事例Ⅲ「課題は図示する」by のぶお

こんにちは。タキプロ12期の のぶお です。
この記事が載る頃には、初の実務補習真っ只中です。次回のブログでは実務補習の感想もシェアできればと思います。

さて、本日のテーマは事例Ⅲです。二次試験は2回受験していますが、事例ⅢはいずれもA判定(60点台中盤)で安定得点源でした。他の方も事例Ⅲのポイントを既に色々と書かれているので、今日は課題の設定に焦点を当てて書きたいと思います。

■課題とは

事例Ⅲに限ったことではないですが、「課題」は診断士試験と切っても切り離せません。とても大切なコンセプトなので、改めて振り返ってみたいと思います。

「課題」とは「現状」と「あるべき姿」のギャップです。「あるべき姿」を実現する為に取り組むべきことが「課題」です。

■課題は図示する

多少面倒でも、慣れないうちは課題をしっかりと図示することをお勧めします。書き方はとてもシンプルです。

まずは「現状」と「あるべき姿」を与件文や設問から抽出して以下のように書き出します。

「現状⇒(空欄)⇒あるべき姿」

この時、「あるべき姿」から先に明確化し、その後「あるべき姿」と関連性の高い「現状」を書き出します。「あるべき姿」という羅針盤によって、たくさんある現状の事柄の内、どの側面に焦点を当てれば良いかが見えてきます。

これで準備完了です。あるべき姿を実現する上で最も重要であることを、(空欄)のところに「課題」として書き出します。

この際、キーワードのみでなく、「〇〇を◇◇する必要がある」などのしっかりとした文章にして書くことがポイントです。いざ、書いて見返してみると、「あるべき姿の実現に繋がらない…」ということが分かったりします。

■複雑な問題の時は「なぜなぜ」で掘り下げていく図示も

「現状⇒課題⇒あるべき姿」という図示を横の図示だとすると、複雑な問題の時は課題を特定する為に縦の図示も役立つかもしれません。

仮に「現状」が「納期が守れていない」ことで、「あるべき姿」が「納期が守れていること」だったとすると、「現状」の下に「納期が守れていない原因」を掘り下げて書いていきます。この原因は複数出てくることが多いですが、「あるべき姿」に照らし合わせて最適なものを選びます。

■おわりに

図示はシンプルですがパワフルな思考ツールです。もうやってるよ、という方が多いとは思いますが、まだ実践に落とし込んでいない方は是非この機会に一度試してみてはいかがでしょうか。もう早7月ですが、これからも体調に気をつけながら試験勉強を頑張ってください!

次回はこあらさんの登場です。
お楽しみに!

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