1次試験の財務会計対策/いいぜん(弁護士)

みなさん、こんにちは。タキプロ10期東京のいいぜん(弁護士)です。

自己紹介等の記事はこちらです。
前々回の記事(1次試験対策)はこちらです。
前回の記事(2次試験対策)はこちらです。

今回は、1次試験の財務会計について書くようにとのお題をいただきましたが、正直申し上げて、財務会計は最も苦手な科目でした。財務会計は、この試験でベースとなる知識であり、2次試験の事例Ⅳの対策を見据えると、特にしっかり習得すべき科目です。したがって、十分な勉強時間を確保して、毎日コツコツ演習を重ねる必要があります。それを怠ると非常に苦労することになります。

1.財務会計の王道的な勉強方法

まずは簿記の基本をしっかり習得すべきです。そのためには、簿記3級及び2級の勉強をするのが良いと思います。もちろん余裕のある方は簿記1級まで目指してほしいところですが、簿記1級のハードルは極めて高いです。簿記1級は、中小企業診断士試験に無事に受かった後で、しっかり勉強してください。

私は簿記3級と2級を、今から20年以上前の私がまだ銀行に勤務していた時代に取りました。簿記3級の勉強は実質1週間、2級は工業簿記に馴染みがなかったので1か月くらい勉強しました。はるか昔のことなので、すっかり知識は抜け落ちてしまっていましたが・・・。

そのうえで、中小企業診断士用の財務会計の問題集をせっせとやりましょう。いちいち考えなくても、手が覚えているという状態にすべき、そのためには、毎日コツコツ演習を重ねるべきです。例えば、TACの「中小企業診断士 集中特訓 財務・会計計算問題集」といった問題集を何度も繰り返し解きましょう。中小企業診断士の試験領域は幅広く、何をどこまで勉強すればよいのかわからなくなりがちですが、財務会計の領域は比較的明確ですし、財務会計をしっかり勉強しておけば、結果は確実についてきます。逆に、財務会計の勉強を怠ると私のように苦労することになります。

2.時間がない人向けの勉強方法

とはいえ、1次試験は、もう目前に迫っています。今さら簿記の勉強なんて、やってられません。テキストを読むのも大変ですし、問題集をコツコツ解けと言われても、時間がかかるわりに、なかなか知識が定着しません。

効率よく勉強するには、1次試験の過去問やTACのスピード問題集のような簡単な問題と解説を、解かずにひたすら読むのがお薦めです。1次試験は計算機も使えませんので、複雑な計算が出るわけではありませんし、計算演習を重ねるよりは、猛スピードで全体を繰り返す方が効率的です。テキストを読んでインプットするよりは、いきなり問題を読み進めた方がよいです。問題集の解説を読んでどうしてもわからないときにかぎり、テキストを読むようにしましょう。TACのスピード問題集であれば、読むだけであれば3時間もあれば1周できます。2周すれば、それだけで40点は取れます。

私は1次試験の直前はなぜか仕事が忙しくなり、ほとんど勉強する時間がありませんでしたので、実際に1次試験の財務会計用に勉強したのは、スピード問題集を2周しただけです。その結果、毎回、判を押したように48点でした(平成26年度は4点の加点があったため、52点になりましたが・・・)。60点を取るのは大変ですが、足切りを免れるだけであれば、それほど難しいことではありません。

でも、みなさんは、もう少し、財務会計に力を入れて勉強しましょうね。

3.財務会計のイメージがつかめない人へ

予備校の先生方が、いろいろと工夫して、財務会計の講義をしておられると思いますが、それでも、いま一つ財務会計のイメージがつかめない人が多いように思います。そんな方に私がお薦めするのは、國貞先生の本です。

「決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 」(朝日新書 44)  國貞克則著

この本を読んで気に入ったら、國貞先生のドリルを使って、手を動かしてみるとよいと思います。

「書いてマスター! 財務3表実践ドリル」(日本経済新聞出版社)

別に私は國貞先生の回し者ではありませんが、こうした全体像をうまく掴ませるテキストは、なかなか見当たらないと思います。

4.2次試験の事例Ⅳ対策について

王道的な勉強方法をしっかりこなしてきた人にとっては、あらためて事例Ⅳ対策をする必要はありませんが、私のように1次試験の財務会計を最小限の努力ですり抜けてきた人にとっては、事例Ⅳが最大のネックになります。結論としては、予備校の事例Ⅳ対策講座を受講して集中的に勉強するのが効率的ではないかと思います。予算との兼ね合いにもなりますが・・・。

5.最後に

私は弁護士ですので、実は、財務会計を免除することができます。弁護士は基本的に数字が苦手な人が多いのに、何で財務会計が免除になるのか意味不明なところもありますが、弁護士は税理士登録をすることができるということで、財務会計が免除になるようです。48点しか取れないのだったら、免除すればよかったかなと思ったりもしますが、財務会計がわからない中小企業診断士は使い物になりませんので、財務会計を受け続けてきた意味はあったかなと思うことにしています。これから7月の実務補習に向けて財務会計の勉強をやり直さなければと思っていたのですが、この6月にAIの会社の社外監査役に就任することになりましたので、まずはAIの初歩を勉強することにします。実務に出ると勉強しなければならないことがたくさんありますね。

明日は、ささたかさんです。
お楽しみに!

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