2次試験「書く」の攻略【by Terukin】

皆さん、こんばんは。Terukin@タキプロ6期生です。

 いよいよ10月になりました。10月は過ごしやすい時期ですが、季節の変わり目です。特に2次試験がある「10月25日(日)」付近では、急に寒い日があったりします。

 私は、ほとんど風邪はひかないほうですが、この時期だけは毎年、風邪をひきそうになります。今は、それほど寒くないと思うかもしれませんが、油断しないように体調には気をつけてください。

 さて、ブログのほうは、引き続き、2次試験の解答プロセス「読む」「考える」「書く」です。自分としてこれで満足だというものができるまで試行錯誤を繰り返しましょう。

「読む」「考える」「書く」では、以下の内容を実施します。

■読む
 ・設問を読む
 ・与件本文を読む
■考える
 ・設問と与件文の対応づけ
 ・経営戦略を考える
 ・解答構成を考える
■書く
 ・書く(考えながら書く/意識すること)
 ・最終チェック

  今回から「書く」のプロセスです。よりよく「書く」には、何に気をつけるのかについて、お伝えしたいと思います。

 「書く」のプロセスにかける時間は「40分」です。ただし、人によって書くスピードは、異なりますし、事例の総文字数や設問数によって調整が必要です。設問数が多いと意外に時間がかかりますので、文字数だけでなく設問数にも気をつけましょう

 「考える」からどの時点で、「書く」に移るのか、これは、個人で感覚を身につけるのが良いと思います。

 

 「表現力」に関するポイント

①主語と述語をきちんと書く

 文章は、主語と述語が書かれているとわかりやすいものです。長めの文章になると、この主語と述語だけ取り出して読んでみると「意味が通じない」「おかしい」と感じることがあります。特に述語をチェックしてみると良いでしょう。

②1文の長さに気をつける

 1文の長さは、30~40字を目安に書くと読みやすくなります。採点者に早く正しく伝えるのであれば、この字数がよく、1文が長いと読む気が失せてしまいます。

 1つの文章に2つも3つも述べたい内容を盛り込むと、何が言いたいかが分かりにくくなりますので、注意していください。

③因果で文章をつくる

 1文を作る場合、単に主語+述語の文章をつくるのではなく、因果で文章をつくると、論理的な文章ができ説得力が増します

 因果とは、「~により・・・する。」「~ことで・・・する。」などの表現です。因果をつくる場合は「論理の飛躍がない」「思い込みでない」ことが重要です。採点者が疑問を持ったり、考えさせてしまったりする文章は避けなければなりません。

 因果は、「与件→知識」「知識→与件」「与件→与件」はOKですが、「知識→知識」は、NGですので、意識しておきましょう。

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「構成力」に関するポイント

①構成パターンを持っておく

 基本的な構成のパターンを持っておくと、設問要求に応じて、適切なものを選択できるので、便利です。例えば、

  • 「結論並列型(結論+①因果、②因果 など)」
  • 「列挙型(~は、①因果、②因果 など)」
  • 「戦略型(誰に+何を+どのように+効果 など)」

など、自分でいくつかのパターンを持っておくのがよいと思います。また、基本構成で対応しにくい場合もあり、そうした場合は、設問要求にしたがって柔軟に構成(「柔軟型」)します。

②文章量を均等にする

 2次試験では、多面的な解答が求められる。構成パターンでも複数の内容を並列に書くような場合、内容面だけでなく、文字量もある程度揃えて均等になるようにするとよい。均等でないと「重要度が違うのだろうか」「思いつきで書いているのではないか」と感じるし、体裁面でも見にくい文章になってしまうので、些細なことですが、気を使ってほしいと思います。

③MECEで構成する

 MECEとは、ある事柄や概念を、重なりなく、漏れのない内容でとらえることで、「もれなくダブりなく」とよく言われています。MECEにするには、「切り口」を設定することがポイントです。

 切り口を設定する場合に、最優先するのは「設問」です。設問に出てくる切り口は、出題者が設定したMECEですので一番確実です。

 次は、設問と対応する与件文をMECEで整理できないかを考えます。このとき、「対立している内容(外部/内部など)」や「時間(短期/中長期など)」を使って整理します。

 最後に、他の設問との一貫性や整合性を踏まえて、切り口を設定< /strong>する方法があります。
 例えば、設問1で、生産計画と生産統制の課題をあげていて、設問2で、対応策を答えるような設問構成の時に、設問2の切り口も生産計画と生産統制で切り分けるというようなものです。

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「与件活用」に関するポイント

①与件を活用することの効用

 解答において具体的内容や理由を述べる場合、可能な限り与件文を活用することが求められ ます。与件を引用することによって、一般的な解答ではなく説得性や妥当性の高い解答になります。

 与件文と設問文は、受験生と出題者が唯一共有している事例固有の情報であり共通認識です。したがって、自分が出した結論の根拠や理由を説明する場合に、与件を使うと妥当性が高くなります。採点者が知らない事実や根拠で説明するとコミュニケーションとして成立しにくくなります。結果、与件文を用いることは、事例企業に対する具体的なアドバイスとなります。

②与件活用のパターン

 与件の活用パターンは、まず、「与件のキーワードをそのまま引用するパターン」があります。それでよいのか?と感じるかもしれませんが、因果を構成できていれば、問題はありません。

 次に「与件文を要約して使用するパターン」これは、文字数を調整する場合や他にも盛り込みたい内容がある場合です。

 そして、「与件における事例企業の成功パターンの因果を設問解答の因果に活用するパターン」です。これは、事例企業が、過去に既存商品においてボランティア活動により口コミを誘発して成功していた場合に、新商品に対しても同様の手法で成功を導くといった場合です。

 

 今回は、「書く」プロセスのポイントについてお伝えしました。次回は、10月15日(木)です。試験の10日前になります。
 「書く」における意識面について記載したいと思います。

 

それではまた。

Terukinのプロフィール:

いわゆる「多年度受験」で2次試験は5回目にしてようやく「2014年度「中小企業診断士」に合格。1次試験の受験回数も数知れず。「合格するまで受験する」ことを信条に、モチベーションを維持し続けた。多年度受験で苦労している受験生にどのようにして合格に至ることができたのか。自身の経験から参考になることを伝えたいと考えている。

 

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