【祝!合格体験記】問題のコアを捉えて合格へ/つかじさん

こんにちは。いか@タキプロです。

今週は平成30年度合格者の「合格体験記」特集。皆さんは合格体験記を活用されていますか?

私は受験生時代当初は、『合格体験記読んだって羨ましいだけだし、同じことやっても受かるわけでないし』と、あまり好んで読みませんでした。しかし、後日考えをあらためました。

合格体験記もタキプロブログも、書いていることは人それぞれであり、合う合わないが必ずあります。でも、それでいいと気づいたのです。

合格者が書いた文章を『真似すれば成功する虎の巻』として参考にするのではなく、指針や手がかりの少ない診断士試験において、他者の勉強方法や解法を知り、自分の勉強方法と比較し差分を捉え、それを取り入れるもよし、自らのやり方を強固にするもよし、漫然と勉強するのではなくその一つ一つの勉強方法や解法に意味を見出し固めていくこと、そこに意味があると理解しました。

 

本日、私がご紹介するのは「つかじ」さんです。つかじさんはいかと同じく、1年目は二次試験で不合格、2年目に合格されました。

つかじさんは、一次&二次の各試験合格のために必要なことは何かをしっかり分析し、そのコアを捉え勉強方法を行っています。そのやり方は、いかがお薦めする脱モヤの考えとも通ずるものがあり、読んでいて「なるほど!」と大変共感致しました。是非皆様にもご紹介をさせてください。

前文が長くなってしまい失礼しました。それでは、つかじさんの合格体験記です!

合格体験記/自己紹介

【ハンドルネーム】
つかじ

【自己紹介】
年齢:27歳
職業:電気系エンジニア
故郷:山梨
第二の故郷:茨城

【受験歴】
H29年度一次試験 合格
H29年度二次試験 不合格
H30年度二次試験 合格

 

合格体験記/私の勉強方法

【一次試験の勉強方法】
最近はやりの通勤講座を使用しました!
過去問もやらずに、ひたすらこの問題集で繰り返し学習しました。

一次試験は7科目で平均60点を取る試験であり、択一形式です。そのため、分からない問題があっても20%の確率で正解します(五択の場合)。

これを考慮すると、一次試験で大事なことは

「コア部分の確かな知識」

だと思っています。

コア部分とは試験で繰り返し問われるような知識のことで、確かな知識というのは「うろ覚えではなく鮮明に覚えている」知識のことです。コア部分によって、ある程度の点数を確保できます(イメージでは40点)。

さらに、確かな知識をもつことで、分からない問題の選択肢を絞ることができます。これによって正答率を高めます。

コア部分で40点を取るとすると、60点分は分からない問題ということになります。この問題に対して確かな知識を基に選択肢を3つまで絞ることができれば、60/3 = 20点は確保できる計算になります。1科目ではこのばらつきは大きいですが、7科目を受けることで平準化できます。

つまり、「コア部分の確かな知識」を身に着けることが一次試験合格の上で必要なことだと思います。

そして、このためには「コア知識の繰り返し学習」が有効だと考えたため、これを意識して学習しました。

 

【二次試験の勉強方法】
弱小診断士勉強会に参加しながら、過去問を中心に勉強しました。また、二次試験では「80分で60点を取る」という課題を以下の課題に細分化して取り組みました。

  1. ”正解”を明確化する
  2. ”正解”を生み出すプロセスを作成する
  3. ”正解”を80分で生み出すプロセスを作成する
  4. 「”正解”を80分で生み出すプロセス」を活用できるようになる

“正解”とは、二次試験の答えのことです。二次試験は「答えがない試験」とも言われますが、試験である以上は答えがあると思っています。

2回目二次試験の半年程前までは、正解が何かを考えることをせずに、独りよがりな学習をして的外れな答えを量産していました…。

 

合格体験記/エピソード

【一次試験のエピソード】
簿記知識がなかったので、財務会計に苦労しました…。仕訳って慣れるまでは大変ですね!手探りで自習するのは本当に大変でした。

【二次試験のエピソード】
2度目の二次試験当日に大問題が発生しました。「机が小さい」という問題です。これには相当焦りました。ご存知の方も多いと思いますが(私は知りませんでしたが)、池袋の立教大学の机には当たり外れがあります。小さい机にあたった場合、問題用紙を広げて電卓を置くと、解答用紙を置けるスペースがなくなります。ペンはギリギリ置けますが、5本くらい置くと受験票と電卓と干渉します。

元々、私は試験当日にファイナルペーパーを読む予定でした。しかし、机があまりに小さかったため、「小さい机を如何に効率的に使うか」を考えることに多くの時間を費やしてしまいました。しかし、どんなに頑張っても机が小さいという事実は変わらず、毎事例ごとに最低1回はペンを落とす羽目になりました…。

試験後に聞いた話ですが、玄人の方はセロハンテープを持参して受験票を机に貼り付けて壁を作り、ペンが落ちないようにするそうです。

立教大学で二次試験を受ける方は、小さい机対策も万全にしておきましょう。

 

合格体験記/次の合格者に向けて

【勝因分析】
二次試験では、「答えが何か」ということを真剣に考えたのが良かったと思います。あとは運です。本当にそう思います。

【合格を目指す方へのアドバイス】
1回目二次試験の学習では、正解が何かを考えずにただがむしゃらに勉強して不合格になってしまいました…。

こういったことにならないように、闇雲(やみくも)に学習するのではなく、合格に近づくために何が必要なのかを考えながら学習するのが良いと思います。

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つかじさん、貴重な体験記のご提供ありがとうございます!

つかじさんは、自らの行動をきちんと分析し、どのような勉強が必要か論理的に考えて合格された方だと思います。是非今後その際のノウハウや気づきを活かして御活躍いただきたいと思います!

 

明日は、私達ブログ班のサブリーダーで頼れる兄貴分、
“マッサン”による合格体験記紹介です。

引き続き読んでくださいね!

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