事例Ⅳも事例である by サルマン

こんにちはサルマンです。

8月になって急に暑くなってきました。
「長い梅雨に一体いつ明けてくれるのか」と毒づいていたのがほんのちょっと前なのに、暑くなってくると雨が恋しくなったりもしますので、人間勝手なものです。
今年は換気確保のためにシェアスペースなども十分空調がきかないことも多々あるかと思います。
体調に気をつけて勉強を頑張ってください!!

今日は事例Ⅳについて書きます。

事例Ⅳは計算問題?

事例ⅠからⅢまでと事例Ⅳは一見まるで傾向が違います。
事例ⅠからⅢまでは、文章を読む問題、事例Ⅳは計算をする問題と定義している人も多いのではないでしょうか?

これは一見正しいですが、落とし穴にはまる可能性も高い考え方と言えます。
特に初受験の方は忘れがちな点ですが、事例Ⅳもまた事例だからです。

リアルなD社

「事例Ⅳは計算問題である」と考えると事例企業であるD社に対する理解はおざなりになりがちです。

事例ⅠのA社や事例ⅢのC社はどこそこの会社がモデルではないか、ということがよく話題になります。
事例ⅡのB社はモデル探しをするには規模が小さすぎる会社が多いですが、消費者視点からみてなじみの深い業態が多くどんな会社だったかはイメージに残りやすいです。
多年度受験生の中には、「さつまあげ」や「醤油」と言われただけで、何年度の事例かを思い出せるという方も多いと思います。

一方で「事例ⅣのD社は何の業界だったかも思い出せない」ということが少なくないでしょう。
どうしても数字に注目がいきがちですので、D社の存在感は薄いのです。

しかし実のところ、D社もA社・B社・C社同様それぞれの特徴を持った人間が経営する会社です。

このことは実務補習を経験すると実感ができます。
実務では、実際に社長にインタビューをします。リアルな固定資産や在庫を見ることもあります。
そして、その会社にはその会社の戦略・課題があり、それを解決していくために「財務分析」があるわけです。

実務において「数字だけを見る」ということはなく、その会社の背景・事情を理解することが絶対なわけです。

事例Ⅳにおける与件文

試験では、D社に対する考え方は与件文の読み方として現れてきます。

他の事例では「与件文をしっかり読むことが重要である」ということは理解しやすいと思います。
多くの場合与件文しかないからです。

実はこれは事例Ⅳにもあてはまります。
事例Ⅳでも与件文には様々なヒントがちりばめられています。事例Ⅳを計算問題と考えていると、このヒントを見落としがちです。

例えば毎年出ている注目するべき経営指標を選ばせる問題。
数字だけを見ていても回答は可能ですが、逆に与件文だけを見てみても、大まかにどの経営指標を選ばせたいのかは予想がつきます。
そうすると、計算を行う経営指標が減りますので時間を節約することができます。

また、他の事例でも与件文をよく読まないと独りよがりな答案になるように、事例Ⅳでもよく読まないと自動的に独りよがりな答案が出来上がります。

数字だけ見ていても回答ができてしまうので忘れがちですが、
与えられているデータは与件文+数字でセットです。

例えば事例Ⅱや事例Ⅲでも図表でデータが入っていることがありますが、事例Ⅳはその割合が大きいだけとも言えるのです。

事例Ⅳも事例です。
そして、試験合格の暁には、存在感の薄かったD社もリアルな存在として目の前に現れてきます。
与件文をしっかり読み、その会社の状況を理解してから問題にのぞみましょう!

明日は、ダイナマイト九州さんの記事です。
お楽しみに!

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