〔号外〕タキメン厳選答案2 事例Ⅰ:46点 Ⅱ:78点 Ⅲ:49点 Ⅳ:68点 計241点

おはようございます!

週間で、我々タキメンの高得点再現答案をブログに掲載しております。
※解答者本人が再現答案を作成できた範囲で掲載します。必ずしも全事例は揃っておりませんので、ご了承下さい。

本日は、事例Ⅱ78点、総得点241点の答案です。

※各事例の問題文と設問は下記リンクよりご覧ください(中小企業診断協会のホームページに遷移します)。
事例Ⅰ  事例Ⅱ  事例Ⅲ  事例Ⅳ

1 事例Ⅰ(46点)
【第1問】
最大の理由は健康志向や受動喫煙の社会問題化でたばこ市場が縮小する中で、後継者不足・高齢化に直面しているものの、多額の補助金を受給することが出来るたばこ生産業者にメンテナンスを受けるニーズがなかったから。

【第2問】
売上が右肩上がりの古き良き時代を知っている古参社員の力が強く、①個別対応のための過剰な部品在庫、②前近代的な経理体制、③環境変化に合わせた新事業への取組みに対する消極的な姿勢等、守旧的な企業風土である。

【第3問】
要因は①潜在市場の見えない顧客に用途を問い、市場ニーズを収集する体制を作った事②A社ではアプローチできなかった生産農家・取りまとめ団体・特産地、販売チャネルとなる食品会社等との結びつきが出来た事である。

【第4問】
要因は①古参社員削減で若い社員の言動が自由となり、成果に連動する賞与制度によって挑戦的な風土に変化した事②コアテクノロジーの位置づけが明確化、社内共有されて全社的に新規事業開発が意識づけられた事である。

【第5問】
最大の理由は、若い経営トップを中心としたリーダーシップによって経営改革を進めている際中で、組織再編による権限委譲や意思決定の迅速化等の効果を図る段階には至っていないからである。

2 事例Ⅱ(78点)
【第1問】
S:①美大卒業の経歴で高い技術力②顧客期待以上のデザイン提案力③商店街との良好な関係。
W:①商店街の中心部から離れた店舗立地②2人が施術すれば満員となるような狭いスペース。
O:①一定の市場規模が存在するネイルサロン市場②ネットを利用した口コミ拡散の有効性。
T:①大手チェーンや個人事業といった競合が多数存在②低価格店への顧客流出の可能性。

【第2問】
顧客に好きな絵柄・SNS上のネイル写真の共有を依頼すると共に、顧客の予算を踏まえつつ、気に入りそうなB社の凝ったデザインのネイルを提案して顧客要望を具体化し、アート・オプションの利用を促す。

【第3問】
(設問1)
協業相手は貸衣装チェーン店。顧客層はX市開催イベントに参加するデザイン好きな30~50代女性。理由は①X市は行事が盛んな土地柄で上記層は人口が多く②Yの前勤務先で予約会とのコラボレーションも容易だから。

(設問2)
参加イベントの雰囲気や季節感を踏まえ、衣装やアクセサリーにデザイン的に整合するジェルネイルを提案する。理由は参加イベントや季節の変わり目の都度利用が見込め、顧客満足度が向上し、リピートにつながるから。

3 事例Ⅲ(49点)
【第1問】
強みは①金属材料の素材や形状による温度管理等の特殊な技術を有する事②多品種少量の受注ロット生産に対応可能な汎用機械加工機とその加工品質が維持されている事である。

【第2問】
効果は、設備投資負担に見合う受託量の拡大によって規模の経済性が働くと共に、量産機械加工のノウハウを蓄積できる事。リスクは、機械加工部門の工程能力を超える受託によって納期遅延が生じうる事である。

【第3問】
(設問1)
新工場は①作業者のスキルに頼らず作業標準化による多台持ち化・品質維持を可能とし②作業設計、工程レイアウト設計の工程計画に基づくSLPで効率性重視の設備・作業者配置とし③作業方法のOJTによって練度の高い作業者を中心に省人化を目指す。

(設問2)
検討課題は、X社自動車部品の機械加工工程および自動車部品専用の熱処理工程に限定して、①3ヵ月前の納品予定内示やその見直しを納期優先の月次の日程計画に連携・運用する事②材料調達にあたって発注・納品契約を見直し、材料在庫水準の適正化を図る事で、後工程引取方式に対応する事である。

【第4問】
戦略は、熱処理・機械工程における特殊技術を活かして受託量拡大を図るべく、X社向け自動車部品以外の本格的量産機械加工にも対応しうる工程能力を磨き、装置産業の色彩が強い金属熱処理の受注に留まらない、さらなる高付加価値化で成長を図る。

4 事例Ⅳ(68点)
【第1問】
(設問1)
①a 売上高売上総利益率 ①b 16.76% ①a 負債比率 ①b 249.49% ②a 有形固定資産回転率 ②b 1.64回

(設問2)
当期は前期と比較して収益性低下、仕入債務・短期借入金の増加により安定性が低下の一方、効率性が改善した。

【第2問】
(設問1)
建材事業部 95.33% マーケット事業部 69.39% 不動産事業部 3.52% 全体 89.09%

(設問2)
(a)4,345百万円(b)特性が異なる事業を均して評価する事で収益性分析が不透明となる。

(設問3)
(a)91.71%(b)マーケット事業部売上高196×1.1=215.6百万円 マーケット事業部変動費136×1.1=149.60484百万円 全体売上高4,514+215.6+284=5,013.6百万円 建材事業部の変動費をXとすると、5,013.6-(X+149.60484+10)-474=目標利益250百万円 X=4,129.99516 変動比率=X÷4,514×100%=91.71%

【第3問】
(設問1)
第1期 -0.9百万円 
第2期 6.1百万円 
第3期 14.5百万円 
第4期 9.6百万円 
第5期 9.6百万円

(設問2)
(a)3.02年(b)12.63百万円

(設問3)
(a)10% (b)減価償却費30÷5=6百万円→<資料>記載の機械設備より+2百万円 原材料費・労務費の削減率をXとすると、 (16×X×0.952+27×X×0.907+32×X×0.864+25×X×0.823+16×X×0.784)×(1-0.3)-減価償却費差分2×(0.952+0.907+0.864+0.823+0.784)-投資額差分10>0 X=(空欄)

【第4問】
(設問1)
(a)案件小口化に対応して専門子会社とする事で他社受注を可能とした。(b)子会社運営に伴う部門重複で販管費に多重性が生じる。

(設問2)
タイムリーな建材配送の実現により、収益面で受注拡大による売上増加が、効率面で在庫圧縮による棚卸資産回転率の改善が見込める。

========================

【中小企業庁より、2次試験を予定どおり10月25日(日)で実施する旨の告知がありました。詳しくはこちらのページから】

【オンラインでの勉強会・セミナー等のイベント詳細、お申込みはこちらのページから】
========================
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
↓下のボタンを押して、読んだよ! と合図していただけると、とっても嬉しいです。(診断士関連ブログの人気ランキングサイトが表示されます)

にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ

にほんブログ村
皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です