スイマー式体育会勉強法(1次試験に向けて)

いつもタキプロブログを読んでいただいている皆様。初めまして。

タキプロ6期生のスイマーと申します。タキプロではセミナーの企画や運営で1年間活動を続けていました。

6期生の活動はそろそろ終了となりますが、今回ゲストブロガーとして記事を書く機会を頂いたので、手を挙げさせて頂きました。

 

まず少しだけ自己紹介を。

普段は、中小のIT企業で営業として仕事をしている企業内診断士です。

そしてハンドルネームの通り、今でも社会人の水泳の試合に出場する社会人スイマーでもあります。

受験歴は、1次試験が2回。2次試験が1回でした。

1次試験向けには、受験校の単科生制度で「財務」と「経済」の授業に通い、2次試験の際は、受験校で8月から始まる「直前パック」的なもので勉強しました。

半分通学・半分独学という中途半端?なスタイルでした。

 

この時期、今年8月の1次試験を初受験する為頑張っている方や、再チャレンジに向けて闘志を燃やしている方々もいらっしゃると思います。

そんな方々向けに、何か参考になればと思って記事を投稿させて頂きます。

 

私の1回目の1次試験は2013年。

経済学が猛威を振るった年でした。

自己採点したところ、合計点は430点越え。しかし、経済はなんと32点!!その後加点措置があったものの、36点と届かず足切となる(あとたったの1マークでした)という、泣くに泣けない結果となりました。

 

私の勉強補法は、ズバリ「体で覚える!!」です。

学生時代からスポーツに明け暮れており、頭の方はあまり鍛えなかった為か、難しいことがなかなかできません。

とにかく問題数をこなして、なんとか合格ラインに持って行くスタイルです。

 

1年目の勉強スタイルは、朝少し早目に家を出て、駅の喫茶店で財務の問題を30分解き、その後は、1時間近くあった通勤時間をフルに活用し、電車の中でスピード問題集を解きまくる。という感じでした。

特に初めのころは、スピード問題集を解くというよりは、読書の様に読んでいる状態でした。

私の場合、まずテキストを読むことよりも、問題集に取り組んだわけです。

テキストを読んでも、なんとなく読み飛ばしてしまい、頭に入らない・・・。その点問題集であれば、その都度考えて解きますので、頭に残る気がしたのです。

正に「体で覚える」式。

既に15年以上の社会人経験がありましたので、いきなり問題集に取り組んでも、科目によっては今までの蓄積で答えられる問題もありました(感覚的には3割程度?)。

後は、問題集を繰り返し、3回転程したところで、テキストに移る。というやり方をしていたのです。

 

これが功を奏したのか、本番ではなんとか合計点では合格点をクリアできたのだと思います。足切でしたが・・・。

しかし、反省点もありました。

 

それは過去問への取り組み方でした。

1年目は、年度ごとに過去問を解く。という事を繰り返しており(いわゆるタテ解きというやつ)、毎回点数をつけては一喜一憂する。という事をしていたのです。

今考えれば、無駄な事をしていたと思います。

 

そこで2年目は、1年目のやり方に若干アレンジを加え、過去問への取り組みを重視する方向にシフトしました。

具体的には、各科目の分野毎に過去問をあたる、いわゆるヨコ解きというやつです。

自分が間違えた問題にチェックをつけ、それが出来る様になるまで繰り返し解いていったのです。

大体3回転。科目によっては4回転くらい繰り返しました。

ちなみに使用した過去問題集は、早稲田出版さんが出しているTBCのものでした。

同友館さんが出している同様の過去問と迷ったのですが、値段が少し安かったのと、同友館さんのは紙が薄いのか、眼力(?)をかけると問題の回答が透けて見えてしまった為、私には向いていないと判断しました。

見ちゃいけないと思えば思う程、見えてしまうのです・・・。

周りに聞くと同友館派が多く、TBC派は少ないように感じますが、私にとっては十分な難易度と分量だったと思います。

 

この方法のおかげで、科目合格できていなかった、「経済」、「運営」、「法務」の3科目に加え、リスクヘッジで得意科目の「企業経営理論」と、「情報システム」の計5科目を受け、無事に1次合格となったのです。

2年目も継続していたスピード問題集ですが、科目によっては10回転以上していたものもあります。

(最初は正の字を書いてカウントしていたのですが、途中でめんどくさくなってやめました。)

 

今にして思うと、早い段階で生活の中で勉強の習慣づけが出来ていた事と、自分に向いた勉強方法を継続できた点が、非常に良かったんだと思います。

あとは、過去問の取り組みを改善できた事です。

1年目の私の様に年度毎に解いてしまうと、良問も悪問も混在しているものを繰り返すことになります。

その点、出版社が出している分野ごとの過去問であれば、ある程度厳選されていますし、自分の弱い分野も一目瞭然です。

(なんで初年度にこれに気付けなかったのか・・・。)

 

そんな訳で長々と書いてしまいましたが、少しでも皆さんのご参考になれば幸いです。

ちなみに2次試験の際の勉強法は、毎朝6時起きして、すぐに事例を1問解く。という事を続けました。

出社時間が締切になりますので、タイムマネジメントを「体で覚える」という点で役に立ったと思っています。

 

最後に・・・。

私は学生時代、決して優秀な学生ではありませんでした。

理系一家の家庭で育ったのですが、スポーツに走った落ちこぼれだったと思います。

中小企業診断士の勉強を始めたときは、合格ははるか彼方だと思ったものです。

そんな私でも、なんとか合格する事が出来、今は充実した中小企業診断士ライフ(企業内ですが)を送っています。

ありきたりなメッセージになってしまいますが、あきらめなければ、必ず勝てるチャンスが巡ってくると思っています。

仕事や家庭との両立など、大変な事もあるかもしれませんが、是非あきらめずに合格を勝ち取ってください。

 

タキプロは、受験生の皆さんの合格率が1%でも上がる様、全力でサポートします!!

皆さんも是非頑張ってください!!

 

ありがとうございました。

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