【1次】過去問題集の「正しい使い方!?」「間違った使い方!?」

 

こんばんは。日曜夜担当の、あっきー@タキプロ4期生です!
受験歴はこちら前回の記事はこちら

今日は「こどもの日」。気が付けば明日でGWも終わりですね

計画通り勉強できた人もそうでない人も、1次試験まで90日、2次試験まであと168日です。頑張っていきましょう

7科目分のテキストも読み終わり、ある程度の理解や暗記(知識のInputをしたので、そろそろ問題集や過去問(知識のOutputに取り掛かろうかなと思っている人、ちょっと考えてみてくださいね

皆さんがInputした知識は頻出分野のものですか?Inputした知識がちょっと違った角度から問われた場合に正確にOutputできますか?

つまり、何が言いたいかというと、試験で合格点をとるためには、いくら膨大な量の知識をInputしても、出題形式や傾向に合わせた形でInputしていないと正しくOutputができないということです。

誤解をおそれずにいうと、勉強開始時点でテキストよりも先に過去問を解く(見る)ことをしてみる

テキストも読んでないのに過去問なんて解けるはずないじゃないかっとツッコミを入れているそこのあなた。その通りです(笑)

この時点では問題が解ける解けない、何点取れたかはどうでもいい話本番までに60点取れるようになっていればよいのだから。

問題傾向(法務は長文の事例問題が多いとか、中小は細かい数字が問われているとか、経済は意味不明なグラフの問題が出ているとか・・・)をなんとなく掴んでおくことが重要

Outputしなければならないもののイメージをある程度掴んでからInputに取り掛かるほうがInput量を少なくすることができますよね

そうは言っても7科目分のInputがひととおり終わっている人も多いと思うので、今後の効果的な過去問の使い方をご紹介しましょう。

まず、過去問を解く際に、年度ごとに時間を計って解き、○点取れた!と一喜一憂するのはあまり意味がありません(時間配分は答練や模試で試せます。)

分野ごとに解き、出題の傾向・問われ方を知り、過去問の相場観・レベル感を知ることが大切です

次に、過去問をInputツールとして使いましょう

先ほども言ったとおり、いくら膨大な量の知識をInputしてもそれをOutputできなければ試験で得点できません

目的はOutputであり、その手段としてInputする必要がある」ということですね

 

企業経営理論などに多く見られる正誤判定問題では、以下の点に注意しながら選択肢ごとに解説ができる状態を目指しましょう!

  • 誤りの選択肢はどこがどういう理由で誤りなのか
  • 正しい選択肢を誤りの選択肢に変える場合、出題者はどこを変えてくるか
  • 選択肢の文中に出てくる用語でテキストにあったものについては関連知識として人に説明できるレベルになっているか(注意点として初見の用語はあまり深入りしないことが重要!)

気が付いた点や関連知識など、どんどん過去問に書き込み、皆さんのオリジナルテキストを作って何度も復習しましょう。

あえてもう一度言います。過去問題集をInputツールとして使うということです

 

なぜここまで過去問にこだわるのか?問題集や答練・模試などでもよいのでは?と思われる方もいるかもしれません

問題集や答練・模試は、過去問を研究しつくしている予備校のプロ講師が過去問に似せて作問しているので、良問ぞろいの非常に質の高い仕上がりになっており、学習教材としては大変素晴らしいものです。しかし本試験の出題者が作問したものではありません

過去問は本試験出題者が作成する唯一の試験対策教材です。(出題者が執筆した関連書籍などありますが直接的な試験対策教材ではないのでここでは割愛します。)

出題者も人間なので過去問には必ず傾向やクセのようなものが見え隠れしています

 

問題集よりも過去問を優先で(テキストは調べものをする時の辞書代わりといったイメージで使いましょう。)

過去問分析が合格への近道であると言えるでしょう

 

今週はここまで

来週は私の失敗談を交えながら、さらに過去問の重要性についてお伝えしていきたいと思います。

 


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