事例Ⅳへの接し方(その②)…財務分析で深みに嵌らない

先週末は長男の誕生日だったので、家族で日帰り温泉に行ってきた、ヲタク診断士@タキプロです。
温泉でゆっくり息抜きできた…と言いたいところですが、温泉に行くと必ず息子×3の面倒を見なければならないので、超バタバタです。しかも、三男などは直ぐに出たがるので、ゆっくり湯船にも浸かれなかったりします…


                              

前回は、事例Ⅳへの接し方として、私の初年度の失敗例を元に注意点をお話ししましたが、今回のその続き、「財務分析で深みに嵌らない」という点についてお話ししたいと思います。

財務分析の際に用いられる財務指標は様々なものがあります。
収益性安全性効率性、など、それぞれに細かく分類さえています。
もちろん、ここでは一つ一つを説明することはしませんが、1次試験対策的には、主だった指標についての計算方法は正確に覚える必要があります。

しかし、2次試験の場合、1次試験で覚えた財務指標を総動員する必要はあるでしょうか?
実は、1回目受験の際、私は必要だと思っていました。

しかし、敵は「中小企業診断士二次試験 事例Ⅳ」なのです。
実際の財務分析をする訳ではないのです。

特に、勉強に割く時間が無い方、事例Ⅳ・財務が苦手な方などは特に、なるべく機械的に合格答案に近づくための『パターンを身に付けるべきです。

その方法も、詳しくはこちらの本に書かれています。

中小企業診断士2次試験 世界一やさしい答案作成術 (DO BOOKS)/斎尾裕史 著
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内容を詳しく書いてしまうと営業妨害(もしくは著作権侵害)になってしまうので、ご興味があれば是非一度手に取ってご覧いただければと思いますが、私は敢えてこの本のパターンに従って臨みました。1回目受験時に、私は考えなくてもいいマニアックな指標まで検討した結果、時間を経営分析に費やしてしまい、後の問題がバタバタ…という失敗をしでかしてしまったため、敢えてこの本で紹介している『パターン』に当てはめるようにしたのです。

私がこの本から学んだポイントは次の3点でした。

解答に用いる指標は絞って考える
(たとえば、インタレストカバレッジレシオとか、労働装備率とか、実際の財務分析では使いますが、事例Ⅳ対策としては重要度を落として考える、ということです。)
どの指標を選択するかは、与件文にヒントがある
(基本的に、出題者は解答案を考えてから問題を作っているものと思われるので、解答に誘導するためのヒント=与件文になる、と思われる。)
 D社の特徴を端的に表す指標を選択する
(たとえば、「営業利益率が高い」場合、総利益率が高いからか、販管費比率が低いからか、を明確にする。)

ぜひこちらをご参考に、事例Ⅳの経営分析を乗り越えてください!
それでは、また来週。

今日の名言:
『苦しく難しい決断になると、投げちまって、それを他人に預ける。 

自分で決めない。 
そうやって流され流され生きてきた。 

この結果は言うなら必然、これまでのオレの人生のツケ。』
by賭博黙示録カイジ  福本伸行著

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