【とどろき劇場第5章】 一次試験本番に向けての調整、準備

おはようございます。とどろき@9期です。

従前の投稿はこちら↓

【とどろき劇場第1章】自己紹介

【とどろき劇場第2章】一次試験対策の問題演習について

【とどろき劇場第3章】一次対策答練への対応について

【とどろき劇場第4章】一次模試へ向けての準備等

W杯も佳境です。ベスト8が出揃いました。

先日の日本代表対ベルギー戦、後半AT残り30秒、自らのコーナーキックから電光石火約10秒のカウンターで沈むとは、、、辛すぎる「ロストフの悲劇」。
対応により防げたはずで延長に持ち込めた中での失点なので、悔やみきれない敗戦かと思います。

今回は、ドイツ、ポルトガル、アルゼンチン、スペインの脱落、、、この進出状況を誰が事前に予想できたでしょうか。。。
日本代表のコロンビア戦のアップセットをはじめ、上位国がこれまでにない苦しい戦いを繰り広げており波乱の大会です。
データ情報分析の手法、戦術の浸透等により、個人技の差が埋まり、ピーキング手法次第で思いがけない結果になっているのではないでしょうか。

診断士試験でも、特に昨年は、学習歴が浅い方、また独学の方の合格割合が多くなっていると感じました。
この根本的な理由ははっきり分かりませんが、受験校、ブログ、出版物等の情報の多面的活用により各自の力量が接近している上に、直前期のピーキングがはまったからではないかと思います。
何にせよ、事前準備と直前の調整で、本番では実力以上の結果が出せる、ということですね。

さて先週末は、一次模試を受験された方も多いかと思います。いろいろなシミュレーションも兼ねて臨んだかと思いますが、いかがでしたでしょうか。
試験時間以外の準備事項、試験中の解答作法等、上手くいったことも、効果がなかったことも色々あったのではないでしょうか。
本番まで約1ヶ月ある中で、浮かび上がった対応策、問題についての復習等、十分に対処して本番を迎えて頂ければと思います。

今回は、主に初回の方向けに、本番までの調整事項、本番の準備事項と、本番当日の対応等についてお話したいと思います。

1 調整事項

本番での正答率を上げるには、基本的な問題の取りこぼしをしないことはもちろんですが、勝負の分かれ目になる問題をどれくらい拾えるかが重要です。
そのためには、頻出分野、正答率の高い問題での誤答問題、あるいは自分が良く間違える問題、これから詰め込んでいく知識問題のそれぞれの正答率を上げていくことが必要です。
前回の繰り返しにもなりますが、模試や答練ならコピーしてルーズリーフ等にコンパクトに集約し繰り返し解きこむ、過去問なら誤答問題として目印をつけたものを解きこむ、などして、確実に正解できるようになったものから徐々に対象から外していく、という対策が必要かと思います。

さらには、ここからの限られた日数を効果的に使うために、どの科目のどの問題に、どの日程で、どの時間を当てていくのか、というスケジュールを、進捗を確認しながら、1週間単位で立てていくことが必要になってくるでしょう。

また模試では、問題難易度の見極め、時間配分、マーク手順、見直しのタイミング等、上手くシミュレーションはできましたでしょうか。
過去問演習と同様に、個別の問題への対応を復習することはもちろん必要ですが、どう試験時間中の対応を組み立てるかも必要です。
今一度、試験全体をどのように進めるのかについての想定をしておきましょう。

そのほか問題解答のスキルの更なる向上のほか、体調、気力の充実も本番でベストとなるように整えていく必要があります。
これまで突っ走ってきた人は、個人的にはこの1ヶ月の間で、どこか半日くらいはオフをとって、気力を充実させる機会を設けたほうが良いと思います。私は、海の日の連休中の1日だけ、出かけることにしました。
明らかに準備不足を感じている人は、少しの時間も惜しんで問題演習に没頭し、少しでもやりきった感を高めるしかありません。

なお、特に初日1科目目の経済は、朝のうちに暖機運転をして頭をすぐに動かせるよう、1、2問簡単な典型問題(費用曲線、スルツキー分解あたりか)で解くものを決めておくと良いと思います。

2 準備事項

私は、5科目受験なので、一端しか感じ取れませんでしたが、7科目フルに受けるとなると、かなり肉体的、精神的にダメージが来るはずです。
20代前半くらいまでは、そのくらい無理なく対応できるかと思いますが、やはり年齢を重ねてくると、想定以上に疲労し、回復も遅れます。
そのような試験問題以外の対策は考えておられますでしょうか。
例えば、こんなところです。

・水分補給→トイレに行きたくならないよう、暑さとの加減で飲むタイミング、量を調整。
・昼食の量→特に経営と運営の多い問題数で集中力を切らさないよう、少なめに。
・伸びた休憩時間の利用法→軽く昼寝?トイレに行くタイミングは?トイレ待ちで目を通す見直し資料は?
・間食等の活用→食事は減らし、間食でチョコ、ラムネなど糖分補給。栄養ドリンクは使うか?使う量とタイミングは?
・疲労回復→目薬を活用するか?顔ふきシートでサッパリするか?
・冷房対策→薄手の上着を用意するか?最初から長袖にするか?

何が合うかは人それぞれですが、本番は模試以上に疲労しますので、幅広く準備しておきましょう!

また、試験に臨むに際しての必須品もあらためて確認しておきましょう。

・受験票、写真票(もちろん事前に写真は用意して貼り付け)
・写真貼付の身分証明書
・鉛筆またはシャープペンシル多数→マークシート用がベター、鉛筆削り、換え芯
・消しゴム最低2個
・時計(受験票記載の規格に合うもの)・・・などなど

その他、受験会場が決まり次第、当日朝のシミュレーションを想定しておきましょう。
朝早く動くことは当然として、会場周辺のカフェは見直し等を行う人で混雑しますし、昼食等を用意しようとしても最寄り駅のコンビニは品薄になるかもしれませんので、一駅離れたところなどでもカフェ、買い物の場所を想定しておくと良いと思います。

3 本番対応

初回に受験した平成27年は、初日科目は全体的に手ごたえがあり、危なげなく進んでいるだろう、という感触を持っていました。
私は法務が免除なので、2日目の科目は情報からでしたが、いつもどおり問題の全体を見通していくと、、、、
そう、この年度は情報で大波乱が起きたのです。事前の準備では比較的安定しており70点は取れるだろうと想定していた科目なのに、、、
後半10問くらいはほとんど正解できる可能性がない問題のように見受けられました。
後ろの統計2問をパスし、実際に解き始めると、、、やはりその感覚は当りました。
全く解答の糸口がない問題ばかりで、かなりマズいなという感触があり、周囲もため息交じりで、早い人は20分くらいで退出していました。
そんな中、ほとんどまじめに解いたことのない統計の問題を見ると、2問とも、知識問題ではなく、現場で考えれば出来るかもしれない、という問題に見えたので、着手することにしました。結果的には、そのうち1問が正解でした。後日答えあわせすると、足切りギリギリの40点。
他の科目が全て70点以上だっただけに、この1問に取り組んでいなければ、本当に後悔するところでした。

敗色濃厚な土俵際まで追いこまれながら、アディショナルタイムにギリギリドローに持ち込んだかのような劇的な展開、これぞ「とどろき劇場」!!

由来となる「等々力劇場」についてはこちら(興味ない人は飛ばしてください。)

ともかく、何が功を奏するかわからないので、見直しも含めて、最後の1問まで決して諦めることのないようがんばって下さい!

次回は一次試験直前の投稿予定です。試験当日以降のことについて主に記載する予定です。

明日は、WEB勉強会班よりフィジーさんです。

 

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