事例Ⅳは試験当日の戦略が重要です! by Dadao

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期のDadaoと申します。

4回目の投稿になります。今回は事例Ⅳについて書かせて頂きます。
(私の以前の記事、自己紹介はコチラ。①事例Ⅱのノウハウ ②事例Ⅰのノウハウ ③合格体験記

4月20日(土)19:00-21:00、4月21日(日)13:00-15:00にタキプロ春セミナー開催!

↓概要、申込みはコチラから↓

■はじめに

いよいよ2次本試験まで、あと10日と超直前期に入りましたね。皆さん様々な状況かと思いますが、2次試験の不確実性を考えると自信たっぷりの方は少ないのではと思います。着実に勉強していても気持ちは焦ったりしますよね。

私の場合は、某予備校の2次筆記試験本番リハーサルという自己採点の直前模試を受け、その出来があまりに悪かったので、ものすごく焦ったことを覚えております。
そこから改めて奮起し、「まだ時間はある。まだやれることはある。」と自分に言い聞かせ、分単位の追い込みモードになりました。2次試験のおよそ2週間前のことです。そこから徹底的に過去問を見返して論点整理し、これまでやってきた内容を総復習して本番に間に合わせました。

今思うと、結果的にそれがよかったのかと思っております。
2次試験はおそらく240点付近に数百人がいて、あと1点取れるかどうかで合否が分かれるガチンコ勝負かと思います。しかも1次試験をクリアした優秀な方々と競っているのです。余裕かましているヒマは全くないと考えて、残りの時間でやれることを冷静に分析し、がむしゃらに全部やりつくして当日にのぞむことが必要です。
試験後に後悔しないように、あきらめずにやれることを徹底的にやって頂きたいと思います。

なお、ピーキングの観点で、試験当日に最高のパフォーマンスが出せるように、体調管理の徹底と前日はゆっくり休む、ということは是非実践して頂きたいと思います。

さて、直前期のブログとして私の書きたいことは上記が殆どなのですが、今回は事例Ⅳのノウハウがテーマなので、事例Ⅳの試験当日の戦略に関して少し触れさせて下さい。

■事例Ⅳの試験当日の戦略

事例Ⅳは、勉強すればするほど点数があがるので、とにかく毎日問題を最低1問は解いて、地道にレベルアップを図る必要があるとよく言われますが、全くその通りと思います。
私も直前期は、毎日、事例Ⅳ+事例Ⅰ~Ⅲのどれかを勉強する、という形で進めてました。
そのように地道に積み上げて事例Ⅳの実力をつけたとしても、試験当日を戦略的に進めないと実力が発揮できないケースがあります。
戦略的とは、単純に解く問題の優先順位をつけ、難易度の低い問題を確実に得点することです。
難易度が高い問題に時間を取られ、難易度が低い問題で得点できなかった、では目も当てられないでしょう。

■試験当日の優先順位

事例Ⅳは問題毎に難易度が大きく異なるので、難易度が低い問題を確実に得点することが最重要事項です。難易度が低い問題を落としてしまうと、事例Ⅳで合格点獲得は難しいと思います。とにかく、解ける問題を確実に解いて得点を積み上げていく、というイメージを持つ必要があります。

以下では各単元ごとの優先順位を簡単にコメント致します。

経営分析:経営分析ができないと診断士としての基本の活動ができないと思われてしまうので、徹底的に練習して8割確保を目指しましょう。

記述問題:会計的な知識を問われるケースもありますが、与件文に沿った事例企業に必要な対策(財務観点でないこともある。)を求められるケースも多いので、記述問題もじっくり解答し確実に得点することを目指した方がよいです。(他の問題の難易度が高い場合、記述問題で題意に沿った解答ができていれば、調整によりかなりの点数が入る可能性があります。)

CVP分析:設問が複数ある場合は、最初の設問は難易度が低いケースが多いので焦らずに確実に得点し、次の設問に時間がかかりそうであれば、飛ばして他の問題にとりかかる方がよいと思います。

NPV他:CVPと同様、設問が複数ある場合は、最初の難易度が低い設問を確実に得点し、次以降の設問の難易度が高いようであれば、飛ばして確実に取れる問題にとりかかる方がよいと思います。

上記を勘案し、私の場合は、問題を解く順番はだいたい1(経営分析)⇒4(記述問題)⇒3(2)⇒2(3)と決めておりました。もちろん想定外のケースも十分あるので臨機応変に問題の難易度を見極めての対応が必要です。

ポカミスに関して:誰でもポカミスを起こす可能性はあります。それを防ぐミス対策が重要です。
 単位、切り上げ/切り捨て/四捨五入、その他自分のミスのクセ、などは、ミスノート等を作成し、そのミスを具体的にどのような対策をたてれば防げるか自分なりの答えを出す必要があります。私は単位や切り上げ切り捨てなど見落としがちなものは、グリグリマークをして徹底的に目立たせていました。

■おわりに

事例Ⅳは、難易度が低い問題をミスなく確実に得点することで、40~50点くらいは取れるのではと思います。半分程度を確実に得点できれば、その後は、部分点を積み重ねる形で合格点を目指せると思います。
難易度の見極めが難しい場合は、5分考えて解答手順も見つからないような時は高難易度の設問かと思いますので、深追いせずあっさりと他の設問に移るという機転/勇気が必要になります。
是非、戦略的に80分をフルに使って得点を積み上げて、これまで培った実力を十分に発揮してください。
皆さんの合格をお祈りしております!


次回はアライさんの登場です。
お楽しみに!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
↓下のボタンを押して、読んだよ! と合図していただけると、とっても嬉しいです。
(診断士関連ブログの人気ランキングサイトが表示されます[クリックしても個人は特定されません])

にほんブログ村

にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ

皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪

タキプロ中小企業診断士 WEB勉強会の参加申請はこちら↓

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です