科目免除のメリットをファイナンス思考で再考する

よっしーです。合格体験記はこちら。過去記事はこちら。
1次試験の科目免除権を持つ方向けに「科目免除」行使についてファイナンス思考で再考するのが、今日のお話です。
結論は「使わないと損するぞ!」です。

本日は諸都合につきネコの登場です

1.「科目免除」発動のメリットをファイナンス思考でひも解く

・「得意科目なのに加点が見込めないデメリットはどうするの!?」
・「合格ラインが420点から360点、300点に下がるから、1問の重みが増すじゃない!」
科目免除の話になると、上記デメリットをよく指摘されます。気持ちはよーく分かります。
しかし少し点で見すぎているというか、損得だけで考えているというか、P/L志向な気がします。

何が言いたいか。企業のプロジェクトに例えて説明します。

試験に臨む受験生の標準的な視点

あなたは1,000時間を勉強に費やし、中小企業診断士試験の合格を目指します。
2次試験対策に300時間を割り当てたため、1次試験に使える時間は700時間です。
均等に割れば1次試験1科目あたり100時間を使えます。

プロジェクトに例えた視点

あなたは1,000時間という「資本」を元手に、「中小企業診断士合格」プロジェクトプロジェクトマネージャー(以後PM)を任されました。
7科目トータルで420点「資産」を得ることが1次試験タスクゴールです。
二次試験4科目で240点「資産」を得、合計660点「資産」を得ると、プロジェクトは成功します。

ファイナンス思考で考える科目免除は「特許」に近いという仮説

プロジェクトのキックオフMTGにて、実は自社には特許(高度情報技術者試験、企業経営理論の科目合格)の存在が判明しました。この特許を行使すると中小企業診断協会から120点の「資産」「資本」の投下なくゲットできることがわかりました。
プロジェクト成功要件2/11を資産化する必要が無くなり、また資本の20%が投下不要になります。極めて効率的です。余剰資本は予備としてプールすることとし、PMは特許の行使を決意しました。

以上の例は2017年のよっしー事例です。

2.100時間勉強したから必ず60点分の得点を得れるわけではない

ここでB/Sを科目粒度に細分化します。
100時間という「資本」を投資し、例えば経営情報の試験に臨み60点「資産」を得ようとしているチームで説明します。もちろん、投資する100時間は「自身の知見で得点できる知見」と「各科目試験で60点得点できる能力」のGapを埋めるものです。ファイナンス思考ではがここがポイントです。

もし過去問を勉強なしで解いてみて50点だとすると、100時間を投入しても10点のリターンにしかなりません。
もし過去問の結果が足切りライン40点だとすると、100時間投入して20点分のリターンになります。
もし過去問の結果、全部「ウ」を選び25点だとすると、100時間投入すると35点分のリターンになります。
ビジネスで、100投下して10しかリターンがない計画Aと、100投下して35リターンがある計画Bなら、数字だけみれば後者一択です。B/S思考っぽくないですか?

3.高得点を目指す=高難易度問題対策=投資対効果の悪化

最後に、苦手な科目の失点の仕方はどのようなものが考えられるでしょうか。

苦手な科目であるほと、ケアレスミス簡単なミスをしています。その類のミス克服は簡単です。勉強すればいいだけです。

一方得意科目は、難しい問題をミスしています。難しい問題は腹立たしさを覚えるニッチ知識問題や、「知らんわ」と叫びたくなる関連法規問題に遭遇する可能性が高くなります。俗にいうD問題、E問題です。

投資対効果が低い「高難易度問題の克服」より、「低難易度問題の克服」に時間を投下したほうが効率的です。
40点60点に引き上げる難易度と、60点80点に引き上げる難易度、どちらが簡単でしょう?

ファイナンス思考で再考するシリーズ2回目、以上で終了です。

今日の夕方はタッキーさんの登場です。

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