【とどろき劇場第8章】 劇場を起こせ!

おはようございます。とどろき@9期です。

従前の投稿はこちら↓

二次試験本番までもう1か月を切っていますね。模試や答練もほとんど終了し、あとは総仕上げの時期に入ってくるかと思います。

今回が私の二次試験前最後の投稿になりますが、二次試験のお作法等については色々なところで書かれていますし、この段階での記事1回ではあまり参考にならなさそうな気がしました。
そこで、メンタル論は書く意味がないと評価されることもありますが、「等々力劇場」(略して「劇場」とも呼ばれてます。)を踏まえ、あえて今回も書きたいと思います。

興味ない方は飛ばしてください。

1 大敗北からの立ち直り

昨年は、フロンターレが4つのタイトルを狙える位置にいたこともあり、またプライベートの時間の大部分を試験対策に投入していた前年同様のリズムは変えたかったこともあり、合間に多くの試合を観戦していました。

そんな中で迎えた、9月半ばのACL(アジアチャンピオンズリーグ)準々決勝第2戦のアウェー浦和戦。
ホーム第1戦で3-1と勝利し、第2戦でも前半に先制し、準決勝進出ほぼ間違い無しという状況でしたが、前半で1点を返され、さらに直後に退場者が出た後は、防戦一方。
まさにサンドバック状態となり、後半に3点を追加され、まさかの大逆転負け。
私は、川崎のBarで観戦していたのですが、会場はお通夜状態、あまりのショックでどう帰宅したかも分からず、その日の夜は全く眠れない状態に。
その前年、フロンターレがタイトルを逃し、その後の二次試験発表もまさかの失敗に終わったこともあり、二次試験対策など当然何もやる気が起こらず。

しかし、その数日後の別の試合では、そんな絶望的な敗戦から立ち上がり、見事な勝利を挙げたことから、思い新たに二次試験対策を進める日々となりました。

2 奇跡の逆転勝利

その後も息抜きを兼ねて、等々力での試合は数試合観戦していましたが、二次試験1週間前の仙台戦、天候も悪いことからさすがに等々力には足を運ばず、自宅で観戦しておりました。
序盤からいま一つな状態の上、前半で1人退場、しかも前半アディショナルタイムに先制されるという苦しい展開。
後半に入って攻め込むも、やはり1人少ない不利は否めず、カウンターからさらに失点し、2点差に。
そのまま時間は進み、タイトルへの希望も霞みかけ、残り10分を切った後半37分、何とか1点を返し、絶望から立ち直り、画面越しにも等々力の雰囲気が変わったのが分かりました。
そのキックオフ直後の後半39分、自陣から持ち上がり、キャプテンのゴールで同点。
さらには3分後の後半42分、敵陣で相手のボールをカットし、勝利にこれ異常ない執念を見せるキャプテンのゴールでついに逆転。
その後は、疲労も濃い中何とかしのいで、試合終了。これ以上ない「等々力劇場」となり、この奇跡の勝利が、奇跡の初タイトルへの道をつなげていくのでした。
何しろ、90分間で、1人少ない中、2点差を逆転した試合というのは、Jリーグ25年の歴史の中でも初だったそうです。

この劇的な勝利のおかげで、最後の1週間もいっそう気力を充実させ臨む事が出来たと思います。本番でもよく分からない問題が出たときは、常に仙台戦の「等々力劇場」を思い出せ、と念じて取り組んでいました。

3 二次試験でも劇場を!

最近、調子がいまひとつだったので、ついつい昨年のドラマチックな展開を思い出し、熱が入ってしまいました。

で、結局何が言いたかったかというと、かなり前置きが長いにもかかわらず、しかも中身は当たり前のことですが、

1 絶望を感じても、とにかく前に進む。
2 残り少ない時間でも、意思の強さで「劇場」は起こせる!

ということです。

答練や模試の結果、過去問への取り組みの難しさ、度重なる論点抽出ミスや計算ミスの出現、試験までの残り期間の少なさ等から、二次試験に対する絶望感を感じることもあるかもしれません。しかし、それは誰しも同じこと。とにかく、一歩でも前に進んで、過去問を解き、必要な項目を覚え、覚えたことを引き出せるような訓練をし、見返せる資料を充実させ、計算に取り組むことでしか、結果は付いてこないと思います。とにかく、前に進んでいきましょう!いかにすばらしいノウハウや情報を入手していたとしても、止まっていては何にもなりません。

仙台戦の流れは、二次試験で言えば、要注意の事例1で大きく失敗し、40点台濃厚、事例2もいま一つで50点台、というように、大きな失敗が続いた状況かと思います。
ここ数年の事例1は、与件でかなりの情報量が与えられるようになり、以前のように情報不足で何を書くのか全く想定できない、ということはないかと思いますが、一方で最初の事例の緊張感で情報処理や編集に苦戦し、失敗に終わる、ということもありえます。しかし、どんなトラブルに見舞われても、終わった答案の内容を変えることは出来ません。変えることができるのは、気持ちの切り替えによって、前の事例を引きずらずその次の科目への対処を集中して取り組むことのみ。ともかく足切りにさえあわなければ、4科目の合計点での勝負です。午前がいま一つでも、きっちり切り替えさえすれば午後で取り返せます。

開示された点数を見ると平成28年の私がまさにそのような状態でした。そこそこ出来ていると思っていたので意識は全くしていなかったものの、事例1で失敗、事例2もいま一つ、事例3,4で巻き返し、合格点まで3点差までは詰めてきていました(四捨五入ミスさえなければ、まさにとどろき劇場だったはず。)。
昨年の事例4でも、連結や取替投資の難問が出題され、しかもその2問で56点と半分以上の配点となっていたこともあり、おそらく大多数の受験生は厳しい状況にウンウンうなって取り組んでいたはずです。絶望を感じつつも、計算にしろ記述にしろ、とにかく必死に戦い、諦めずに最後の15分で何とか点数をもぎ取る粘り強さで、実は多数の「劇場」が生まれていたのではないかと思います。

次回は二次試験後の投稿となります。今年度みなさまに「劇場」が訪れ(劇的でなくても余裕で通過でも)、勝利の歓喜に浸れるよう祈っております。

明日は、WEB勉強会班よりミーさんです。

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