アホスト合格!#6/きら

こんにちは!
タキプロ9期アホ代表、
きらです!

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(ご注意・・・このブログは私、きらと同じく勉強が苦手で大嫌い—つまりアホだけどそれでも2018年度ストレート合格したいという方に特化して内容を構成しています。勉強が得意な方や、多年度の方には参考にならないことが多いと思いますので何卒ご了承ください。もちろん、きらは上記の様な皆様も応援していますよ!頑張ってくださいね!)


皆様、1次試験本当にお疲れさまでした!

♯2で書かせて頂いたとおり、このアホスト合格!では1次試験を最大の関門と捉えています。

いったい、ご覧になっている方がどれだけ突破でき、無事に生き残ることが出来たのか、非常に気になっております…。

余裕で合格だった方、ボーダーギリギリの方、惜しくも420点に届いていない方、420点届いているけど足切りを食らってしまった方、不合格だったけど科目合格はした方、残念ながら全滅だった方、たくさんいらっしゃると思います。

本来であれば、全てのケースの方々にメッセージをお送りしたいのですが、ここからは断腸の思いで「1次試験突破見込みが出て、2次試験に挑まれる方」に向けて記事を書かせて頂きます。

どうかご容赦ください!

 


 

 

では、これから2次試験へ挑まれる方へ!

 

 

♯2で私はアホスト理論」というものを展開させて頂きました。

このアホスト理論、4ヵ条あるうちの2つは2次試験についての内容であり、第1条に「1次試験至上主義」とあるように1次試験に重点を置いておりましたので非公開としておりました。

1次試験が終わった今、まさに公開するときです!!

こちらになります!


 

【アホスト理論】

1、1次試験至上主義

2、財務を得点源に出来るようにする

3、解答手順を早期確立、過去問を解きまくる

4、「A.H.O」

 


 

3、解答手順を早期確立、過去問を解きまくる

 

この2次試験、過去問がめちゃくちゃ大事です!

1次試験の100倍大事です!!

巷では、色々な勉強方法がでていますよね。

春秋要約とか、写経とか。

 

そんな時間はありません!!

 

時間が無い時こそ集中戦略です!

とにかく試験日まで1事例でも多く過去問を解きましょう!

しかし、ただ闇雲に解くだけでは合格はできません。

解答手順を早期に確立し、尚且つ分析するための最適なツールを使わなければなりません。

なんせ我々は今まで全ての時間を1次試験に注力してきていて、2次試験についてはド素人同然の集団。

 

とにかく時間がありません!!

 

最適な解答手順やツールは人によって様々ですが、以下に私の一例を挙げます。

きらの解答手順

 

これは、昨年のタキプロ夏セミナーで8期タキメンの先輩から教えて頂いた方法を少しアレンジしたものです。

生まれたてのヒヨコが初めて見る者を親と認識するが如く、最初に覚えたこの方法で最後まで突っ走りました。

他の解答手順は試さなかったのかって?

全く試しませんでした!

 

とにかく時間がなかったからです!

 

あれこれ試すよりも、とっとと早く決めてしまい、慣れてしまう方が効率が良いと感じたからです。

なので、この方法が自分にとってベストなのか、未だに分かっておりません…。

事例Ⅰ~Ⅲのみに関してのみなのであしからず。

 


【きらの解答手順】

1、文房具はシャーペン、消しゴム、フリクション4色ボールペン、マーカー1本!

2、開始直後に業種をチェック!

3、与件文の段落ごとに番号を振り、見やすくするために横線を引く!

4、設問分析。配点を確認し、この段階で主語と締めを決めてメモ書きする!(例、「強みは~である」)

5、与件文分析①、流し読み。機械的に時制、キーワード、接続詞(だが、しかし、さらに等)をマーカーでチェック!

6、与件文分析②、精読。フリクションで強みを赤弱みを青機会や脅威を緑、「社長の想い」など重要そうな所を黒でチェック!

7、設問文余白に与件文から盛り込むキーワードをメモ書き、解答骨子作成!

8、残り時間40分で解答用紙に書き出し開始!

9、基本は箇条書きスタイル!(例、「原因は、①~、②~である。対策は、①~、②~で~向上を図る」)


 

SWOT分析主体の、結構スタンダードなやり方だと思います。

特に重要なのは8です。

時間が足りず、解答骨子が出来ていなくても問答無用で書き出し開始です!

私の場合、40分を切ってしまうと書ききれずに終わってしまうことが多かったです。

足りない部分は書きながら考えます!

逆に、前半の50分は細かい時間配分は決めていませんでした。

きらの過去問ツール

初めてカミングアウトします。

きらは、ふぞろい信者です!

もう、とにかくふぞろい!ふぞろい最高!

答案分析シリーズをお金を出し惜しみしなく全巻購入して、「ふぞろい」をむしろ「おそろい」にしちゃったもんね!とかいいつつ、答案復元していないのでふぞろい11には全く恩返しできていないクズ野郎ですが・・・

メイン教材はふぞろいの答案分析の部分です!

80分で問題を解く→ふぞろいで採点、徹底的に分析。

採点するだけではいけません。

分析するのです、撤退的に。

「石橋を叩いて渡る」という生ぬるいレベルではなく、

「石橋をバズーカで打って破壊し、隣のコンクリで出来た橋をジェット機で渡る」くらい撤退的に過去問をしゃぶり尽くしましょう!

このサイクルを10年分繰り返し解きまくりました!

 

…が、これだけでは勝てない相手がおります。

そうです。ラスボス、事例Ⅳです。

事例Ⅳの過去問については、TAC過去問題集も併用し解答を確認しました。

 

さらに、財務会計、税理士試験も通じて会計系試験攻略には基本中の基本があります。

それは、「論点ごとに繰り返し解くこと」

このツールとして、「事例Ⅳの全知識&全ノウハウ」を使用しました。

論点ごとに、しかも重要度順に過去問が掲載されているので重宝します。

スキマ時間などは全てこれで事例Ⅳを解いてました。

が、ここでも解説はTAC過去問題集で確認してました。

なぜ事例ⅣだけTACの解説推しなのかは、単純に私の慣れの問題です。

過去の税理士試験もTACの教材を使っていたので、解説が体に馴染んでいたんですね。

 

まとめると、

【きらの2次試験ツール】

事例Ⅰ~Ⅲ
ふぞろい(答案分析)10年分

事例Ⅳ
ふぞろい(答案分析)10年分+TAC過去問題集10年分+全知全ノウ

となります!

全てが過去問アウトプットのツールです!


 

 

以上がアホスト理論の第3条です。

さあ、次が最後、第4条になります。

 

これがアホスト理論の最終奥義となります!

 

 

4、「A.H.O」

 

2次試験合格直後から、「どうしてアホな自分がストレート合格できたのだろう」とずっと考えておりました。おいそこ、決してまぐれとか言ってくれるな。

確かに誰にも負けないくらい勉強はしました。

しかし勉強時間2000時間のうち、2次試験は370時間程度。

他の方と比較しても、突出して多い訳ではありません。

財務が強みなことを加味しても、不思議です。

実際、事例Ⅳを除いた3科目の平均でも60点を超えていて、点数で頼っていないことがわかります。

 

では、なぜ合格できたのか?

 

考えた結果、この「A.H.O」を持っていたからだと結論付けました。

なんのこっちゃわかないと思いますので、今から解説しますね!

 

A.H.O」は、

A=akiramenai

H=honest mind

O=outlow

の略語になります。

akiramenai

akiramenai=諦めない(ここだけ日本語でおかしいとか、無理矢理感ハンパないとか言ってはいけない)

 

いいですか、皆様。

これから、公開模試、答練、勉強会などを受講されることになるかと思います。

 

そこでおそらく、いや絶対、フルボッコに遭います。

 

その酷さたるや、1次試験の比ではありません。

40点以下などザラ、下手すれば1ケタです。

そしてそれは、本番直前まで続きます。

 

決して「開眼」など起こりません。

 

2ヵ月ちょいで開眼できるほど2次試験は甘くはありません。

1次試験を突破した我々でも、何度も何度も心が折られるシーンがやってきます。

ですが、決して諦めないでください!!

当然ですが、諦めなかった者にだけチャンスはやってくるのです!

 

今年は記念受験?来年が本番?

こんなお考えの方がいたら、今すぐその考えは捨ててください!

今年必ず合格する、来年はない!と、今この場で誓ってください!

 

何度でも言います、
諦めないでください!!

 

honest mind

honest mind=素直な心

ここでいう素直な心は2つの意味があります。

1つ目は、思い込みや先入観に捕らわれず、「素直に」予見文や問題文が解釈できることです。

2次試験で、最も大切な事だと思います。

特に我々はアホなので、この部分では他の方々に勝っています!

いかに高い知識があろうと、いかに優れた解答プロセスがあろうと、この武器の前では全てが霞んでしまいます!

2次試験最強の武器です!

どうか忘れないでください!

 

2つ目は、解答を「素直に」与件文から抜いて書くことです。

基本、「抜き」で対応です!

この部分を解答根拠にしていますよ!と採点者にアピールしやすいですし、何より早いです。

もちろん、全て抜きで丸写しでは対応できません。

助言問題や、施策の効果、文字数の調整などは自分で考えなければなりません。

それらを攻略するために、アホスト理論第3条で過去問を解きまくり、分析するのです!

 

ただ、この2つの「素直な心」、ラスボス事例Ⅳには通じません。

そのために、私はアホスト理論第2条で「財務を得点源に出来るようにする」と提案させて頂きました。

全ては、事例Ⅳで60点以上を獲得するため。

第3条で事例Ⅳに重点を置いたのもそのためです!

outlow

outlow=ならず者、アウトロー

いよいよ意味が分からなくなってきましたねw

では、2次試験の特徴といえば?

・マークシートではなく論述
・毎年サプライズやトラップあり
・採点基準が不明瞭
・実質相対評価

これら2次試験の不透明さ、不安定さこそが、我々アホにはプラスに働きます!

例えば、2次試験も1次試験と同様に知識を問う出題形式なら我々に勝ち目はまず無いでしょう。

知識を持った優秀な方が実力通りに力を発揮し、合格するのは明確ですから…。

ところが、2次試験はそうではありません!

何が出るか予想もつかず、トラップだらけ。

学習を積み重ね、実力を持った猛者達が頭の中が真っ白になり、本来の実力を発揮できないままホイホイ落ちる試験です。

だからこそ、アホにも付け入る隙がある!!

つまり、他の人が嫌がる問題や状況になった時ほど番狂わせのチャンスだと思ってください!

 

例えば、去年の私はこうでした。
(受験会場、東京の立教大学)

大雨が降れば「チャンス!」

小さな机で「好機!」

トイレの大行列で「勝機!」

事例Ⅳの連結で「激アツ!」

 

よく言えば超プラス思考、悪く言うとアウトローですねw

もう当日は、「与件文タテ書きでこい!」とか「500字で助言せよとかこい!」くらいの勢いでしたw

「とにかく荒れろ!!」と祈っていました。

こんなトンデモマインドでいれば、どんなサプライズが来てもビビりませんよねw

実際に点数(♯1参照)にも出ておりまして、比較的スタンダードだった事例ⅠとⅡは点数が低く、変化球だった事例ⅢとⅣは点数が高いです。

そういう意味では、私は大変不謹慎ながら休憩時間が30分から40分になったのは残念です。極端な話、休憩なしの320分耐久勝負でも望むところ!

逆張りこそが至高!!

我々アホは所詮落ちこぼれです。ここは落ちこぼれらしくアウトローで狂気的にきましょう!

ただ、難問が出たらそこに時間を割くという意味ではないのでご注意ください!

 


 

これが、「A.H.O」となります。

試験終了まで絶対に諦めず素直な心を持ちながらも、狂気的なアウトローともいえるプラス思考でいました。

アホスト理論第3条が具体的なノウハウならば、この第4条はマインド面という位置づけですね。

 

改めて、本日のブログを2次試験風にまとめると、こうです。

 

問1、きらは、アホにも関わらず短期間で2次試験合格を達成した。その原因を100字以内で答えよ。


~きら流ベスト答案~
A、原因は、①迷うことなく早期に解答手順を確立したこと②自分に合うツールを選択したうえでアウトプットを過去問に一点集中し、徹底的に分析したこと③マインド面において「A.H.O」を持っていたことである。(98字)

 

どれもとても大切な事だと思います!

 

もし、優秀な方や、多年度の方がご覧になっていたら決して油断しないでください。

1次試験を突破したアホ、結構手強いですよ?

決して養分などにはなりません!

 

さあ、底辺からの下剋上のはじまりです!!
来年などありません、今年絶対に合格しましょう!!

 


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アホスト合格!#6/きら” に対して6件のコメントがあります。

  1. きゃじ より:

    きらさん、いつも記事楽しく拝見させて頂いています!今年2次試験を受験する者ではありませんが、きらさんの想いのこもった熱い記事に思わずコメントしてしまいました!「A.H.O」を読んで思わず吹き出してしまいましたが、マインド面の本質を突いた内容ですね。これからも楽しみにしています!

    1. ユーザタキプロ より:

      >きゃじさん
      コメント頂きありがとうございます!そしていつもタキプロブログをご覧頂いており御礼申し上げます!内容の無い内容でいつも四苦八苦しておりますが、少しでも何かを感じて頂けたのであれば幸いです。2次試験において、マインド面はとても重要だと思います!実際、とてつもない実力を持った方がまさかの2次試験敗退、、というケースは珍しくないようです。これをご覧になっている方々が、少しでも良いマインドで本番に臨めたらと思い書かせて頂きました。これからもコメントお待ちしています!

  2. みやお より:

    きらさん、初めまして。昨年まで1次3連敗して今年法務の加点待ちで、先行して2次試験の勉強を始めた者です。ふだんタキプロブログはあまり読んでいなかったのですが、勉強法を模索する中、何気に読んだキラさんのブログがぶっ飛んでいて大ウケしてしまいコメントしています笑
    アホアホ言われてますが、強みを生かして弱みを補完した感じで、全然アホちゃいますやん!とツッコミを入れてしまいました。きっと謙虚さの表れなんだと思いますよ笑
    随所に笑かしの入っているアホスト合格理論ですが大変参考になりました。1次パスできるかかなり微妙な線をいく私ですが、パスできれば勉強会へ参加させて頂きたいと思っております。

    1. ユーザタキプロ より:

      コメントありがとうございます!きらです!お恥ずかしいブログ内容で大変恐縮です汗。みやおさんは法務加点待ち状態とのことで現在とてもやきもきしていらっしゃる状況だとお察し致します。ですが、どうか加点前提で2次試験対策を行って頂きたいです!法務加点待ちの方は今年かなり多く、おそらく合格発表までなかなか集中できない方が多いと思います。そこを逆手にとり、合格した気で今から本気で取り組めば、他の集中できない加点待ちの方より優位に立つことができます!「A.H.O」にも通じる部分ですが、この状況だからこそチャンスだと思い、ぜひ2次試験対策を進めてみてください!私もたまーにですが勉強会には参加しておりますので、みかけたらお声がけください!

  3. みやお より:

    きらさん、こんにちは。
    先日この記事にコメントさせて頂きましたみやおです。お陰様で加点の結果、一次試験をパスする事ができました。苦節4年でやっとです。振り返ると、俺ってアホやなぁ、と卑下してしまう事しばしばでしたが、その度に、自分のことアホって言うなんてアカン!と自らを叱責していた次第です。そんな私でしたので自らをアホと自称するきらさんの記事に度肝を抜かれてしまいました。そんな人、藤山寛美か坂田利夫か町のヤンキーくらいしか知りません。しかし気づかされました。アホの向こうの自分を見つめ、そこから昇華するため、持てる力を努力という結晶とすることを。毛虫が蛾になる如く、いや芋虫がカブト虫になる如く、いやヒヨコがニワトリになる如く、いや、鯉が龍になる如くです!自分のこと、アホって言っていいんだよね!

    とりとめなくなりましたが、一応二次の勉強は始めているものの学習の方向性かまだ曖昧ですので是非アホスト理論を大いに参考にさせて頂く次第です。勉強会にも参加させて頂きます!
    ありがとうございます

    1. ユーザタキプロ より:

      みやおさん、きらです!
      ご報告頂きありがとうございます!そして、1次試験突破おめでとうございます!
      タキプロに加入し、ブログを書くと決まったとき、「アホな自分が出来ることは、同じアホな方達を応援すること」、これしかないとすぐに決めました。診断士の合格者の方たちは本当にチートと言ってもいいくらい優秀な方が多く、どうせならアホにしか書けない記事を書いてやろうと。
      そして、みやおさんが仰る通り、鯉が龍になるためのたった一つの方法は、「努力」しかないと思っています!

      どうか2次試験まで大変だと思いますが、自分を信じ、死ぬ気で頑張ってみてください!
      絶っっ対に合格できます!!

      次回のブログで書く予定なのですが、勉強会は本当にいい刺激となり、モチベーション維持に最適な手段です。みやおさんにお会いできるのを楽しみにしております!

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