Tommy式80分本番の過ごし方〜本試験問題用紙も公開〜/Tommy

こんにちは、Tommyです!自己紹介ページはこちら

2次試験本番まであと1カ月と1週間になりましたね!
2次試験の申し込みは9月17日(火)までなので申し込みはお忘れなく。

今年の1次試験の合格率が発表されましたが、30%超えとかなり合格者が多かったようですね!
2018年:合格者3,236名。合格率23.5%。
2019年:合格者4,444名。合格率30.2%。

結果、どうなるか?2次試験合格者数は例年ある程度一定に絞られることを考えると、2次試験の合格争いは熾烈になることが予想されま
合格者の得点分布を見ると大多数が240点の合格ライン周辺で、私もギリギリの合格です。
熾烈な競争に備え、いかにして1点でも増やし合格ラインを超えるか、ぜひ極めていってください!

今回は、私の試験当日80分の過ごし方と書き方の工夫+事例ⅡTipsをお伝えします。
昨年受験した際の問題用紙と再現答案もちょっぴり公開します!

試験当日80分の過ごし方 〜シャーペン1本・骨子作成重視戦法〜

私の場合、骨子の作成に時間をかけ、答案記述中の手戻りがないようにしていました。
写真は昨年度本試験受験した際の実際の問題用紙(事例Ⅰ)です。
本番試験の際はカラーペンを何本も並べたり、問題用紙を破り出す人もいて内心ビビりましたが、シャーペン1本で貫き通しました。

①2~3分程度
:与件文の企業業種のチェックと設問文チェック。設問文を読んでどんなストーリーが出そうか妄想しながら与件文を読み始める。
②10分程度
:与件文をざっと読み込み。カラーペンは使わずシャーペン1本打法で気になるワードをチェック。強み弱みの記述、従業員構成、時系列変遷、経営者の思いなどは特にチェック。

③30分程度
: 解答構成検討。各設問に対してどんな解答要素を盛り込むか、問題用紙空白部分に記述していく。解答全体のストーリーもここでチェック。設問文に対する考察もしっかりと行い、与件文を見返しながら組み立てを行う。

④20~30分程度: 解答記述。③で作成した骨子を元にひたすら記述。
⑤5~10分程度: 解答を読み見直し、最終修正。全体を読んでみて誤字脱字や分かりづらい表現があれば多少修正するが大きな修正は基本行わない。

解答の書き方 〜勇気を持って端的に書く!〜

試験委員が採点にかける時間は1問あたり十数秒程度だと当時予備校の先生に教わりました。
よって、端的に何が言いたいのか分かり易い答案作りを心がけました。
参考に自身の再現答案を載せますが、内容の良し悪しというよりも書き方のバリエーションとして参考にしてください。
<記述方式>
以下の2パターンを使い分けていました。
正解はありませんが、ふぞろいの合格答案なども参考にしながら自分が書きやすい型をいくつかマスターして臨むと良いと思います。
◆基本:最初に結論を1行で記述し、その後に因果を記述。
例:H30 事例Ⅰ 第1問 100字
「ニッチ戦略により研究開発技術の強みを活かし大手企業との競争を避けるため。小規模市場でリーダーとなることで対顧客に価格設定主導権を持ち、製販パートナーに対して交渉力を持つことで安定した収益を得るため。」(99字)

◆少ない字数で多くのことを盛り込みたい場合:①XXXXXX、②XXXXXX方式
例:H30 事例Ⅰ 第3問 100字
「①製品開発を知識別から事業別とし、専門分野の融合による新製品開発を促進。②部門長を置くことで権限移譲とマネジメントを強化。③委託先調整やサポート業務を切り出し業務効率化及び全体統制を実現するため。」(98字)

<記述のコツ>
勇気を持って字数を削っていく練習をしました。書き方を端的にするのと、同義でも字数が少なくて済むようボキャブラリーを増やすようにしました。
Tochiroブログの字数削減キーワード集は役に立つので参考にすると良いと思います!
例えば書き出し。理由を問われる設問への解答でつい、理由は…と書き出したくなるのですが、勇気を持ってどんどん削っていきました。
【改善前】
理由は、●●が△△なためである。
【改善後】
●●が△△である為。

事例Ⅱの世界観とは?

今日のテーマは事例Ⅱ。
以前のブログで「スモールビジネスマーケティング」等、試験委員の著作を読むことを勧めましたが、もうそんな時間はないですよね?
そこで、私が著作を読んだ結果、読み取った世界観をかなり端折って書きます。これが全てではないですが、エッセンスとして頭の片隅に置いてみてください。

①商品・サービスを絞って差別化
→「美味しいチーズケーキのお店」と「美味しいチーズケーキとショートケーキとモンブランがあるお店」だと、チーズケーキ好きからすると前者の方がなんだか魅力的に映りますよね?中小企業が大企業に勝つには狭く深いラインナップで差別化し、コアなファンを作ることが大事です。
②口コミを作る仕掛けつくり
→ファン作りのためには口コミ創出が重要です。口コミを生むためには「非日常」な体験による感動作りがポイントになります。instagramで「イチゴ」を検索すると一番多いのが「イチゴ狩り」であるように、モノだけでなくコト作りの仕掛けが大事です。
③地域との密着・連携
→中小企業は、地域に愛されることで長年継続することできます。街の変化とともにサービスも変わっていく必要がありますし、時には地域内で連携して街全体の魅力を上げていかないと街と一緒に衰退してしまいます。与件文がどんな地域なのかもぜひ注目してみてください。

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました!
あっという間に直前期になり、セミナーや勉強会でお会いした皆さまのことを考えると私もなんだかソワソワしてしまいます。
悔いのないよう頑張っていただきながらも、体には気をつけてくださいね。

引き続き、どうぞよろしくお願いします。
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