【財務・会計】 難易度別対策(続き)

いよいよ明後日(7/27)から、ロンドン・オリンピックが始まりますね。
ヲタク診断士@タキプロです。私はオリンピックと言えば体操競技が大好きで、内村選手に期待です。
1次試験を受けられる方は、終わるまでそれどころではないかと思いますが、皆さんも本番に向けて最後の調整を頑張ってください。

前回と今回にかけて、難易度の要素分析と直前期の対策についてお話していきます。
 第1回:『難易度の要素分析と難易度別対策
 第2回:『難易度別対策(続き)
(今回)  

 
前回は難易度を要素別に分解し、①、②のケースについてお話しました。

 次に、これまでの頻出分野以外からの出題、これまであまり「見たことがない」問題も当然に難易度が上がります。(③のケース)

平成23年度をはじめ近年の財務・会計においては、この「見たことがない」問題、いろんな論点から広く問題が出ている気がします。

 (平成23年度の問題でいえば、第3問の有形固定資産の減損会計の問題(難易度C)や第4問の退職給付会計の問題(難易度C)、第5問の企業結合会計(難易度C)など。)

そして、見たことがない問題で、かつ解かせ方も難しくしているのが④です。
しかし、④の場合、ほとんどが難易度D以上になるので、直前期の現在、よほど時間的余裕がある場合を除き、ここは思い切って無視です。

では、残りの①~③については残りの期間でどのように対策すべきでしょうか。

①と②については取りこぼしの無いよう、これまで勉強されてきたことを振り返り、1論点でも弱点をつぶしていくことで対応すべきでしょう。

②については、どう問われるか実際に問題を見ないと分からないですし、特段の対策をとるというよりは、これまでの復習をして基本を固める方向で対応するのが、結局は一番の近道だと思います。

一方で、③については知っているかどうか、で決まります。

これまで見たことがない問題は知らないととチンプンカンプンですが、知っていれば実はそれほど複雑な問われ方はしていないので、基礎的な知識でも十分正解にたどり着けるものだったりします。(平成23年度の第3問とか、第4問とか)

 そのため、時間的余裕がある場合に限りますが、頻出論点以外の分野(特に最近導入された制度などの新論点)はサラッと目を通しておくと、最近の傾向から2~3問の上乗せができるかもしれません。
(ただし、あくまで『サラッと』ですよ深入りしてはいけません

サラッと読むにはたとえばこんな本とか如何でしょうか。

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