事例Ⅰとのお付き合いの仕方 by けー

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期のけーです。

ついに今月から実務補習が始まります!
指導員の先生からメールが来てワクワク・ドキドキ、不安やや強しですが、自分が人生を懸けて取り組みたい診断士活動の前哨戦です!
最高に楽しみながら取り組んでいきたいと思います。

1次試験を受講される方はいよいよ残り一ヶ月の勝負ですね!
今年は「雨にもマケズ風にもマケズ」ならず、「夏にも負けず熱風にも負けず」な年になりそうですが、
最後の追い込み、頑張っていきましょう!!

さあ、今回は事例Ⅰに関するアドバイスをします。テンション上げていきますよ〜〜〜。

■事例Ⅰ苦手ナンデス・・・

いきなりテンション下げな話になってしまいますが・・・問題を解いてみて、この様な感想を抱く人、結構いる気がしています。
苦手というよりは事例Ⅰの問題に取り組み難い、よく分からないけど問題を解くモチベーションが上がらないという方が多いのではないでしょうか。
何でなんでしょうね。。。

飽くまで私の個人的な解釈になりますが、下記の様に、純粋に他の事例を解いた方が面白い!って感じるため事例Ⅰを解くのが億劫になるのかもしれないですね。

【事例Ⅱ】
 SWOTや3Cなど内部・外部環境分析から始まって、ターゲット顧客の明確化、売上拡大の施策の提案、マーケット戦略の提案など、問題を解く際に必要なツールや知識、該当する与件文の箇所などが整理し易い
【事例Ⅲ】
 生産管理上や営業上の課題・問題点を見つけ、それに対する改善策を考え、経営戦略に繋げて提案するのが非常に楽しい!
【事例Ⅳ】
 とにかくCVPや設備投資に係る正味現在価値算出など計算が楽し過ぎる!何時間でも勉強出来る!!

それに対して、事例Ⅰは「組織・人事戦略」とは言え、
・何故ファブレス化を行ったのか
・外部企業との関係を如何に発展させていくことが求められるか
・どのような手順を踏んで情報システム化を進めたのか
・HPを立ち上げ、市場開拓に成功した背景は何か
・事業特性の違いは何か

・・・などなど、設問の球数が多いし、変化球も多い。そもそも問われている問題が組織に関するものなのか、人事的な視点で解答しなければならないのかもよく分からない。
出題される問題が毎年大きく異なるため対策も困難で、与件文と設問とのリンクの貼り方もやり辛い。。。事例Ⅰについては消極的なお話しか見えてきません。

ちなみに私の二次試験合格までの事例Ⅰとの奮闘結果は、B→C→B→B→B→Aと最後こそ合格点を取ったものの、得意分野には成りきれませんでした。
とは言え、6年間低いモチベーションながらも事例Ⅰさんとお付き合いさせていただいていたので、少しばかりアドバイスは出来るかなと思っています。

■まずはフレームワークを活用しよう

なんだかんだ言って、変化球の多い事例Ⅰにもフレームワークは活用できると思っており、フレームワークを念頭に置きながら与件文・設問文を読んでいくことをお勧めします。

活用すべきフレームワークとは、与件文の情報が「経営理念・環境分析・組織戦略・人事戦略」のどれに該当するのかを整理し要点をまとめることです。そして、各設問文と与件文とのリンクを貼ることで漏れなく・ダブりなく解答案を作成できます。

ちなみに、毎年100%上記4つの視点による設問が出題されていると言い切って良いです。
各設問文について、どの戦略の視点で書けば良いか分かってれば、少なくとも大外しは無くなる筈です。

フレームワークの活用は非常に重要です!!
次に、事例Ⅰの要である組織戦略と人事戦略についてもう少し詳しくお伝えします。

■組織戦略は経営戦略に従う

これは、チャンドラーが定めた命題になりますが、事例Ⅰを解くにあたっては非常に重要な考え方になると思っています。何故なら昨今の社会情勢やIT技術の進歩を見るに、中小企業の周りの環境が目まぐるしく変化していくため、環境変化に迅速に対応するためには揺れ動かない、確固たる経営戦略を決定する必要があるからです。

そして、組織戦略を策定するにあたっては、ハード面である組織構造とソフト面である組織文化の2つの視点から策定するのが良いとされています。
組織構造とは、組織を一定の要素に分解したものの繋がりでなり、企業が持つ経営資源をどのように配分するかがポイントになります。組織構造を明確化することにより、その企業の活動効率化が高まることとなります。
一方、組織文化とは、企業に属する従業員の間に共通して存在する価値観やものの見方・考え方から構築されていくものである為、組織文化の形成度合いによって従業員のモチベーションの高低が決まってきます。

解答すべき設問が「組織戦略」であると判断した場合に、さらにそれが組織構造に関する問題なのか、組織文化の視点で捉えるべき問題なのかまで整理できると、より出題者の意図に沿った解答が出来るものと考えています。

■人事戦略は経営戦略・組織戦略を踏まえて策定する

この考え方も非常に重要で、真意は、経営戦略や組織戦略について曖昧な状態で人事戦略を考えることはあり得ないということになります。
二次試験の設問においても、経営戦略・組織戦略について整理出来ていない状態で人事戦略に関する解答をしても得点に繋がらないと思って下さい。私もそうでしたが、受験生の中にも人事戦略についてはとりあえず「モチベーション向上のための施策」を書いておけば点数になると考えている方もいるのではないでしょうか。
企業のビジョンや目指す方向の実現にそぐわない人事戦略を提案しないことが重要です。前提として、経営戦略や組織戦略が確立している上で人事戦略を策定する。是非この考え方を取り入れてみて下さい。

人事戦略について問われている問題だと判断したら、従業員のモラール向上施策、および能力向上施策の2点から解答することを意識して下さい。過去の受験生の答案を見るに、モラール向上策しか書いていない方が多いのではないでしょうか。それだと20点満点だとしたら恐らく半分の10点しか取れていない可能性が高いです。具体的な人事システムを構築する際はモラール・能力向上の2視点から捉える様にして下さい。

※事例Ⅰに限らないことですが○○戦略について問われている問題は、必ず複数の切り口から書くことを心掛けましょう。1視点での解答では、論点がずれていると、最悪0点になる可能性があります。

■おわりに

いかがでしたでしょうか。
事例Ⅰは私にとって天敵で、中々得点源にすることが出来ませんでしたが、
「何の戦略について問われているのか」「組織戦略・人事戦略の設問だとしても複数切り口が存在すると加点される」というマインドで解くことで
結構安定して合格点を取れる様になってきました。
皆様も是非新しい考え方で問題に取り組んでみて下さいね。

次回はみやっちさんの登場です。
お楽しみに!

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