口述試験体験記 (その2)

どもっ、きょん太@タキプロ6期です。まいどっ!!

 2次筆記試験の結果はいかがでしたか?残念ながら未合格だった方は、いろいろ思うことがあるように思います。でも、自分の人生ですから、いっぱい悩んで進んでいきましょう!
 合格された方、本当におめでとうございます!!でも、フランシスコさんの記事にもある通り、まだまだ続きますよ!頑張っていきましょう!

 さて今回は、前回に引き続き、私が昨年明治大学で受けた2次口述試験の体験記をお送りしたいと思います。それでは、はじまりはじまり~。

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 アテンダントに呼ばれ、試験会場の扉の前へ立つ。緊張が高まる。いよいよ試験開始

 扉をノックすると「どうぞ」の声がするので、扉を開けて「失礼します」と言い入室。試験官は60代前後の方が2名。入り口横の机に荷物を置いてから着席するように指示があり、続いて携帯電話の電源を切っていることを改めて確認された。結構厳重。カンニング対策か?
 受験生用の席に着く。机はT字型に配列されており、試験官との距離は約3m。思ったよりも遠い。口述セミナーの時に、「自分の前に机がないと緊張する」との話を聞いていたので、机があってちょっと安心。
着席すると、試験官がまず氏名と生年月日(和暦)を言うように指示。答えると、試験開始を宣言。

 以下は問答。なお、実際の会話は「です・ます」調。また、回答する前に、私から質問を一度確認するプロセス(~という質問ですね)を入れている。(時間稼ぎ)

 

 今から事例ⅡⅢから2つずつ計4つ質問する。診断士として助言せよ。回答は一つにつき2分を目安とする。なお、B社は旅行業、C社は精密加工業である。(心の声:ありがたいが、事例企業の内容はこちらから確認して時間稼ぎをしようと思ったのに…)

 事例Ⅱ-1:2000年時点での海外ツアーのPPMの区分とその理由を説明せよ。
(答):PPM分析とはプロダクト・ポートフォリオ・マネジメントの略であり、市場成長率を横軸、市場シェアを縦軸にとって製品の市場での位置づけを分析する手法である。2000年当時のB社にとって、海外ツアーは花形である。理由は市場成長率、市場シェア共に高い位置にあるためである。(回答時間が少し短かったためか、ちょっと不満そうに感じられたが、そのまま次の質問に移った)

 事例Ⅱ-2:B社は今後、「デイケア施設」での顧客コミュニケーション戦略を考えている。どうしたらよいか助言せよ。
(答):B社はこれまでSNSを利用して顧客とのコミュニケーションを図ろうとしてきたが上手くいかなかった。SNSは比較的若い世代には浸透しているが、今回ターゲットとする高齢者の利用率は高くないためと考える。(試験官から、「デイケア施設ですよ?」と確認があったが、承知している旨返答)高齢者へは活字媒体のほうが適切と考える。デイケア施設に、介護付きツアーの体験記を、冊子にして置いてもらったり、地元自治体が発行するコミュニティ誌に載せたりすることを提案する。

 (質問者が変わる)
 事例Ⅲ-1:C社はX社に売り上げの9割以上を依存している。このような状態でのメリットを説明せよ。
(答):顧客の状況が大きく変化しない限り安定した売り上げが望めること、営業活動に力を入れる必要がないため、そのリソースを他に振り向けることが可能となることである。

 事例Ⅲ-2:C社は設計能力を向上させることを考えている。どうすればよいか助言せよ。
(答):CAD/CAEを導入して、顧客の要求を遅滞なく図面に起こすことや、部品図を組織内で共有して効率化を図ることで強化する。(試験官に「CAD導入の他にないか」と促されて)営業活動は現在社長と専務が行っているが、独立した営業部門を作り、顧客の要求をきちんと把握するようにする。また独立した設計部門も作り、営業と連携して顧客対応することなどを提案する。

 試験官同士で顔を合わせて「もういいですね」と言った後、こちらを向いて試験終了を宣言。荷物を持って扉の前に行き「失礼しました」と一礼して退室。終了。
 部屋の外に出るとアテンダントから、そのままどこにも寄らずに一人で退館するよう指示あり。エスカレーターとエレベーターを使って退館。終了。
 試験対策セミナーやネット上の情報では、試験官は無表情だったり、圧迫面接のような質問をするなどネガティブな情報が多かった。しかし私の場合はこちらの話にうなずいたり、質問の意図からずれると怪訝な表情をするなど、普通の面接のような雰囲気に終始したため、やりやすかったと思う。

 会場を出てコーヒーショップに戻るとPCが用意してあり、問われた内容をみんなで順番にPCにインプット。その後はこれから試験を受ける人や試験を終えた人と自己紹介や情報交換等を行いながら過ごし、機を見て失礼させていただいた。

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 いかがでしたか?当日の雰囲気は伝わりましたでしょうか?また、このような質問が出されるのですから、以前お伝えした再現答案を作る必要性も理解していただけると思います。
 ちなみに、最終的な合格発表は年明けとなるので、私は心が若干もやもやした状態で年末年始を過ごしました。でも今思うと、心の底から楽しむか、思いっきりリラックスする時間にすればよかったかもしれません。合格後の世界がこれほど忙しくなるとは夢にも思わなかったので…。(笑)

 

 ところで、この試験での一番のポイントはやはり、とにもかくにも「試験開始時間に会場にいる」ことだと思います。
 体調不良などで行けなくても”自分のこと”なのでまだいいかもしれませんが、交通機関の乱れで行けなかった場合は悔やみきれないでしょう。
 私の場合は運も味方しました。「電車が止まったのが3駅手前だったら」あるいは「各駅停車も止まっていたら」、タクシーしか移動手段がなかったと思います。でも、その日が雪だったら?試験開始時間までに会場にいることは、非常に困難だったでしょう。

 1次試験でリスクマネジメントについて学んだ方も多いのではないでしょうか?リスクを特定後、分析・評価し、対策案を検討・評価し、対策を実施する、というプロセスはここでも役立ちます。学んだことを実際にやってみると、身に付きますよ。経験がない方は、この機会にぜひやってみてください。
 しかし、いくら対策をしてもリスクはゼロにはならないので、「許容できるレベル」を決めて、どこかでリスクを保有することになります。例えば私は「会場近くに前泊する」という対策を取りませんでした。そういう意味では、私は「公共交通機関が全て止まってしまった場合」のリスクは保有したということです。

 

 それでは。

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