中小企業診断士 目指せストレート合格!”開眼”せよ(事例Ⅲ)/さとり

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こんにちは。昨日に引き続き、タキプロ10期東京のさとりがお送りいたします。
※自己紹介の記事はこちら

令和元年度中小企業診断士二次筆記試験の10月20日まで残り18日。いよいよ最終段階です。
直前期の今は、初学ストレート合格を狙う皆さんが”開眼”し始める時期でもあります。
明確な解答が公表されない中小企業診断士の二次筆記試験。
過去問を解くや、「ふぞろい」で合格者が挙げているキーワードが幾つ入れられたかで採点し、受験校が作成している解説を読み答え合わせをするも、解答が必ず正しいわけでもなく、自分の解答にいまいち自信が持てない。
そのようなあいまいな状況から、「なんだか答えが見えるようになった!」という瞬間があります。
特に初学ストレート受験生の場合、短期間のうちにひたすら問題を解いては答え合わせをし試行錯誤を続ける中で、急激に知見を積み上げた結果、ふとした瞬間に「答えの導き出し方が分かるようになった」という経験を持つ人が多く存在します。
そのような事象を”開眼”と表現されるようです。
いま思い返すと、ちょうどこの時期、確かに私も”開眼”の瞬間があった気がします。

ストレート合格挑戦者のターニングポイント(開眼)

開眼当時はなぜそうなったか(”開眼”したのか)など理由は考えもせず、ただ試験に向けて走り続けていた印象しかありませんが、おそらくそこには積み上げられた正しい考え方と手順が存在すると思われます。
いまあらためて”開眼”までのステップを振り返ると、一つ大きなターニングポイントは「解答骨子」が組めるようになった時点だと感じます。

例えば、事例Ⅲにおける解答骨子を組むためには、

1.設問を読み、解答の設計を行い着眼点の設定を行う
2.本文から、問題・課題(困りごと)を漏らさず発見し、その原因を特定する
3.望ましい状態と現状のギャップを埋める策(解決策)を導き出す

という3ステップが必要になります。
これが正しく行えるようになれば、あとは制限文字数に合わせて編集するのみ。
「編集する力」を伸ばすことは「解答骨子が組めるようになる力」を伸ばすことと比べると、まだ容易にイメージできるのではないでしょうか。
解答骨子が組めるかどうかが、点が取れる解答ができるかどうかの大きな分かれ目だと思います。

事例Ⅲは「パズル」

パズル例えば事例Ⅲの設問5問中、一つに対して解答骨子を組み立てようとした場合、間違えではなさそうな解答パターンが幾つも考えられるということがあります。
あるいは設問1で作った解答骨子と、設問3で作った解答骨子がほぼ一緒になってしまった、といった経験はないでしょうか。
私は受験校の講師の方が言われていた「事例Ⅲは「パズル」である」という言葉が印象に残っています。
事例Ⅲは、本文において無駄な段落はないという前提で捉え、他の事例よりも個別の設問に対する本文の段落・文の対応付けに、より注意が必要です。
設問の意図を個別の設問で考えるのではなく、全5問であれば5問を俯瞰して捉え、そのうえで個別の設問で問われている意図は何かを設定する必要があります。
設問と本文の段落・文(ピース)の対応付けを一つ間違えると、重要そうな内容なのになぜか解答に使わなかった段落・文があった(つまりピースが余った状態)といった事態が起こることも。
そうなると設問一つのみならず複数共倒れし、結果点数が取れないということになってしまいます。
このような事態を避けるために、複数の設問を俯瞰して捉え、着眼点の設定を行うことが重要になります。

最後に

合格祈願二次筆記試験本番まで残り18日。緊張感から集中力が高まる時期に入っているかと思います。
一方、試験日が近づくにつれ焦りが生じ、自信が持てず不安が大きくなっているという方もいるかもしれません。
私は、勉強中に嫌気がさしたり追い詰められそうになったら、よく10分間だけ目を閉じて寝てました。
10分眠ると頭もすっきりして、やる気や落ち着きを取り戻すことができます。
最後まであきらめず食い下がり、目の前の課題を一つづつクリアし積み上げてください。
ここからが勝負。これからもあなたのことを応援しています。

あしたはどんさんです。お楽しみに。

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