初学者が2次試験を突破するまで~その3

 こんばんは。愛妻家@タキプロです。

早いもので、もうすぐ8月も終わりですね。過ごしやすい日が増えてきて、勉強もはかどります。
学問の秋、とは良く言ったものです。
あ、運動の秋は、脳の活性化のために実践した方がいいですよ。
食欲の秋は、眠くならないようほどほどに。
さて、今週の共通テーマは、2次試験に向けての心構えです。
今さらですが、1次と2次ではまるで対策が変わりますね。
なぜなら、2次には記述問題があり、正解が一つではないからです。
コンサルの実務上でも、人によって違う方向性を打ち出す場合はあります。
それでも、理由がちゃんとあって、筋がとおっていて、実現可能性も高ければ、どちらも間違いではありません。
2次試験も同じです。事例企業をどこに導くか、という方向性が一貫していて、なおかつ筋が通っていれば、ちゃんと点数は取れるはずです。もちろん、問題文中の制約条件は絶対無視しないでくださいね。
というわけで、2次試験は、事例企業をコンサルティングするつもりで向き合いましょう。
では、愛妻家的・初学者の2次試験対策③です。
(8回シリーズの予定です。その①その②もご参考にどうぞ)
今日は、紋切スタイルを身につけよう、です。
先日のセミナーのお土産で、タキプロメンバーのH22事例Ⅰの再現答案をお配りしました。
見て見ると、内容はともかく、書き出しとかは結構似てるんですね。
実はこれ、
対策その② 聞かれたことに答える にも通じる話なんです。
例えば、H22事例Ⅰ・第2問の設問1です。

「・・・、その目的と効果について100字以内で説明せよ。」
こういった問題に対して、思いつくままに解答すると、読みにくく伝わりにくい文章になってしまいます。
あるいは、最悪の場合は目的を書き忘れたりとか、目的と効果を混同して書いてしまったりします。
ある程度の問題数をこなしている方、思い当たるフシがありますよね?
では、どうしたらいいでしょうか。

「目的は・・・である。効果は・・・である。」という紋切り型とも言える解答フレームを使ってみましょう。

そうすれば、先ほど書いたような、聞かれたことに答えていない残念な解答にはなりません。
そして、この方法で一番差がつくのが、事例Ⅳの第1問(経営分析)です。

「○○○の中、●●●なので、■■■が悪化している」
○○○⇒外部環境や、今までの背景等
  ●●●⇒ターゲットとなる指標に影響を与えた(原因となった)別の指標
  ■■■⇒答えとして挙げた指標
この3つのポイントを確実に押さえた解答フレームを使うことで、確実に点数を取れるようになります。
事例Ⅳで得点が伸びない方、この方法を身につけると、点数が変わってきますよ。

(後日追記:初学者が2次試験を突破するまで~その4はコチラ

それでは今日はこの辺で。次回もどうぞお楽しみに!
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


※次回以降の勉強会日程8/27(土)17:30 新橋・生涯学習センター

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