ポエムとロジック15

こんばんは。つっちー@タキプロ6期です。

デザイナーをしながら絵を描いて、個展を開いたりしている知り合いが、こんなことを言っていました。

「デザイナーの仕事は芸術とは正反対のものだ」

なぜなら芸術は自分を表現するもの、デザインの仕事は顧客の要望を形にするものだから。それはまあその通りだろうと思ったのです。そして私がこのブログで書いてきたことも、そういうことだなと思ったのです。

ポエムとロジック

日記と二次試験

主観と客観

右脳的なものと左脳的なもの

感情と論理

肉と骨

ディオニュソスとアポロン

あるいは、自己実現と目の前の業務

言葉を変え、角度を変えて対比をしてきました。別にポエムの反義語はロジックではないし、それぞれ言葉の意味する範囲もズレていて論点もいっこうに定まらなかったのですが、ただ、私が書きたかったのは、2つの要素が正反対だということではなくて、逆に2つの要素が両立するような考え方があるのではないかということでした。

「止揚」という言葉がありますが、要するに、相反するものの片方を否定することなく、両方とも一つ高い次元にもっていって昇華することで、より洗練された考え方にたどり着きたい、とくに文章を書く上でそんな境地に立てないかと、そんなことを漠然と今年の最初に考えていて、このブログのタイトルを付けました。

早くも年末を迎えようとしています。試験合格後は、思った以上に忙しくなり、あまりじっくり本を読んだり考えたりする時間がとれませんでしたが、自分なりにテーマを持ってアンテナを立てていると情報は自然と入ってくるものですね。ヒントとなりそうな言説をいくつか見つけました。

たとえば、村上龍氏が『無趣味のすすめ』のなかで、小説の文章もそれ以外の文章も簡潔に書くべきであることに何ら変わりはない、というようなことをいっていました。またドラッガーが『現代の経営』のなかで、「経営管理者の準備として最も有効な職業教育は、詩や短編小説を書く訓練である」と書いていることも興味深いと思いました。それから、大阪の診断士協会には「デザイン経営研究会」なるものがあり、まさに先述したように、システム思考とデザイン思考を併用して、イノベーションのアイデアを生み出していく手法などを研究しているそうです。 

 

合格発表まで何も手につかなくなる時期かもしれませんが、試験直後はとくに診断士としてアンテナの感度が高まっています。その状態で見聞を広めれば、今までとは違った視点で、思わぬところから合格後の活動のヒントがつかめるかもしれません。

続く

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