財務・会計学習のススメ

みなさんこんにちは。タキプロ6期生のぱるるです。

1月も早くも後半に入り、平成28年度の1次試験まで半年少々となりました。今日は、主に平成28年度に初めて診断士試験を受験する予定の方に向けての記事となります。

みなさん、1次試験対策の進捗はいかがでしょうか?科目数が多く、広範かつ膨大な知識量が要求される1次試験の対策は、ペース配分が中々難しいのではないかと思います。1科目でも40点を下回れば足切りとなってしまいますのでどの科目も手抜きは許されませんが、まだまだ本試験まで時間のあるこの時期、以下の理由から、特に「財務・会計」に注力するのがよいのではないかと考えています

1.平成28年度は難化する公算が大きい
平成27年度の財務・会計の科目合格率は約37%と過去10年間で最も高い数値でした。例年の科目合格率が軒並み20%を下回っていることからも、平成27年度は、比較的財務・会計を苦手としていた受験生でもくみし易い内容だったことが分かります。科目合格者が大量に滞留していることから、来年度は科目合格率を抑え込もうという調整が働いても不思議ではありません。過去10年間の全70科目(回)のうち、科目合格率が30%を超えたのは平成27年度の財務・会計を除いて6回ありましたが、うち5回は翌年度の同科目合格率が10%以上低下しているのも、これを裏付けるデータ(下記表参照)といえるのではないでしょうか?
来年度の本試験を受けてみるまで、ぱるるの予想が当たるかどうかは分かりませんが、平成28年度の財務・会計はある程度難化する可能性が高いと想定して備えておいたほうが無難であるのは間違いないかと思います。

科目別合格率推移

2.得意科目にすれば、2次筆記試験で大きく差をつけられる
財務・会計が主テーマである事例Ⅳは、正誤が比較的はっきりしているという科目の性質上、他事例以上に実力差が得点に反映されやすい傾向があります。得点開示が制度化されて以降、ぱるるが聞いただけでも、事例Ⅳで80点、90点以上の高得点を獲得した方が何人かいる一方、40点に満たず足切りされてしまったという方も少なくありません
これはぱるるの感覚に過ぎませんが、ストレート生は事例Ⅰ~Ⅲの対策に十分な時間を割けず、多年度生に比べて不利な戦いを強いられやすい一方、財務・会計を得点源にして事例Ⅳで挽回するパターンが多いように思います。

3.他資格を目標にモチベーション管理しやすい
財務・会計で学ぶ内容は、日商簿記のような会計系資格とかなりの部分で重複しています。他資格をマイルストーンとして学習することで、モチベーションを維持するとともに、資格という目に見える成長の果実を得ることが期待できます。ぱるる自身、こういったマイルストーンをこまめに設定することで、モチベーションの低下を未然に防ぐようにしていました。他科目でも、経営法務でビジネス実務法務検定、運営管理で販売士等のような資格がありますので、学習計画を立てる際はぜひとも参考にしてみてください。

「財務・会計は苦手であまり好きではない」という方も多いかと思います。しかし、財務・会計の知識は、試験対策でも、診断士の活動でも、非常に重要な位置を占めています。一日一題だけでもよいので、毎日財務・会計に触れることが苦手克服の近道かと思います。最初は時間がかかるかもしれませんが、理解の高まりにより次第に時間が短縮され、他の科目に割く時間も確保しやすくなるはずですので、今の時期から地道に財務・会計力を強化していきましょう

 

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