2次試験合格への最終章~冷静にベストを尽くす~【いなずまんのブログ】 

みなさんこんにちは。隔週火曜日【昼】担当 いなずまん@6期生です。

私いなずまんが、2次試験に挑むみなさんにエールを送るのは、今回が最後です。(隔週担当なので、次回は試験終了後です。)

1カ月前までは実力向上が課題でしたが、これからの10日間あまりは本番で冷静に力を発揮することが課題となり、そのための準備が必要になってきます。

1.平常心で臨み、普段に近い力を発揮するためルーティンを確立する。

少々前のことになりますが、ラグビーW杯初戦で、日本は優勝候補の南アフリカを破りました。その立役者である五郎丸選手のルーティン動作が話題になりましたね。

五郎丸選手のキックのまでの流れは

①ボールの感触を確かめながらボールを2回まわしてセット。
②助走は後ろへ3歩、左へ2歩。
③右手でボールを前に押し出すイメージの動作。
④下半身の力を抜く意識をする動作。
⑤キックの瞬間、前方へ体重移動

というものです。五郎丸選手はこれを日本代表のメンタルコーチと共に作り上げたそうです。

その他良く知られているものに、イチロー選手が、打席でバットをぐるぐる回し、バットを目の前に出して袖を引っ張り投手との距離感を測る。というのもありますね。

これらは何のために行われているのか?

思い通りに近い結果を出すためです。

練習でできないことは本番でもできない。といわれますが、日々の学習でできていることを、本番で再現できれば、合格への可能性はかなり高まりそうです。普段通りの力を発揮する確率を高め、思い通りの結果を出すために、是非、ルーティンを確立しましょう。

解答用紙の文字数を確認する。→設問数、設問文の長さを確認する。問題本文のボリュームを確認する。タイムスケジュールを想定。→(設問文を読む前に)問題本文の第一段落だけを読む→設問文を分析。解答の構成要素を決める…。

以上は、いなずまんのルーティン例ですが、相手(事例)に合わせるよりは、自分の土俵に相手を引きずりこみ、コントロールする感覚のほうが組し易いと思います。

2回目以降の方は自分のプロセスをいかに安定させるか?に取組んでいると思いますが、初挑戦の方も、この時期に入ったら、自分のプロセスを確立し、安定して力を発揮できるようにしましょう。ルーティンは、精神的な安定も生み出してくれるはずです。

2.相手に伝わる解答の書き方に注意する。読み手に対しホスピタリティを発揮する

これまで培った解答テクニックや知識を使って解答を書くわけですが、結果としてそれが書き手に伝わらないと、力が発揮されたことになりません。

サッカーやラグビーで、受け手にやさしいパスが効果的であるのに似ています。相手(読み手=採点者)へのホスピタリティが、必要なワードをロジカルにつないでくれます。土壇場のこの時期、特に意識したいところです。

3.自分を背中から見ている、客観的なもう一人の自分を用意する。

2次試験は相対試験です。自分だけとの闘いではありません。自分を上から見つめる客観的な視点を常に持ち、適切な方向に向かってベストを尽くすように心掛けましょう。

注意すべきケースとして

①自分の書こうしていることは、主観に走っていないか?多くの受験生はこのようなことを書くのではないか?自分だけとんがり過ぎていないか?

②皆もできない難しい問題なのに時間をかけすぎていないか?

③いつもとは違った考え方、書き方をしていないか?

大当たりを狙うのでなく、脱落を避ける生き残りレースだと思って冷静に自分をマネジメントしていきましょう。

1.ルーティン、2.読み手へのホスピタリティ、3.客観的なもう一人の自分

この3つは、冷静にベストを尽くすためにいなずまんが実践してきたものです。皆さんにもおすすめです。健康管理・体調管理とともに是非、実践して見て下さい。

少々気が早いですが、診断士試験の合格はゴールではなく始まりだと言われています。皆さんが希望への入り口を手にできるよう祈っています。

では次回、試験後にお会いしましょう。

 

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