【オイラ式】~勉強会からの気づき(平成25年事例Ⅲ)~

皆様、おはようございます、でお久しぶりです。リアル勉強会リーダーの細川泰志@タキプロ7期です。このブログでは、主に勉強会を通して得られた「気づき」について、不定期に投稿していきます。

今回は、先日行われた勉強会@東京(お題は平成25年事例Ⅲ第1問設問2と第3問)での気づきを述べさせていただきます。

1.思考・解答のフレーム

設問で問われた内容に対し応えなければならないのは当然ですが、その際に自分なりの思考や解答のフレームを持っていると、考えをまとめやすく、かつ採点者にとって分かりやすい記述することができますフレームは、設問中に登場する言葉を「トリガー」として発動させることが一番簡単かつ確実です。

第1問設問2では、「関東工場の役割をどのように変えるべきか」が問われています。変える、つまり変化を問われているのでこれをトリガーとし、関東工場の現在の役割とこれからの役割を並べて比較した上、「Aの役割からBの役割に変える」「Aの役割にBの役割を加える」等、変化する前(A)と変化した後(B)の両方を記述する方法が考えられます。解答文字数にある程度余裕がある場合は、なるべく丁寧に解答してライバルよりも質の高い内容を目指しましょう。

2.相手に寄り添った解答か

机上でペーパーテストばかりやっているとついつい忘れがちになってしましますが、私達中小企業診断士(受験生)が助言する相手は経営者である以前に一人の人間です。的確な助言をすることはもちろん重要ですが、自分の解答は本当に相手に寄り添ったものであるか、それを聞いた相手はどう感じるかを今一度振り返ってみてください。

第3問では「失敗の要因」を問われています。要因としては、マーケティングの手順やY社との関係性等にあると考えられますが、その際にC社や経営者のやってきたこと、またはやらなかったことを上から目線で全否定していないか、今一度自分の解答を見直してみてください。自分がそれを言われて(内容はたとえ的確だったとしても)、気分を害したり、反感を持ったりしない内容でしょうか?もし解答中に「していない」「無い」「できない」等という表現があったら、「不足している」「留まる」「困難だった」等、100%の全否定ではない、柔軟な表現に置き換えてみましょう。助言された相手の心証も変わってくるはずです。そして相手が助言を気持ち良く受け入れれば、それだけで実現可能性はより高まります。また、与件に書かれていないことを否定するようなリスクの高い解答を避けられる、という副次的効果もあります。

このような細かな表現にこだわる理由は、合格率ほぼ100%の口述試験の目的を考えた際にも自然と導かれる結論です。つまり、そこでは中小企業診断士として必要な知識や論理性を具備しているか、という視点以外から、「本当にこの人は中小企業診断士としてふさわしい人物か」を多面的に見極めていると考えられるのです。一人の人間として、一般的な社会人として当然求められるふるまいができるか、逆説的ですが2次試験でこれらが不足している受験生は、口述試験まで進むことが難しくなるのではないのでしょうか。

何度も言いますが、その解答、相手に寄り添っていますか?

3.解答のボリュームバランス

複数のことを比較的余裕のある文字数で解答する際は、内容だけでなく、どれくらいの量を解答欄に振り分けるかというボリュームバランスの戦略も立てるようにしましょう。 よくある失敗は、与件に記述のある内容を多く書きすぎてしまい、与件に記述がなく自分で考えて答えなけれなばならないことが書けなくなってしまう、というパターンです。当然、与件に記述のあることは得点要素ではありますが、みんなが書くことなので得点差があまりつきません。そこで、ライバルに差をつけて勝ち残っていく(または競争から脱落しない)ために、自分は何をどれくらい記述し得点していくのかという戦略が必要になってくるのです。

第3問(配点:30点)では「失敗の要因」と「新規事業開発の留意点」の2つを「140字以内」で求められています。「要因」については、12段落以降にそれらしいことが登場するので分かりやすいですが、「留意点」については明確には書かれていないため、「要因」を踏まえて類推し記述する必要があります。

もし「留意点」について、得点の可能性が高いものを複数類推できたなら多め(例えば、要因:留意点=2:3)に記述し、逆に類推が難しい、または解答にそれほど時間をかけられず得点があまり望めないと考えたなら少なめに記述する、という戦略を採ります。 重要なのは、「なんとなくこの程度のボリュームバランスになりました」というような場当たり的な対応ではなく、自分なりの戦略を構築した上で狙った得点を取りに行くこと(ライバルと同程度の得点を目指すか、ライバルを上回る得点を目指すのか)です。

以上、私が勉強会で気づいた点について述べさせていただきました。参加者の方の解答内容や考え方は、回を重ねるごとに向上しているのがよくわかり、毎回有益な「気づき」を得ていただけている様です。

タキプロ勉強会は、受験生同士のディスカッションやタキメンのサポートから、2次試験問題を解く際のさまざまな「気づき」を得られる最高の機会です。また、Web勉強会でもご自身の作成した解答に対する意見が得られます。勉強に大いに役立つ勉強会への皆さんのご参加、心よりお待ちしています!

細川でした。

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