2次試験の現場対策の基本/いいぜん(弁護士)

みなさん、こんにちは。タキプロ10期東京のいいぜん(弁護士)です。

自己紹介等の記事はこちらです。また、前回記事(1次試験対策)はこちらです。

さて、1次試験の受験準備が本格化してきて、なかなか2次試験の対策をしている時間はないと思いますので、今日は難しい話はおいておいて、2次試験対策の基本中の基本について書いていこうと思います。

問いに答える(オウムの力)

勉強が進んで知識がついている人ほど、せっかく学んだ知識を答案に活かそうとするあまり、設問から離れてしまう人がいます。いかに知識があっても、設問の答えになっていないと意味がありません。

例えば、平成30年度の事例Ⅱの第1問を例にとってみましょう。

第1問(配点25点)
B 社の現状について、3C(Customer:顧客、Competitor:競合、Company:自社)分析の観点から150 字以内で述べよ。

これに対するTACの模範解答は以下のようなものでした。

X市は観光客が多く、インバウンド客が急増している。近隣の旅館は閉鎖したが、空港からのアクセスのよさとチェーンオペレーションを強みとするビジネスホテルに対抗し、B社は旧来のビジネス手法を改め、外国語対応、Wi-Fi、ホームページを整備して弱みを克服し、減少するなじみ客に代わりインバウンド客を獲得しつつある。

この解答をみて、みなさんはどう考えますか。確かによく読めば必要な事項をすべて盛り込んだ内容のある答案になっています。十分な時間をかければ、制限字数ギリギリに合わせて、このように必要な要素を詰め込むことはできるかもしれません。でも、みなさんは、制限時間内にこのTACの模範解答のような答案を書けますか。キーワードを盛り込もうとするあまり、必要な要素を漏らしたりしないでしょうか。

本問では、「B社の現状について」「3C分析の観点から」述べよという設問です。そして、「3C」の中身について、わざわざ、「顧客」「競合」「自社」と明示してくれています。そうであれば、この設問への解答は、

「(B社の現状について)①顧客は~である。②競合は~である。③自社は~である。」

と書くのが、設問にストレートに答えたものであり、必要な要素を漏らすことがなくなります。採点者からも非常に読みやすい答案になり、「顧客」「競合」「自社」のそれぞれのポイントについて、採点をすればよいことになります。これに対し、上記のTACの模範解答では、「顧客」「競合」「自社」という単語を用いていないため、パッと見ではわかりにくい答案になってしまっています。

このような「切り口」を明示するとわかりやすい答案になる反面、字数が足りなくなって必要な要素を十分に盛り込めなくなることを懸念されるかもしれません。でも、どちらが優先すべきかというと、圧倒的に「わかりやすい」答案の方です。キーワードを盛り込みまくった意味不明の答案を目指すのではなく、設問にストレートに答えた本質的な答案を目指してみてください。本質的な部分さえしっかりおさえておけば、些末な要素は必要ありません。こんなあっさりとしたと答案でよいのかというのは、受かった後で成績開示結果をみると実感できます。職人的な技を駆使してキーワードを盛り込みまくるという不毛な作業を、一度見直してみると良いと思います。

設問にストレートに答えることを、「オウムの力」といいます。「~について答えよ」と言われたら、「~について」答えればよいのです。難しいことは考えず、まずは設問にオウム返しして、自分の解答の形式をそろえることを心掛けてください。答案形式を画一化すると、余計な思考時間の削減ができます。

明日は、タキプロ東京のノアさんの登場です。お楽しみに!

 

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