてもいいかもしれません。

    


続いて、
これらのサイトから模試の日程を確認します。最初の模試は3月にM社が2次模試を実施します。GWにはL社が1次模試(これは本試験よりもかなり難易度が高いです)、T社が2次模試、さらに単発の1日、2日間の短いオプション講座が各予備校で開かれます。6月末から7月初めに掛けては、各社が1次模試を実施。そして8月初めの本試験となります。

そろそろ来年のカレンダーが出始めるころだと思いますので、新しいカレンダーを入手したら、まずはこうした模試の日程、予備校に通う方は演習、答練の日程を書き込んでみましょう。そして本試験の日程(例年では8月上旬の土日と10月下旬の日曜)を仮に書き入れておきます。これで、1年間のスケジュール感がつかめてくると思います。

試験勉強期間は先が長いようですが、油断していると、あっという間に月日が進んでしまいます。スケジュール感は常に意識しておきましょうね。

    


さらに、
今でないとできないこと。ちょっと気が早いようですが、2次模範解答集を収集しておきましょう。できれば1次試験も。

予備校によっては最新年度分の冊子を無料で配布しているところもあるので、それを請求します。特に、2次試験の模範解答は、2次対策を本格的に開始する8月半ば以降は既に配布終了しているところも多いです。読まなくてもいいので、今のうちに手元に置いておくと安心です。

例えばこことかここ。

TAC
1次解答速報(解答集請求可能)
2次解答速報(解答集請求可能)
MMC
2次試験模範解答集(解答集請求可能)
TBC
2次解答速報
AAS
2次模範解答例

    


ちなみにおまけですが、
実際に予備校に通った場合の合格率ってどのくらいなんだろうという統計もあります。

雇用保険の給付制度の1つとして「教育訓練給付制度」というものがあります。予備校等に支払った受講料等の20%が学習終了時に返ってくる(上限10万円)という制度で、対象となる予備校、講座が指定されています。

ちなみにこちらのサイトで、その一覧を検索できますが、詳細ページを見ていくと、各校のコースごと合格率も掲載されています。

教育訓練給付制度
http://www.kyufu.javada.or.jp/kensaku/T_K_bunya
ここで、【専門的サービス関係】中小企業診断士をチェックして検索

合格率は「1次20%×2次20%=4%」とも噂されますが、1年間通学なり通信なりでそれなりに勉強を終えた人の合格率では、実はそれほど低くないということが分かると思います。続けることが一番の近道ですね

そして、私たちタキプロの思いは、

「診断士を目指す方の合格確率を1%でも高めたい」です

    


さて次回以降は、以下の内容で進めようかと思います。


チェックマーク無料で集められる情報  ←今回
●ポイントは「時間」
×「やる気」×「効率」
●勉強ポイント:時間編
●勉強ポイント:効率編
●勉強ポイント:やる気編

次回からは、いよいよ勉強のポイントについてお伝えしますね。

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