【試験を終えて①】モーリー流の自己採点 by モーリー

2週間ぶりです。モーリー@タキプロ関西9期です。

私の合格体験記はこちらです。

今までの記事はこちらです。

今回は、正解の分からない二次試験で、私が受験生時代にしていた自行採点方法を紹介したいと思います。

 

<誰も分からない二次試験の正解>

中小企業診断士の二次試験の正解については、協会から正式な模範解答などが公表される事もないので、誰も分かりません。(作問者以外ですね)

各受験校等は、講師の先生方が、問題を自ら解いて、校内の先生方とすり合わせ等を行って模範解答を公表していると思います。

各受験校毎に模範解答にも大小の違いが生まれるため、どれに当てはまれば合格ラインを越えているのかを判断するのは、いち受験生しては、とても難しいと思います。

また、どこの模範解答にも当てはまらない場合もありますが、それが不正解だとも言い切れないのが現状です。

とはいえ、合格発表まで、かなり時間があるため、何かしらの感触を得たいはずです。

そこで、私は、合格するまでの3年間、最大公約数的な感じでの自己採点を行っていました。

 

<解答の最大公約数を抽出して比較する>

まずは、各受験校の模範解答を、なるべくすべて集めます。

それを、各事例毎にシートを分けたエクセルに、設問毎に模範解答で書かれている主要なキーワードを抜き出して、受験校毎に分けて、記入していきます。

そうすると、どこの受験校にも書かれているキーワード、一部の受験校だけ、または一校だけでしか書かれていないキーワードが分かります。

そこへ、自分の再現答案も、同様に記入していきます。

すると、どれぐらい一致しているかが、一目で分かります。

また、受験校の模範解答も偏りがある場合が多いので、もう少し精度を高めるため、勉強仲間や友人の再現答案も、そこに並べて記入していきます。

できれば、5ch(旧2ch)に上がっているものや、ブログで公開しているものも、根こそぎ拾い集めて記入をしていきます。

そうすると、多くの受験生が書いているキーワード等が見えてきます。

ある意味、一人で勝手に「ふぞろいな合格答案」を作るようなものですが、エクセルで表にしてみることで、自分の解答の位置づけが良く分かります。

どこの誰とも一致するものが無い解答なのか、幅広く一致するものが多い解答なのかで、何となくの感触を得られると思います。

尚、この自己採点のポイントは、自分の解答に対しては、キーワードの一致具合を甘く判断しない事です。

 

と、ここまで書いておきながら、二次試験の採点基準は、正解キーワードが含まれているかではなく、一連の解答の一貫性が重視されているという話もあります。

なので、あくまでモヤモヤ感を少し晴らすために、ある程度の感触を得るという感じで、試してみてもらえればと思います。

 

では、タキプロ関西がお送りする土曜の2連発更新。

今日の午後は、かみそんさんです。お楽しみに!

========================

【勉強会・セミナーの詳細、お申込みはこちらのページから】

【メルマガの過去記事はこちらのページから】

【メルマガの購読はこちらのページから】

========================

————————————————————–

2018年タキプロ関西 セミナー

————————————————————–

■■■■■ 勉強会 関西 ■■■■■
2018年度試験向け勉強会はすべて終了しました。タキプロ一同、皆様の合格を心よりお祈りしております!

■■■■■ セミナー 関西 ■■■■■
2次試験合格発表後は、下記のセミナーに申し込みを!!

①口述セミナー
日時  12月12日(水)19時開始予定
場所  大阪産業創造館
申込開始日  12月7日(金)AM予定(こくちーずにて)

②実務補習セミナー(2月から始まる実務補習の表裏話)
日時  2019年1月13日(日)14時開始予定
場所  大阪産業創造館
申込開始日  12月7日(金)AM予定(こくちーずにて)

※ 詳細は改めて更新いたします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

↓下のボタンを押して、読んだよ! と合図していただけると、とっても嬉しいです。(診断士関連ブログの人気ランキングサイトが表示されます)

皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪

Follow me!

【試験を終えて①】モーリー流の自己採点 by モーリー” に対して2件のコメントがあります。

  1. サトシ より:

    今の僕と同じことをやっている方がいらっしゃったので、コメントしてみました。
    僕も事例Ⅰ〜Ⅲに関しては実際に予備校の模範解答を集め、過去のふぞろいにある得点要素の中身からある程度補充し、ふぞろいのように自分なりに得点要素と配点を定めて採点基準を作り、それに当てはめて自己採点をしてみました。
    配点も過去のふぞろいの内容を踏まえて客観的につけましたし、僕が解答していない内容も公平に採点基準を設けています。
    また、減点方式も取り入れ、「手待ちの多さに気づけなかった。事例Ⅲは7点マイナスしよう」というような判断も行なってみました。
    事例Ⅳも昨年の加点のパターンを分析し、今年の得点パターンを予測(経営分析、計算過程欄、後ろの記述が合っていれば高配点)しました。
    予備校の模範解答にある部分のみに加点をするなど厳しく見積もってみましたが、結果的に事例Ⅰから63、66、55、65という形になりました。
    また、何名かの受験生とは再現答案を交換し、その方の解答も僕が作成した採点基準で採点してみましたが、僕は各科目で5〜15点の差をつけていることがわかりました。
    今度は29年と28年の得点開示と再現答案を共に公表している人の解答と事故の度合いから、実際の得点予想をしてみたいと思っています。

    1. ユーザタキプロ より:

      サトシさん
      コメントありがとうございます。モーリーです。
      私の自己採点よりも精緻にされているようで、正確性が高そうですね。
      二次試験が相対評価と言われており、何等かの得点への調整が入るようですが、
      たぶん誤差10点内になるのではないかと思います。
      それを踏まえてもサトシさんは、十分合格ラインに乗っているのではないでしょうか。

      ぜひとも、過去年度も網羅して、自己採点方法の正確性を高めてください。
      また、それを後進の方々に向けて、共有していただければと思います。
      合格をお祈りしております。

ユーザタキプロ へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です