2次試験「考える」の攻略2【by Terukin】

皆さん、こんばんは。Terukin@タキプロ6期生です。

 暑い日が続いていますが、1次試験は、とうとう明後日となりました。夏休みを取ってがんばっている方もいると思います。明日は、これまでやったことを見直す程度にして、体調を整えることに専念するのも悪くないと思います。

 やってはいけないのは、体調を崩す、寝不足で受験するなどです。そのようなことはないようにしてくださいね。栄養ドリンクもうまく使ってください。私は、朝半分飲んで、試験終了後に残り半分を飲みます。終了後に飲んで次の日に持ち越さないようにするのが、結構いいです(試験のときや気を使う仕事はいつもこうしています)。

 さて、ブログのほうは、引き続き、2次試験の解答プロセス「読む」「考える」「書く」です。早めに調整に入り、自分としてこれで満足だという解答プロセスができるまで試行錯誤を繰り返しましょう。

「読む」「考える」「書く」では、以下の内容を実施します。

■読む
 ・設問を読む
 ・与件本文を読む
■考える
 ・設問と与件文の対応づけ
 ・経営戦略を考える
 ・解答構成を考える
■書く
 ・書く(考えながら書く/意識すること)
 ・最終チェック

 

 今回は「考える」の「経営戦略を考える」です。かける時間は「5分」です。本当は、このプロセスは、もっと、もっと時間をかけたいところです。他のプロセスでもしも時間の余裕が作れるなら、経営戦略を考える時間を増やしても良いと思います。

 ところで、2次試験における『考える力』とは、なんでしょうか?
2次試験平成26年の「出題の趣旨」を抜粋してみますと、 

「・・基本的理解力・分析力を問う問題である(H26事例Ⅰ第1問)」「・・基本的理解力・分析力を問う問題である(H26事例Ⅰ第2問)」「・・分析力・課題発見力を問う問題である(H26事例Ⅰ第3問)」「・・分析力・原因究明力を問う問題である(H26事例Ⅰ第4問)」「・・整理・分析する能力を問う問題である(H26事例Ⅱ第1問)」「・・を分析する能力を問う問題である(H26事例Ⅲ第1問)」「・・を解決する能力を問う問題である(H26事例Ⅲ第2問)」「・・を分析する能力を問う問題である(H26事例Ⅲ第3問設問1)」「・・の課題を把握し、解決する能力を問う問題である(H26事例Ⅲ第3問設問2)」

  上記以外の問題は、「提案、助言問題」になります。しつこいくらいに分析と解決ができています。なので、2次試験における『考える力』とは、「分析能力」と「問題解決能力」ということが言えます。

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問題解決能力

 それでは、問題解決能力とは、どんな能力でしょうか。問題とは、「あるべき姿と現状のギヤップ」です。逆に「あるべき姿がない」「あるべき姿を捉えられていない」のであれば、ギャップがなく、問題がないということになってしまいます。

 診断士は、あるべき姿を捉え、あるべき姿と現状のギヤップを埋めること(問題解決)が求められています

 2次試験に置き換えると、「事例企業のあるべき姿の仮説を立て、現状とのギャップを明確にし、各設問にそってギャップを埋めること」が問題解決となります。

 つまり、あるべき姿という事例企業の方向性を見定め、道筋となる設問にしたがって、経営課題を解決するということになります。このように書くと当たり前のことのように思えますが、「あるべき姿という事例企業の方向性」を見定めなくても、設問に解答することはできてしまうため、この重要なポイントは案外「見落とされている」ものです。

「解答に一貫性がない」と言われるときは、方向性が定まらないまま解答し、社長に提案できる「提案書」になっていないということを表しています。


分析能力

 分析能力とは、与えられた情報をいくつかの要素に分解し構造化をすることです。2次試験に置き換えると、複雑に見える与件文や設問文の情報を分析のための「切り口」「ツール」によって、問題解決策を提案するために「事例の構造化」を行うことです。

  診断士に求められているのは、単に自分自身の経験に基づいて好き勝手に分析するのではなく、分析のための「切り口」「ツール」を使って「多面的に分析」しなければなりません。ここで、与件本文の中の分類、1次試験の知識、MECE(モレなくダブリなく)の考え方が使
われます。

 「切り口」とは、事例Ⅰなら、組織の5原則、組織成立要件、採用/配置/報酬/育成/評価、事例Ⅱなら、売上=客数×客単価、マーケティング4P、インターナルマーケティング、事例Ⅲなら、品質/納期/コスト、生産計画の要素、生産統制の要素、技術/営業、といったものです。

  汎用的なものであれば、「内部/外部」「ハード/ソフト」「発信/受信」「短期/中長期」といったものがあります。これらは、多面的な思考やMECE(モレなくダブリなく)を支援します。そして、何よりも構造化された内容は、説得力があります。

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「ツール」は、診断士としての分析のフレームワークです。「SWOT分析」「3C分析」「成長ベクトル」「事業ドメイン(誰に/何を/どのように)」などが挙げられます。これは、問題を解決するために必要な考え方であると同時に、80分という制約の中で、より速く、より的確に「効率」と「スピード」をあげて、質の高い問題解決を図るものでもあります。

 

 今回は、「経営戦略を考える」の予定でしたが、その前段の部分でだいぶ説明量が増えてしまいました。次回「考える」の3回目で続きを記載したいと思います。

 

それではまた。

 

Terukinのプロフィール:

いわゆる「多年度受験」で2次試験は5回目にしてようやく「2014年度「中小企業診断士」に合格。1次試験の受験回数も数知れず。「合格するまで受験する」ことを信条に、モチベーションを維持し続けた。多年度受験で苦労している受験生にどのようにして合格に至ることができたのか。自身の経験から参考になることを伝えたいと考えている。

 

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