事例Ⅳ 選択と集中による出題分野別勉強法 by スズ 

事例Ⅳ 財務・会計

皆様こんにちは。タキプロ12期の「スズ」です。今回は6回目のブログになります。
 ●第1回:企業経営理論~正解選択肢を効率よく絞り込もう~
 ●第2回:損益計算書の読み方
 ●第3回:【直前対策】経済学で抑えてほしい3つの論点
 ●第4回:【合格体験記】育児と仕事の狭間で・・・
 ●第5回:事例Ⅰ再現答案(R2)と設問用紙のメモ書き

二次試験が終わり、合格発表までの時間をどのように過ごしていますでしょうか。
そろそろ口述試験の対策を始めようとしている方、来年の試験に向けて再スタートを切った方…様々な方がいらっしゃると思います。

さて、今回は事例Ⅳという自分が最も苦手としていた教科の勉強法について共有したいと思いますので、少しでも皆さまの参考になれば幸いです。

■二次試験の科目別得点の狙い方

前のブログでも触れたことがありますが、私は財務を苦手としていたために、事例Ⅳは二次試験の中でもっとも不安材料が多い科目でした。

一次試験終了後から事例Ⅳの勉強を始めたのですが、限られた時間の中で合格点を取るために、得意科目(事例Ⅰ、Ⅱ)で得点を稼ぎ、苦手科目(事例Ⅳ)は足切りにならない程度に勉強する、という作戦を立てました。結果的にこれが功を奏しました。

当初、60点を合格ラインとした場合、事例Ⅰ、Ⅱで+15点、事例Ⅲは±0、事例Ⅳで45点~50点を想定していました。得点開示では事例Ⅳは54点となり、ほかの科目も狙い通りの結果になりました。

事例Ⅳは時間内にすべての問題を正しく解答するのが難しい科目と言われています。さらに計算問題があり、計算過程の記述も必要になるなど、ケアレスミスが発生しやすい科目です。たっぷり勉強時間を費やせる場合は別ですが、簿記の資格を持っている、元々得意科目である、仕事で経理や財務をしている状況でなければ、この科目で戦わないほうが得策だと思います。

それでは、事例Ⅳでどのように勉強したかについて、具体的にお伝えさせていただきます。

■選択と集中による事例Ⅳ分野別勉強法

ご存じのように、事例Ⅳでは分野ごとに出る確率がある程度予測できる状態になっており、ざっくりと下記のように分類することができます。

①ほぼ毎年出題されている分野(経営分析、CVP分析、NPV分析)
②直近複数年度で出題されている分野(CF計算、セグメント別損益計算)
③過去複数年度で出題されている分野(期待値、デリバティブ)
④まれに出題されている分野(財務レバレッジ、原価計算)


私は分野ごとに選択と集中を行い、時間をかけて勉強するもの、過去問だけサラッと見ておくものを明確に分けることにしました。上記の③と④はかけた時間に対して出題頻度と得点の可能性が比較的低いと思われるため、時間をかけすぎないように気を付けました。

経営分析、CVP分析、CF計算、セグメント別損益計算にのみ時間をかけ、NPV分析やその他の分野は過去問を1度だけ解き、基本の考え方を理解できれば深追いしないことにしました。

下図は「難易度」と「出題頻度」を個人的な印象からまとめたものです。

1分野につき平均して25点前後の配点があるため、出題される可能性が高い分野を2~3個程度確実に抑え、その他分野は記述式問題や計算過程を書かせる設問で部分点を取れれば、50点ラインには到達できると考えました。

難易度が低く、出題頻度が高い経営分析などの赤枠内にある分野に勉強時間を確保し、過去問を年度別にまとめて解き、さらに計算問題集にも取り組むことで安定した解答が書けるようにトレーニングしました。

設備投資の経済性計算に関する問題として正味現在価値(NPV)分析が頻繫に出題されていますが、考慮すべき要素が多く、計算過程が煩雑でケアレスミスが起きやすい傾向があるため、計算結果にミスがある前提で、計算過程の記述が(完璧ではないが)一部できる状態を目指しました。

■おわりに

私は事例Ⅳが苦手だったことや勉強時間が確保できなかったため、苦肉の策として出題頻度の低い分野の勉強優先度を下げました。対策した分野が想定通り試験に出題されたために運よく得点できましたが、取り組みに対する考え方自体は間違っていないと思います。

孫子兵法の「実を避けて虚を撃つ」という言葉にもある通り、「相手の強みを避けて、弱点をつく」ことが戦略として有効であり、実=強み(難問)を避けて、虚=弱点(得点を取りやすい問題)を狙うことが有効です。大事なのは自分の中に、どの問題を確実に得点し、何を捨てるかを明確に決め、徹底して実行することが重要なので、少しでも読者の皆さまの参考になれたらと思います。

次回はとしさんの登場です。
お楽しみに!

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