メージのラジカル設問分析 第2回~設問分析いつするの?~

 

おはようございます。メージ@タキプロです。
「メージのラジカル設問分析」第2回です。第1回はこちら

さて前回の宿題で、なぜ設問分析は重要なのか?という質問を出しました。
この質問の回答の前に、もう一つ質問をしてみたいと思います。

 

  • 与件把握との関連

みなさんは、試験時間中、どのタイミングで設問分析をしますか?
(設問を最初に読みますか?)

この質問の答えは大きく2つの選択肢に分けることができると思います。
A:与件本文を読む前
B:与件本文を読んだ後

タキプロでは、6月のセミナーで公表してましたが、すりっぷさんがB派でしたね
しかし多くの予備校で、「A:与件本文を読む前」に設問分析をするように指導していると思います。
独学者でも「B:与件本文を読んだ後」と回答する方は少ないのではないでしょうか?
なぜ予備校はAをお勧めし、多くの受験生はAを選択するのか考えたことありますか?

理由は簡単、Bだと非効率だからです。

速読術の本を読んだことがある方はご存知だと思いますが、それ系の本では、大抵、目的意識を持って読むことが大事だと説かれています。目的に徹底的にフォーカスした、要領の良い読書を目指さなければ速読はできないという主旨です。

これは、事例問題にも言えます。小説等を楽しむように与件本文を丁寧に読んで、趣味の領域で楽しむのはアリだと思います。(与件本文もたまに趣のある表現があったりして面白いですよね(笑))
しかし、本試験は80分しかありません
あらかじめ設問分析で、

与件本文の想定をしておく

問われていることに対する答えを探しに行くつもりで読みにいく

ということをしなければ、時間内に解答までたどり着くのは不可能になります。
設問分析での想定力(ラテラルシンキング)が高くなると、与件の内容が理解しやすくなり、見落としてしまいがちなちょっとした与件の言い回しでも、ヒットできる確率が高くなります。詳細については追々説明していきます。

 

  • 詳細分析、解答編集との関連

詳細分析、解答編集(これも予備校によって呼び方がそれぞれあると思いますが)を与件を読む前にする人は流石にいないと思います。
つまり、誰もが、詳細分析、解答編集時には、必ず与件の情報がインプットされている状態で臨んでいるということになります。
もし詳細分析が甘い状態でこの工程に進むと、与件の情報でフィルターがかかってしまい、

1.5次知識が浮かびにくくなり
解答の方向性が凝り固まってしまう

という状態に陥りやすくなります。
もっと酷い症状だと、与件にのめりこみ過ぎて、問われていることにすら答えていないという状況に陥ってしまいます。
みなさんもそのような経験ありませんか?
これも実は、詳細分析や解答編集の能力が低いのではなく、設問分析の能力(ラテラルとロジカルシンキング)が足りていないことに起因している可能性が高いです。このことについても後々説明していきます。

 

まとめると、設問分析は、

80分の中で、最初のアクションであり、与件把握、詳細分析、解答編集等全ての後工程と関連性がある。

よって、

全ての後工程の品質に影響を与え、事例の解答品質自体にも大きく影響を与えるため、設問分析はとても重要である。

対策として、

設問分析力(ラテラルシンキングとロジカルシンキング)を上げることで、事例を励起状態(ラジカル)にし、後工程につなげていく反応開始点とすることが重要となる。

となります。最後は、解答っぽくまとめてみました(笑)。
今回はここまで。
次回は、メージ流・設問分析の手順について紹介したいと思います。
それでは、また次回!

(次回は来週水曜夜の更新になります。)

 


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・8/15(木) 19時~21時半 京橋区民館 題材:H24事例1

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・8/29(木) 19時~21時半 八丁堀区民館 題材:H24事例3

*8月の勉強会は初学者と経験者でテーブルを分けて実施の予定です。
*初学者の方はできれば題材の過去問を解いて解答を作成ください。難しいようであれば過去問に目を通しておくだけでも結構です。
*経験者の方は題材の過去問を解いて、解答のコピーを8部 ご用意ください。
*時間の都合上、全部の設問を扱うことはできません。あらかじめご了承願います。

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