〔号外〕タキメン厳選答案6  事例Ⅰ:70点 Ⅱ:71点 Ⅲ:68点 Ⅳ:70点 計279点

おはようございます!
週間で、我々タキメンの高得点再現答案をブログに掲載しております。
※解答者本人が再現答案を作成できた範囲で掲載します。必ずしも全事例は揃っておりませんので、ご了承下さい。

本日は、事例Ⅰ・Ⅳ70点、事例Ⅲ71点、オールA判定、総得点279点の答案です。

※各事例の問題文と設問は下記リンクよりご覧ください(中小企業診断協会のホームページに遷移します)。
事例Ⅰ  事例Ⅱ  事例Ⅲ  事例Ⅳ

1 事例Ⅰ(70点)
【第1問】
理由は、葉たばこの生産が縮小し、自社製品の稼動が少なくなっているから。具体的には、健康志向が強まりたばこ市場が縮小し葉たばこ生産者の後継者不足や高齢化が進み、廃業などによりA社製品の稼動数が減少した。

【第2問】
企業風土は、①規制に守られた補助金のある葉たばこ生産者に対して、顧客要望に個別対応する営業で、競争意識が低い、②手書き帳簿など計数管理が弱く、コスト意識が醸成されていない、などがある。

【第3問】
要因は、顧客に乾燥したいモノを送ってもらい試験乾燥するサービスを提供し、①顧客ニーズが把握できる、②A社がアプローチすることのできなかった市場と結びつけるなど、潜在顧客の開拓ができた。

【第4問】
要因は、①農作物の乾燥技術というコア技術が明確になり強化点が明確になった、②成果に応じた賞与で社員の士気が向上した、③若手中心の社員になり組織が活性化した、④社長のリーダーシップで忠誠心が高まった。

【第5問】
理由は、①副社長が営業を統括し、専務が開発と製造を統括して責任が明確になる、②社長に全社の情報が集まり意思決定を迅速化できる、③若返りの社員に対してリーダーシップを発揮しやすいから。

2 事例Ⅱ(71点)
【第1問】
S:ネイリストの専門学校で学んだ高い技術力と、Yさんの衣装に合ったデザインの提案力。
W:商店街の中心部から離れた立地で、狭いスペースの店舗である。
O:商店街周辺に高級住宅地があり、10代と40代の人口が多く、商店街は集客力がある。
T:商店街中心部に大手チェーンのネイルサロンや商店街周辺には自宅サロンの競合がある。

【第2問】
卒業式や結婚式などのシチュエーションに合わせたデザインや季節感を表現したデザインの写真を定期発信する。具体化された提案で、オプション購入を促し、客単価が向上する。

【第3問】
(設問1)
貸衣装チェーン店と連携し、卒業式や結婚式に列席する30〜50代の高級志向の女性を対象にネイルサービスを提供する。理由は、X市は10代が多いため卒業式の機会が多く、40代の女性が多くYさんの提案力が活かせるから。

(設問2)
デザイン重視の顧客には、顧客要望にあったデザインや期待以上のデザインを提案し、店舗の近さ重視の顧客には、閑散時間帯を提案する。理由は高い技術力と提案力で固定客化でき、稼働率を平準化できるから。

3 事例Ⅲ(68点)
【第1問】
強みは、①製品品質を保証する重要な加工技術である金属熱処理技術を持つ、②設計部門と機械加工部門を保有して高付加価値化し、多品種少量生産に対応している。

【第2問】
効果は、①機械加工を伴い高付加価値化できる、②厳しい自動車業界に対応した生産管理力が強化できる。リスクは、個人技能に依存した加工品質のため、生産量の増加により加工品質を保持できない可能性がある。

【第3問】
(設問1)
①段取り時間が短い汎用の設備を導入する、②作業工程を分析して機能別配置やセル工程などの最適化を図る、③作業の標準化を進めOJT教育を行う、④機械加工機の操作方法を共有し、多能工化を進め、生産性を高めた多品種少量生産に対応した工場にする。

(設問1)
①生産計画は、内示情報を元に全工程の生産計画を立案する、②外注かんばんに従い毎日生産計画を更新し、生産統制を行う、③材料在庫は在庫水準を定め、生産計画と在庫量を加味して週次で定期発注を行う、④生産管理情報はデータベース化し外注かんばんの電子データ化に備える。

【第4問】
金属熱処理の技能士養成を強化し、金属熱処理技術の強化で差別化し、作業標準化や多能工化を進め加工品質を向上させる。設計部門を強化し、設計〜熱処理までの一貫生産体制を構築して高付加価値化し、生産管理力を強化して短納期化、小ロット化に対応する。

4 事例Ⅳ(70点)
【第1問】
(設問1)
①a 売上高営業利益率  b 0.98(%)
①a 当座比率      b 42.91(%)
②a 有形固定資産回転率 b 1.64(回)

(設問2)
安定した賃貸収入で効率的であるが、建材の高騰や配送費用の増加、在庫の増加で収益性、安全性が低下した。

【第2問】
(設問1)
建材事業部  95.33%
マーケット事業部  69.39%
不動産事業部  3.52%
全社  89.09%

(設問2)
(a)4345百万円  
(b)不採算事業が明確にならないため、改善が進まない。

(設問3)
(a) 91.49%
(b)マーケット事業部のセグメント利益=196 × 1.1 − 136 × 1.1 − 101 = −35
 建材事業部のセグメント利益 244 + x – 20 – 35 = 250
 x = 61
 4514 – 4514y – 323 = 61
 y = 0.91493

【第3問】
(設問1)
第1期 -0.9  
第2期 6.1  
第3期 14.5  
第4期 9.6  
第5期 9.6

(設問2)
 (a) 3.03年
 (b) 12.63百万円

(設問3)
 (a) 31.58%
 (b) 減価償却費 30÷5 = 6
   原材料費と労務費削減による増加するCF
   16x × 0.7 + 6 × 0.3 = 11.2x + 1.8
   27x × 0.7 + 6 × 0.3 = 18.9x + 1.8
   32x × 0.7 + 6 × 0.3 = 22.4x + 1.8
   25x × 0.7 + 6 × 0.3 = 17.5x + 1.8
   16x × 0.7 + 6 × 0.3 = 11.2x + 1.8
   (11.2x+1.8)×0.952 + (18.9x+1.8)×0.907 + (22.4x+1.8)×0.864 + (17.5x+1.8)×0.823 + (11.2x+1.8)×0.784 > 30
   x > 0.31580

【第4問】
(設問1)
 (a)事業責任が明確になり、事業に対する意思決定が迅速化する。
 (b)機能が重複しコストの増加や内部統制などの管理コストが増加する。

(設問2)
効果は、①業務効率化による費用削減、②在庫情報の共有による受注機会の増加で売上拡大、③在庫削減による運転資本の流動化。

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