自分の言葉で書いた令和元年度事例Ⅱの再現答案 by竜ちゃん

皆様こんにちは。11期タキプロ名古屋の竜ちゃんです。
過去記事はこちらから→「財務アレルギーでも何とかなる!」「メンタルの鍛え方」

2次試験本番まで2か月以上もあります。まだ2か月以上もあると考えるのか、もう2か月ちょっとしかないと考えるのかは人それぞれだと思います。さらに、解答の組み立て方や対策の方法も人それぞれです。蛍光マーカーの使用、解答構成の仕方など、色々な情報があります。

この時期は自分に合った対策方法を確立することが重要となります。受験校に通っている方や通信で学んでいる方はそれらのメソッドを学んでいるはずですし、独学で学んでいる方はタキプロのブログや、購入したテキストなどから自分に合った方法を取り入れていると思います。
私はTACに通っていたので、昨年の今頃はTACメソッドを取り入れつつも、ふぞろいの解答を見ては自身の解答と比較したり、またTACの解答と比較したり、色々と試行錯誤していたことを思い出します。
ですが私の場合は、当初このやり方で点数が全然伸びていきませんでした。作法や形式にこだわりすぎて字数制限のある試験では伝えたいことを伝えられないという事になっていたのです。

時間は有限ですし、このくすぶった気持ちのまま試験に臨むことが危険だと考え、セオリーはセオリーとして受け止めましたが、最終的に「自分の言葉で書こう」と決めました。かなりリスクのある決断だったとは思いますが。
そんな私の再現答案をアップしますので、参考になれば幸いです。ちなみに得点は77点でした。

◆再現答案

試験問題
令和元年度二次試験事例Ⅱ 

出題の趣旨
「中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅱ」の出題の趣旨

第1問
S:季節感のある高いデザイン力・技術力、提案・コーディネート力、固定客の存在
W:商店街における店舗立地の悪さ、狭さ、施術可能顧客数の低さ、顧客層が40代限定。
O:商店街そのものの集客性、毎月のイベント、協業可能性のある他社の存在、高級住宅街。
T:新規オープンするモール内低価格サロンや駅そばのサロン、個人サロン等競争率の高さ。

第2問
顧客の好みや、B社の強みである季節に応じたアート・オプション等を含んだ凝ったネイルデザインを3週間~1か月の来店間隔に合わせて個別送信することで、客単価を高めながらCS向上にも寄与する。

第3問(1)
商店街の貸衣装チェーン店やアパレル、宝飾店、美容室と協業する。理由は、ハレの日に合わせて協業先のサービスとB社のネイルをコラボした提案を行い、30代~50代の新規顧客層を開拓する事ができるから。

第3問(2)
期待値を上回る感動を与える必要がある。商店街イベントと紐付けて季節感溢れるネイルの提案や、ワン・トゥ・ワン・マーケティングによりCS向上、顧客生涯価値を高め、商店街・協業者・顧客と共に成長する。

◆解答の振り返り

第1問は、字数制限があるため、自分の言葉というよりもSWOT分析の結果を余すことなく入れ込んでいます。

第2問は、SNSを使った、凝ったデザインが好きな顧客の客単価向上を狙うのであればこれしかないと思い勢いで解答しました。

第3問(1)は、与件文に協業を通じた新規顧客の「トライアル」と書いてあったため、協業先を1つに絞るのはやめました。これから協業先を探し、新規顧客開拓のトライアルを行うのであれば、当然様々な協業先をあたるはずです。話を持ち掛けたって断られることもあるでしょう。ただし、「ハレの日に合わせたネイルコラボのご提案」というコンセプトを持って協業の依頼に回るのだろうと想定しているので、その協業が可能な他社だけを記載しています。私が診断士で、この企業に提案するのであれば、このコンセプトでPPT資料を作成し、これらの協業先への提案を助言するだろうと思って記載しました。

第3問(2)は、初来店からB社のファンになってもらうには?と解釈し、解答しました。近隣でも同業他社が多いB社において、現在低価格で勝負していないのであれば、初来店の顧客から選ばれるポイントはどこか?と考えました。立地の悪いB社は立ち寄りでの来店数はあまり見込めず、口コミや紹介での来店がメインでしょう。であればその顧客は初来店ではあるがB社の価格やデザイン等の情報を少しは持った状態で来店しているはずです。その事前情報=期待値を理解した上でB社はサービスを提供するべきであり、また他のサロンとは一線を画した良いサービスを提供していなければ顧客に受容されません。ですので、その一線を画したサービスの提供を「期待値を上回る感動」という言葉に置き換え、その説明を記載しました。

◆最後に

どんな方法を選んだとしても、自分を信じ、自分自身が納得して対策を行っていけることが重要です。
私はマーカーも使わず、シャープペン1本で、かつ自分の言葉を信じて取り組み、2次試験1回で通過することができました。そしてこの8月より独立して診断士事務所を開設しました。
これは私の意見ですが、1次試験はプロとしてのインプット力を問われており、2次試験ではプロとしてのアウトプット力を問われているのかなと思っています。さらに言えば口述試験はプロとしてのコミュニケーション力、実務補習はプロとしての実行支援力でしょうか。

今のタイミングで皆様にお伝えすることが良いのかは分かりませんが、試験に通過することはゴールではなく、あくまで診断士になるための通過点です。「自分の言葉」で伝えることは、今後も皆様の活動において非常に重要となります。

もし解答の構成方法で悩んでいる方がいらっしゃったらご参考になれば幸いです。

次回はtatchyさんです。どうぞお楽しみに!

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