なんとなくを言葉にしよう by kskn

どうも、kskn(きしけん)です。

先日、診断士二次受験生の方から「言語化が苦手です」という相談を受けました。

僕も実は自分の考えを言語化するのが苦手でした。
仕事の会議中に突然意見を求められてもうまく考えをまとめられなかったり、映画を見て感想を聞かれてもうまく説明できなかったり。
でも思うに、全ての事柄において自分の考えを言語化出来る人は多くないと思います。
例えば、「あなたは今、なぜタキプロブログを読んでいますか?」と問われて、即答できる人の方が少ないでしょう。
でもじゃあ理由がないかと言うと、決してそんなことはないはずです。
理由はあるけど「(ほぼ)無意識に行動していて、それをうまく言葉にできないだけ」だと思います。

一言でまとめるなら「なんとなく」意思決定をしているのです。
でも思考の言語化を行う上では、この「なんとなく」を整理し、言葉にすることが大事だと僕は考えています。

あなたが日々行う意思決定の中で、「なんとなく」決めているものはどれくらいあるでしょう?
朝食、仕事に来ていく服、家を出るタイミング、同僚との雑談の内容、会社を出る時間、見るテレビ番組などなど、、、
きっとそこには何か理由があるはずなのですが、それをわざわざ言語化して意思決定を行っている人はほとんどいないと思います。
しかし、診断士の二次試験では自分の考えを言語化することが非常に重要です。

どの一次知識を使うか、与件文のどの部分を引用するか、どういった構成で文章を書くか、、、
あなたが解答を書く際には、こういった事を必ず考えているはずです。これをしっかりと言語化できていますか?
なぜ言語化が重要なのかと言うと、思考を言語として定型化することで「再現性」が生まれるからです。
また、仮にその思考が間違えていたとしても、プロセスが言語化されているので間違いを見付けて修正することが可能です。
なので、言語化は非常に重要だと考えているわけです。

では言語化が苦手な人は、どう訓練すればいいのか?
僕は量をこなすことで言語化の能力は上がっていくんじゃないかなと思っています。
幸いにも、多くの人には言語化の練習量をこなすチャンスがあります。
それは上で挙げた、日常的な「なんとなく」の意思決定です。
これらの意思決定を「なんとなく」で留めるのではなく、なぜ自分がその決定をしたのかを、徹底的に言葉にしてみてください。
これを今日から毎日続ければ、きっと2週間もしないうちに言語化の能力は高まっているはずです。

信じるか信じないかは皆さんの自由ですが、そんなに時間がかかる作業でもないですから、まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
言語化が得意になればもちろん診断士試験にも役立ちますが、仕事やプライベートにも必ず役立ちますので、とてもオススメです。
もし試していただけた方は、また感想を教えてもらえると嬉しいです。

ではでは、今日はこんなところで。

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次回は、モーリーさんです!

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