【6月18日勉強会レポート】経済学は基本を押さえよう!

勉強会班のたまごです。

2回目の1次試験対策勉強会を、6月18日に開催しました。
今回は昨年多くの方が苦しんだ、[経済学・経済政策]です。

苦しんだ理由としては、やはり昨年から出題傾向が大きく変わったことが挙げられるかと思います。
一昨年以前のパターン化された問題が減り、基礎的な理解を問う問題が増えたことで、パターンで解いていた受験生が点数を伸ばせなかったことで、平均点や科目合格率が大きく下がりました(昨年は経済学受験者全員に、4点の加点措置が執られています)。
本年は難易度は多少緩和されるでしょうが、昨年と同じように基礎的な理解を問う問題が多く出題されるのではないか、と個人的に予想しています。

基本を身につけるにはどうすればよいかですが、市販の入門書が役に立つという声がありました。マクロ経済学・ミクロ経済学とも、専門学校の授業や試験とは離れた、一般読者の感覚で基礎から身につけることで、授業や試験の問題文が理解しやすくなるということでした。
今年の1次試験までの時間は限られていますが、是非試してみてください。

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ということで勉強会なのですが、タキプロメンバーも受験から1年近くたっており、さびついた知識を研ぎ澄ませて臨みました。
設問のテーマに触れながら、解説に書かれていないノウハウも全員で共有しました。

個別の問題での対策は、やはりグラフの読み方が重要になってきます。経済学は多くのグラフが用いられていますが、縦横の軸が何をあらわし設問で問われていることはグラフのどこ(縦横の座標だけではなく、面積であったり、グラフの傾きや接線であったり)に表現されるのかを理解することが正答につながります。

たとえば、第11問。長いので設問の引用は省略しますが、次のようなグラフが掲載されており、「労働成長率 n の低下」と「貯蓄率 s の低下」のそれぞれで「定常状態 (k1) における労働1単位あたりの生産量 y 」の変化を問うています。

H25経済問11(※6/26追記:図左は平成25年度中小企業診断次第1次試験
「経済学・経済政策」第11問より引用。図中と図右は図左を著者加筆。)

グラフの意味が完全に理解できなくても、nが小さくなったとき、sが小さくなったときのそれぞれの場合に、yつまり縦軸の値がどちらに動くかがわかれば正解に至れます。
上に引用したグラフは、左が問題文、中央がnを小さくしたとき、右がsを小さくしたときの動きで、それぞれyが増加、減少することがわかります。

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最後は全員で記念撮影。
久しぶりに被写体になったのですが、自分(たまご)の気合いが入りすぎて、前につんのめってますね(汗)。

 

タキプロ勉強会のお知らせ


【今後の予定(東京)】

◆日時・場所
・6/29(日) 9:30~12:00 八丁堀区民館  題材:H23事例Ⅳ
・7/6 (日)   9:30~11:45 京橋区民館                                                       題材:H25<1次>企業経営理論
・7/10 (木) 19:30~21:45 京橋区民館                                                       題材:H24<1次>財務・会計 
・7/23 (水) 19:30~21:45 八丁堀区民館  題材:H22事例Ⅰ
・7/27 (日) 9:30~11:45 京橋区民館 題材:H22事例Ⅱ

◆会費 :500円

お申込みはこちらから

*お釣りが出ないようにご用意ください。

==1次試験対策の勉強会参加にあたって==
*可能であれば題材の過去問を解き、解答プロセスを説明できるよう
ご準備ください。
*解答はご自身分がお手元にあれば良いです。
*過去問解説書の使用などはご自由にお使いください。
*問題を忘れずにご持参ください(自分で確認用)。

==2次試験対策の勉強会参加にあたって== 
*題材の過去問を解いて、解答のコピーを8部 ご用意ください。
*問題を忘れずに持ってきてください(自分で確認用)。
*時間の都合上、全部の設問を扱うことはできません。
あらかじめご了承願います。

 


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